訪問リハビリテーション - 介護施設の探し方ガイド

訪問リハビリテーション

訪問リハビリテーションとは、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が利用者の自宅を訪問し、できる限り自立した日常生活を保てるよう支援したり、心身機能回復を目指してリハビリテーションを提供するサービスです。

3行でまとめ

  1. リハビリテーション専門員が利用者の自宅を訪れ、心身機能回復や自立支援のためのリハビリテーションを提供。

  2. 理学療法士は基本的な運動機能を、作業療法士は日常生活の応用的な動作機能を、言語聴覚士は失語症や咀嚼機能を回復するために訓練を実施。

  3. 利用対象者は要支援〜要介護の方。本人のリハビリテーションだけなく、家族に対しても介助方法、環境整備などの指導を行う。

概要

訪問リハビリテーションは、病気や疾患などで在宅療養する要支援〜要介護者の自宅を訪問し、専門員が主治医の指示による必要なリハビリテーションを提供するサービスです。リハビリテーションを行うのは、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士。理学療法士は立つ、座る、歩くといった基本的な運動動作の回復を図ります。作業療法士は日常生活を送る上で必要な動作に加え、手芸や工芸といった手作業を通じて精神面の改善を、言語聴覚士はろれつが回りにくくなった方や飲み込む力が弱くなってきた方など、口や聴覚に関する機能の回復を図ります。各専門員は、本人だけでなく、家族に対しても動作の方法や介助のコツを指導したり、家の中の手すりや段差の整備についての助言なども行います。

対象・条件

年齢 60歳未満 60〜65歳 65歳以上

介護度 自立 要支援 要介護

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その他の条件 認知症の受け入れ 収入の審査

なし

介護保険対象者であれば基本的に要支援1から利用可能です。ただし介護保険2号被保険者(がんや関節リウマチなど特定16疾病をもつ40〜64歳の方)も利用可能。また、定期巡回・随時対応型訪問介護看護は、要支援者は利用できません。

費用・価格・料金

モデルケース1

要介護1、1割負担、20分以上、地域加算のかからないその他地域での利用の場合:302円

モデルケース2

要介護5、2割負担、40分利用、東京23区(1級地)のでの利用の場合:約670円

モデルケース3

要介護度3、退院して3ヶ月以内かつ初認定、 40分利用で、サービス提供体制強化加算(勤続3年以上の理学療法士がいる事業所に適用)が付く場合:約860円〜

訪問リハビリテーションでは、要支援、要介護のあいだで料金の違いはありません。介護保険負担額、利用料金(20分単位)、地域により金額が異なります。また、上記は訪問リハビリテーションのみの料金です。病院からの退院後3カ月以内や、勤続3年以上の理学療法士等がいる施設だったりすると、上記に加えてサービス料が加算されます。

サービス内容

居室・設備

サービスを提供する指定訪問リハビリテーション事業所は、病院、診療所又は介護老人保健施設です。それぞれ、サービスの提供にあたり必要な広さの事務所(区画)と、必要な備品等を備えています。

料理・食事

直接食事を提供するサービスは行いませんが、呑み込みが困難だったり、むせることが多い方に対しては、言語聴覚士が飲み込みの練習を行ったり、噛む力を付ける練習などを行います。また、家族に対しても食事の際の姿勢や飲み込みやすい食事の作り方、食事の介助方法などの指導を行います。

介護/看護/医療体制

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士のいずれか1人が自宅を訪れ、訪問リハビリテーション計画に基づいサービスを実施します。計画は、医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が利用者の心身状況、環境、希望、今後の目標に沿って、サービス内容を定めたもの。家族にもその内容を伝え、家族や医師と連携を取りながら、本人の自立支援や心身回復を行います。

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