大阪市福島区のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「いきいきハウス♪」をはじめとした、大阪府/大阪市福島区の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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大阪市福島区の老人ホーム・介護施設について

福島区は、大阪市を構成する24区のうちの1つです。春には区内の各所で区の花「のだふじ」が見られます。こちらでは「大阪市福島区での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

大阪市福島区の特徴

大阪市中央卸売市場本場（CC 表示 3.0, リンク）

大阪市福島区の人口は7万8,426人です。65歳以上の高齢者人口は1万5,028人で、高齢化率は19.16%となります。大阪市福島区の面積は4.67㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2022年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（4月1日時点）」

大阪市福島区の魅力

大阪市福島区は、梅田地区ほか大阪の繁華街から近いエリアです。近年では大型マンションが建設され、人口は増加傾向にあります。「ほたるまち」は、2008年に梅田・福島・中之島が接する場所に誕生した複合施設です。商業施設や民間の放送会社、スーパーやレストラン、タワーマンションの機能が集まっています。

発展を遂げる一方で、大阪市福島区には歴史的建造物が残っています。「莫大小会館」は、1929年から1937年にかけて大阪輸出莫大小工業組合の事務所として建設されたものです。このほか1934年に建てられた国の登録文化財「旧川崎貯蓄銀行福島出張所」、1926年に竣工した「日本基督教団大阪福島教会」といった戦前からの建造物が当時の姿を現代に伝えています。

大阪市福島区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

大阪市福島区の主要な駅

大阪市福島区内には、JR大阪環状線・東西線、阪神本線、大阪メトロ千日前線が通っています。主要な駅は大阪環状線の「福島」駅です。阪神本線の「福島」駅、東西線の「新福島」駅が近く、徒歩3分ほどで乗り換えられます。

福島区役所

福島区役所の所在地は、大阪市福島区大開1丁目8-1です。大阪メトロ千日前線「野田阪神」駅から徒歩約5分で着きます。バスを利用する場合は、シティバスの「福島区役所前」バス停からすぐです。

要介護認定の際は、大阪市認定事務センター（介護保険）へ必要書類を郵送します。

参考：福島区役所

大阪市福島区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

大阪市福島区の地域包括支援センターは「あいあいセンター」という名称で、1カ所設置されています（2012年11月1日現在）。

参考：大阪市福島区「地域包括支援センターってどんなところ？」

大阪市福島区のイベント

のだふじ（KENPEI - KENPEI's photo, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

大阪市福島区で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「のだふじまつり」は、例年4月に「下福島公園」で開催されるイベントです。区の花になっている「のだふじ」を眺めながら、各種ステージや抽選会、屋台ブースでの飲食を楽しめます。

「野田恵美須神社夏祭」は例年7月19日・20日の2日間にわたり「野田恵美須神社」で開催されるお祭りです。太鼓に先導されて、だんじりや鯛ほこ、約240年前の神輿の巡行を見学できます。このほか、すずめ踊りの衆が市道を練り歩きます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

大阪市福島区の高齢者支援制度

大阪市福島区が展開している高齢者の支援制度をご紹介します。

介護用品の給付

要介護高齢者の方を在宅介護している家族に介護用品と引き換えられる給付券を交付しています。給付されるのは、紙おむつや尿取りパッド、清拭剤、ドライシャンプー、使い捨て手袋といった介護用品です。1カ月あたり6,500円分の給付券が年間最大12枚交付されます。

対象となるのは、次のいずれかに当てはまる高齢者の方を在宅介護する家族のうち、対象者と介護者全員が市民税非課税である世帯です。

市内在住で要介護4・5の方
市内在住の要介護3で、認定調査票の「排尿」「排便」のどちらかが全介助の方

参考：大阪市「介護用品の給付」

ふれあいや安否確認のサービス（ふれあい収集）

ごみ出しが困難な高齢者の方を対象に、環境局の職員が家庭までごみ収集に来るサービスです。約束の曜日にごみが出されていない場合、環境事業センターから事前に登録していた連絡先へ安否確認を要請します。基本的に費用はかかりませんが、粗大ごみの回収には別途処理手数料が必要です。

対象となるのは、65歳以上の一人暮らし世帯、高齢者のみの世帯、障害のある方が住んでいる家庭で、ごみの持ち出しが難しい方です。

参考：大阪市「ふれあいや安否確認のサービス」

生活支援型食事サービス事業

食事の確保が難しい高齢者の方を対象に、昼食・夕食の配食と安否確認をおこなうサービスです。また利用者の希望に応じて、噛んだり飲み込んだりする能力に応じた食事を届けます。

対象となるのは次の方です。

次の要件すべてに該当する高齢者の方
1. 要支援1以上の方
2. 一人暮らし、要支援1以上の方のみの世帯、要支援1以上5に認定されている方と下記（2）の障がい者だけの世帯
次の要件すべてに該当する障がい者の方
1. 身体障害者手帳1・2級、または療育手帳（B2を除く）、または精神障がい者保健福祉手帳（3級を除く）を持っている方
2. 一人暮らし、障がい者のみの世帯、障がい者と上記（1）の高齢者だけの世帯

参考：大阪市「生活支援型食事サービス事業」

大阪市福島区で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

大阪市福島区で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。大阪市福島区と隣接する地域には、同じ大阪市此花区・西区・西淀川区・淀川区・北区があります。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。