老人ホームの入居相談ができる5つの機関を紹介

老人ホーム探しは、専門的な知識を持つ人に相談することで、よりスムーズに進められます。今回は、老人ホームの入居相談ができる5つの機関とそれぞれの特徴を紹介します。

老人ホームの入居相談ができる5つの機関を紹介
平栗 潤一

この記事の監修

平栗 潤一

一般社団法人 日本介護協会 理事長

大手介護専門学校にて教職員として12年勤務し、約2000名の人材育成に関わる。その後、その経験を活かし、認知症グループホームや訪問介護、サービス付き高齢者向け住宅などの介護事業や、就労継続支援B型事業所や相談支援事業所などの障がい福祉事業を運営。また一般社団法人日本介護協会の理事長に就任し、介護業界の発展を目指して活動中。

「老人ホーム探し」は専門家に相談した方がいい

老人ホーム探しはほとんどの場合、初めての経験です。老人ホームには様々な種類があり、施設ごとに入居条件、料金体系、利用できるサービスが異なります。そのため「何から始めればいいのだろう」と不安になってしまうケースが多いと思います。

老人ホームを探す際は、はじめに専門機関に相談することをおすすめします。入居相談のプロに相談をすることで「探し方」や「入居前の流れ」を把握でき、安心して施設探しを進められます。この記事では老人ホーム探しの際の相談先を5つ紹介します。

なお、介護のほんねではこれから介護を始める方に向けて「介護スタートガイド」を無料でご提供しております。入居までの流れを知りたい方は以下のページよりダウンロードしてみてください。

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老人ホームの入居について相談できる5つの機関

老人ホームの入居相談ができるのは地域包括支援センター高齢者総合相談センター福祉事務所対面での紹介センターオンラインの紹介サービスです。

地域包括支援センター

地域包括支援センターの概要

地域包括支援センターは、介護や保健、医療、福祉などの総合相談窓口という役割を担っている機関です。保健師、主任ケアマネジャー、社会福祉士、看護師、社会福祉主事が常駐しておりアドバイスをしてくれます。

地域包括支援センターは「地域の住民を支援すること」を目的としており、概ね人口2~3万人に1カ所を目安に設置されています。すべての市町村に1カ所以上あります。

高齢者にまつわる相談事であればほとんど対応してくれます。「おすすめの介護サービス」「趣味を探せる場所」から「近くに徘徊が疑われる高齢者がいる」といった内容まで幅広く相談することが可能です。

地域包括支援センターに相談する前に知っておきたいこと

地域包括支援センターでは、老人ホーム探しの他にも悩みがある場合に中立な立場からいっぺんにアドバイスをもらえるのがメリットです。

ただし公共施設ですので、具体的に「この施設がおすすめです」と特定の施設は案内できません。実際に施設を選ぶ際には後述する民間の紹介センターに相談することになります。

参考:全国地域包括・在宅介護支援センター協議会「地域包括支援センターとは

高齢者総合相談センター(シルバー110番)

高齢者総合相談センター(シルバー110番)の概要

高齢者総合相談センターは「シルバー110番」とも呼ばれる機関です。各市区町村に1カ所以上設置されています。

地域包括支援センターと同様に高齢者の生活全般に関する相談ができます。電話や対面での面談、手紙などで相談可能ですが、東京都をはじめ地域によっては電話のみの対応になります。

高齢者総合相談センターに相談する前に知っておきたいこと

高齢者総合相談センターは地域包括支援センターと同様、老人ホーム探し以外の悩みもいっぺんに尋ねられます。電話でも相談できますので、現地まで足を運ばず気軽に情報を入手することができます。

高齢者総合相談センターも公共の施設です。民間の相談窓口のように特定の老人ホームは紹介できません。

ケアマネジャー(居宅介護支援事業所)

ケアマネジャー(居宅介護支援事業所)の概要

ケアマネジャーは、要介護者の総合的な支援(ケアマネジメント)をする職業です。基本的には居宅介護支援事業所に在籍しており「ケアプランの作成」「介護サービス事業所との連携」といった役割を担っています。

ケアマネジャーに相談する前に知っておきたいこと

既に自宅での介護をしている方が老人ホームに入居する際には、担当のケアマネジャーに相談するケースが多いです。その後はケアマネジャーが特定の施設や民間の紹介センターと連絡をとり、相談者を入居まで導いてくれます。

ケアマネジャーは、入居する本人の身体状況をよく把握しています。ケアマネジメントの経験を踏まえて施設を案内してもらえるので、相談者としては安心できます。

ただしケアマネジャーが所属している居宅介護支援事業所が老人ホーム・介護施設も運営している場合、自社の施設を優先的に紹介することもあります。選択肢が狭まってしまう可能性がありますので、自社が運営する施設以外も紹介してくれるかチェックするとよいでしょう。

対面での紹介センター

対面での紹介センターの概要

各地域に店舗を構えている紹介センターを活用して、老人ホーム探しの相談ができます。希望の条件を伝えると店舗の周辺地域にある老人ホーム・介護施設を紹介してもらえます。町の不動産屋のように、地域の施設ごとの評判やおすすめ施設の紹介など、幅広い情報網を持っているのが特徴です。

対面での紹介センターに相談する前に知っておきたいこと

多くの場合、対面での紹介センターでは見学の際に施設に同行してもらえます。施設見学におけるチェックや、契約手続きなどをサポートしてもらうことが可能です。また民間の紹介センターですので、特定の施設を推薦することもできます。

ただし周辺地域以外の施設とは契約しておらず、遠方の施設は紹介できないことが多いです。

オンラインの紹介サービス

オンラインの紹介サービスの概要

オンラインの紹介サービスはインターネット上で老人ホームを検索でき、気になる施設について相談できるサービスです。電話やメール、LINEで相談でき、施設への連絡や資料請求、見学日時の設定などを代行してもらえます。多くの場合、無料で利用できます。

オンラインの紹介サービスに相談する前に知っておきたいこと

オンラインの紹介サービスでは、すべて電話やメールなどでのコミュニケーションになります。そのため仕事や家事のスキマ時間に施設を探すことができます

また全国の老人ホームが対象になるので、住民票を移して他の地域に引っ越しを考えている方でも探しやすく使いやすいサービスです。

ただし、基本的に見学同行はありません。相談員が調整した日程に合わせて、相談者だけで施設に赴くことになります。

介護のほんねは希望の施設が決まってなくても相談できます

介護のほんねは、オンラインで老人ホームの入居相談サービスを受け付けています。特定の施設に絞れている方はもちろん、「どういった着眼点で探せばいいかわからない」といった方もご相談ください。

入居相談員が「費用」「エリア」「医療ケア」「要介護度」などのご状況をお伺いして、おすすめの施設をご紹介します。またその際に「コストを抑えたい」「リハビリをがんばりたい」といったご希望もお伺いします。

完全無料でご利用いただけるうえに、介護のほんね入居相談室へのご相談やお問い合わせをきっかけに介護施設へのご入居が決まった方には入居支援金も贈呈しています。

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この記事のまとめ

  • 老人ホーム選びははじめに専門機関に相談することがおすすめ
  • 相談先ごとに特徴があり、メリットデメリットを理解してから相談する
  • 介護のほんねは無料でオンライン紹介サービスを提供している

豊富な施設からご予算などご要望に沿った施設をプロの入居相談員がご紹介します

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