胃ろう - 介護施設の探し方ガイド

胃ろう

胃壁にチューブを通し、栄養を胃へ直接送る処置のこと。脳血管障害や認知症により嚥下障害がある方、自発的に食事ができない方、誤嚥性肺炎を繰り返す方などの、治療や延命のために造設されます。

措置・病気の概要

胃ろうは病気で食事や嚥下が難しくなった方の胃に直接チューブを通し、おなかから栄養をとれるようにしたもので、「PEG(ペグ)」とも呼ばれています。以下のような方に適用します。


・自発的に口から栄養を摂取できない方
・誤嚥性肺炎を繰り返す方
・クローン病など、長期間の経管栄養療法が必要な方


腹壁に取り付けられたボタン型やチューブ型のカテーテルから、栄養(経管栄養剤)を胃に直接送り込みます。経管栄養剤には液体のものと、半固体のゼリー状のものがあります。これまでは液体が主流でしたが、寝たきりの方などの逆流による誤嚥を防ぐ観点から、近年では半固体状の利用者も増えてきました。


また、胃ろうをつけていると全く口から食事がとれないということはなく、食事のリハビリの一環として安全な範囲で食事を行うこともあります。胃ろうの方に経管で栄養を投与する行為は医療行為に当たるため、基本的に医師や看護師しか行えません。ただし、いくつかの条件を満たしていれば介護職員でも実施は可能です。

利用に適した施設

介護付き有料老人ホーム 住宅型有料老人ホーム 健康型有料老人ホーム

サービス付き高齢者向け住宅 グループホーム 軽費老人ホーム・ケアハウス

特別養護老人ホーム 介護老人保健施設 介護療養型医療施設

下記の条件を満たしていれば介護職員でも胃ろうの方の経管栄養投与ができます。


・決められた研修を受講済みであること
・医師や看護師との十分な連携がとれていること
・医療者の監督のもとで行われること
・本人や家族の承諾があること


ただ実際には人手不足などの理由から、この条件を満たすだけの環境を整えるのが難しい現場もあるようです。医療・看護体制が整っており、24時間看護師がいるような施設では受け入れOKのところも多いですが、要相談、受け入れ不可という施設も少なくありません。

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