介護のほんねで「納得いく老人ホーム」を検索するコツ
老人ホーム・介護施設探しを始めたのに、なかなか希望に合うところが見つからなくて困っているという方もいるでしょう。そこで今回は、介護のほんねを使って納得できる老人ホームを探す方法をご紹介します。
介護のほんねで検索する前に考えておくべきこと
介護施設への入居を考え始めても、希望にぴったり合う施設を見つけるのは案外難しいものです。老人ホームや介護施設は種類が多いうえ、入居条件や料金面が複雑で分かりにくいことも多々あります。
特に「退院の期日が迫っている」「在宅での介護に限界を感じている」など入居を急いでいるケースでは「ひとまず空いているところに入るしかないのか」と諦めてしまうこともあるかもしれません。しかし入居後の生活を考えると、できる限り希望に沿った施設を見つけたいものです。
介護のほんねを利用することで、条件に合う施設をスムーズに見つけられます。上手な施設探しの方法を見ていきましょう。
まずは入居条件をもとに優先度を決めておきましょう
施設探しで何を優先すればいいか分からないという方は、まず希望する条件について考えてみましょう。主に軸となる条件は「エリア」「必要なケア」「費用」です。
ではそれぞれの要素について具体的な条件例をみていきましょう。各項目ごとに「優先度高め」「妥協できる」「こだわりなし」かをチェックしてください。おのずと譲れない条件が絞れてきます。
エリア
「エリア」は要介護者の自宅の近くのほか、面会の利便性を考えて家族のそばに呼び寄せるというケースも多々あります。すぐ近くに施設がない場合、面会のための移動時間も考えておきましょう。
条件例 | 優先度 高め |
妥協 できる |
こだわり なし |
---|---|---|---|
最寄り駅から徒歩10分以内の施設に住みたい | |||
家族が通いやすいエリアで暮らしたい | |||
車でのアクセスが便利、かつ駐車場がある | |||
閑静な住宅地が好ましい | |||
活気ある場所が好ましい | |||
買い物できる施設がそばにある | |||
近隣に公園や河川敷などの自然豊かなスポットがある |
必要なケア
医療的な措置などの「必要なケア」に対応できるかどうかは、施設探しの重要なポイントになります。いくら気に入った施設でも、ケアに対応できなければ入居はできません。必ず事前に入居者の方の持病や、必要な医療措置について把握をしておきましょう。
条件例 | 優先度 高め |
妥協 できる |
こだわり なし |
---|---|---|---|
日常的に介護が必要である | |||
医療依存度が高いまたは夜間の医療ケアが必要である | |||
認知症があり、認知症ケアに取り組んでいるホームで暮らしたい | |||
今後に備えて介護サービスがあるホームで暮らしたい | |||
自宅と変わらない自立した生活を送りたい | |||
外部の介護サービスを利用したい | |||
看取りを希望している |
費用
また「費用」に関しては、入居一時金と月額利用料について「いくらまでなら支払えるのか」を考えておきましょう。無理をして家賃の高い施設に入居しまうと、入居後の生活が続かなくなってしまいます。
条件例 | 希望額 |
---|---|
月額費用をいくらに設定するか | 円 |
初期費用をいくらに設定するか | 円 |
医療費・介護費・娯楽費をいくらに設定するか | 円 |
一方で「施設の種類」は最初から無理に絞り込む必要はありません。最近では「サービス付き高齢者向け住宅でも介護体制が充実している」「費用が高いイメージがある介護付き有料老人ホームでも意外と低額なところがある」など、施設の種類だけで判断しないほうがいいケースも多いのです。
エリア、特徴、費用などで絞って探せます
条件がある程度決まってきたら、介護のほんねで実際に検索していきましょう。介護のほんねでは、さまざまな条件で施設を絞り込めます。
エリアで探す
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関東 [12230]
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北海道・東北 [6915]
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東海 [4888]
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信越・北陸 [3312]
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関西 [6679]
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中国 [3581]
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四国 [2057]
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九州・沖縄 [7730]
エリアは比較的決めやすい条件の1つです。最初に、老人ホーム・介護施設を探したい都道府県を選択してください。
さらにエリアを限定したい方は、市区町村や路線・駅を選んで検索してください。複数選択も可能なため、候補になりそうなエリアはチェックしておきましょう。対象の施設数が増えるので選ぶ範囲が広がります。
施設の種類・要介護度・空室状況で探す
エリアで絞り込めたら、基本的な条件を追加していきましょう。
入居を予定されている方の状態に応じて「自立」「要支援・要介護度」をチェックすれば、入居可能な施設だけに絞り込めます。
「今すぐに入居したい」という場合は「空室あり」の施設だけに絞ってみましょう。数は限られますが、スムーズに入居できる施設を見つけられます。
施設の特徴で探す
詳細な条件を設定すれば、候補をさらに絞ることができます。
たとえば「24時間看護師常駐」「認知症 相談可」といった受け入れ体制や「居室キッチン付き」「カラオケ有り」などの施設設備で探すことが可能です。他にも「アルツハイマー型認知症」「誤嚥性肺炎」「がん」など、高齢者に多い病気を受け入れてもらえるかどうかも検索条件になっています。
希望条件に該当する項目には、チェックを入れて検索してみてください。
費用で探す
気になる費用で絞り込むことも可能です。ただし1つの施設でも複数の料金プランがあり、入居想定期間によっては適切なプランが異なるケースも多々あります。
「料金で絞り込むと該当する施設がなくなってしまう」という場合は、費用の条件をいったん外してみましょう。希望に合う施設の相場を把握するのも一案です。
以下の記事では老人ホームの費用について種別ごとに相場を紹介しています。参考にしてください。
会員登録をする3つのメリット
介護のほんねに会員登録をすると、より便利に施設探しを進められます。会員登録の3つのメリットを紹介しましょう。
資料請求ができる
気になる施設が見つかったとき、1件ずつ資料を請求するのは時間も手間もかかります。介護のほんねに会員登録をすれば、気になる施設の資料をまとめて請求することが可能です。
「施設に電話をかける時間がない」「住所や連絡先を毎回伝えるのが面倒」という方も、介護のほんねのホームページから一括で依頼できるので便利です。
入居決定で入居支援金がもらえる
介護のほんねを通してお問い合わせいただいた施設に入居が決まったら、入居支援金を贈呈いたします。ささやかですが、新生活の準備や交通費などにお役立てください。
入居支援金の金額は、検索結果一覧ページや施設詳細ページに表示されている「入居支援金アイコン」の中に記載された金額から振込手数料を除いた金額となります。
なお、お問い合わせいただいた施設が満室などの理由で、同法人が運営する系列施設に入居されることになった場合、入居支援金の金額が変わることがあります。あらかじめご了承ください。
施設検索から見学まで入居相談員のサポートを受けられる
介護のほんね入居相談室では、老人ホーム・介護施設探しに関するあらゆるご相談をお受けしています。「希望に合う施設がうまく見つけられない」という場合も、お気軽にご連絡ください。条件をうかがったうえで、おすすめの施設をご紹介します。
見学日程の調整など、施設とのやり取りもお任せください。「1日で複数の施設をまわりたい」といったご要望にも、施設と連携を取りながらできる限りお応えします。
施設に直接聞きづらいことも相談者に代わって確認しますので、お気軽にご相談ください。入居前に不安をしっかり解消しておきましょう。
豊富な施設からご予算などご要望に沿った施設をプロの入居相談員がご紹介します