大阪市東住吉区のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「ピースフリー針中野」、「ケア・パレス東住吉苑」、「そんぽの家S 田辺」をはじめとした、大阪府/大阪市東住吉区の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は18件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 18件

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大阪市東住吉区の老人ホーム・介護施設について

東住吉区は、大阪市を構成する行政区の1つで、南部に位置しています。JRや私鉄の沿線が商業地域として発達し、利便性が良いエリアです。ここでは「大阪市東住吉区での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

大阪市東住吉区の特徴

東住吉区役所・区民ホール（Bakkai - 投稿者自身による作品, CC 表示 3.0, リンクによる）

大阪市東住吉区の人口は、13万1,843人です。高齢化率は28.3％で、高齢者の人口は3万7,307人になります（2021年1月1日現在）。

大阪市東住吉区の面積は、9.75㎢です。都心部へアクセスしやすいエリアであるため、区のおよそ9割を住宅地が占めるベッドタウンとなっています。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／東住吉区「まちの統計」「まちのあらまし」

大阪市東住吉区の魅力

大阪市東住吉区の北部は、阿倍野（あべの）や天王寺（てんのうじ）といった繁華街が近く、利便性に優れています。“市民の台所”として知られている「大阪市中央卸売市場東部市場」があり、食品流通の拠点です。

南部には活気にあふれる「駒川商店街」などがあり、下町情緒ある街並みが広がります。

また、東住吉区の「長居公園」は大阪市内で3番目の広さを誇る公園です。園内には、プロサッカークラブ・セレッソ大阪の本拠地である長居競技場のほか、テニスコート、プール（屋内・屋外）、郷土の森、植物園、自然史博物館があり、運動や自然を楽しめます。

スーパーやコンビニ、飲食店はもちろん、総合病院「東和病院」をはじめとした医療機関もあり、高齢者が過ごしやすい環境も魅力のひとつです。

大阪市東住吉区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

大阪市東住吉区の主要な駅

大阪市東住吉区には、JR関西本線（亀山－難波）や近鉄南大阪線、大阪メトロ谷町線が走っています。主要な駅は、「駒川中野」駅や「針中野（はりなかの）」駅、「田辺」駅、「東部市場前」駅です。交通の便が良い区ですが、通勤通学ラッシュの時間は混み合うので避けるようにしましょう。

東住吉区役所

東住吉区役所は、大阪市東住吉区東田辺1-13-4にあります。「駒川中野」駅から徒歩8分、バスを利用する際は「東住吉区役所前」バス停から徒歩1分です。

なお大阪市の要介護申請は「大阪市認定事務センター」にて、郵送のみで受付けています。郵送先は大阪市西成区出城2-5-20です。東住吉区役所では申請できませんので、ご注意ください。相談や質問がある際は、保健福祉課介護保険・高齢グループで受け付けています。

参考：東住吉区役所

大阪市東住吉区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩みごとを無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

大阪市東住吉区の地域包括支援センターは4カ所です。無料で相談できるため、気軽に利用できます。

地域包括支援センター	所在地	担当地域
東住吉区地域包括支援センター	田辺2-10-18	北田辺、今川、田辺、南田辺
東住吉北地域包括支援センター	桑津3-14-27	育和（いくわ）、桑津（くわづ）
中野地域包括支援センター	湯里1-1-30	東田辺、南百済（みなみくだら）、湯里（ゆざと）、鷹合（たかあい）
矢田地域包括支援センター	矢田6-8-7	矢田北、矢田東、矢田中、矢田西

参考：社会福祉法人大阪市東住吉区社会福祉協議会「東住吉区地域包括支援センター」

大阪市東住吉区のイベント

大阪市東住吉区で毎年恒例となっているお祭りやイベントを紹介します。

「駒川まつり」は、毎年7月下旬に駒川商店街の周辺で開催されているお祭りです。地元の子どもたちの「よさこい踊り」や、お笑い芸人の漫才など、さまざまな催しがあります。特設ステージでの、盆踊り大会は、活気あふれるイベントです。誰でも参加できるため、老若男女を問わずたくさんの方で盛り上がります。

「東住吉区民フェスティバル」は、毎年10月頃に開催されているイベントです。長居公園自由広場が会場となり、東住吉区の住民が合唱やダンス、楽器演奏などを披露します。飲食物などの販売もおこなわれる、バラエティーに富んだ催しです。

老人ホームによっては、外出レクリエーションを企画し、お祭りなどに参加するケースもあります。参加したい方は「地域のイベントに参加しているか」など、見学時にスタッフに聞いてみましょう。

大阪市東住吉区の高齢者支援制度

ここでは、大阪市が展開している高齢者の支援制度をご紹介します。

介護用品の給付

介護が必要な高齢者とその家族を経済的にサポートするため、介護用品と引き換えができる給付券を交付する制度です。給付券は1カ月1枚で、6,500円分の介護用品を購入でき、超えた分は自己負担となります。

高齢者本人の世帯と、在宅介護している家族の世帯がともに市民税非課税の場合のみ、利用できます。加えて以下の条件に当てはまる方が対象です。

要介護4～5の認定を受けている方
要介護3で認定調査票の「排尿」「排便」のいずれかが全介助の方

給付の対象となる介護用品

紙おむつ／尿取りパッド／清拭剤／ドライシャンプー／使い捨て手袋／介護用スプーン・フォーク／介護用箸／差し込み式便器／差し込み式尿器／防水シーツ／口腔ケア用品／食事用エプロン／消臭剤／とろみ剤

参考：大阪市「介護用品の給付」

ふれあいや安否確認のサービス

対象は、高齢者や障がい者のみの世帯で、ゴミ出しが難しい方です。環境局のスタッフが家庭を訪問し、普通ゴミや資源ゴミ、容器包装プラスチック、古紙・衣類を収集します。ご希望があれば、粗大ゴミの搬出も対応可能です。

収集日には、「こんにちは、ごみを持っていきます」と声をかけるので、安否確認としての役割も担います。

参考：大阪市「ふれあいや安否確認のサービス」

緊急通報システム事業

急病時に迅速な対応ができるように4つの事業をおこなっています。65歳以上、または重度の身体障害を抱えている方のうち、「一人暮らし」「1日8時間以上一人暮らしの状態になる」「高齢者のみの世帯」のいずれかに当てはまる方が対象です。

利用希望は、東住吉区役所の保健福祉課介護保険・高齢グループで受け付けています。

事業内容	内容
緊急通報対応	据え置き型とペンダント型の緊急通報装置をレンタル。緊急ボタンを押すと、受信センターと通話ができ、状況に応じて家族に連絡したり、救急車の出動を要請したりします。
24時間健康相談	健康や生活の悩みや不安に、看護師がアドバイスします。
お伺い電話	年1回、利用者の自宅へ電話をかけて、健康状態や生活全般の様子を確認。適切な助言をおこないます。
委託業者による緊急駆けつけ	緊急通報を押した後に、登録している家族（協力者）が対応できない場合、委託業者が駆けつけて、安否確認や救援・救急活動を実施します。

参考：大阪市「緊急通報システム事業」

大阪市東住吉区で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

大阪市東住吉区で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。大阪市東住吉区は、大阪市平野区、阿倍野区、住吉区、生野区、松原市と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。