女性の平均寿命は三年連続世界一!長寿の国、日本
世界有数の長寿大国といわれる日本。厚生労働省の調査によると、2014年の平均寿命は、女性86.83歳、男性80.50歳と過去最高を記録。女性の平均寿命は3年連続世界一に輝き、男性の寿命も第3位にランクインするなど、世界トップクラスの寿命の長さを誇っています。
今後もさらに延びていくことが予測されている、日本人の平均寿命。なぜ日本人は長生きなのでしょうか?
日本人が長生きする理由は…?
食生活やライフスタイルなど、日本人が長生きする理由にはさまざまな説があります。
たとえば、食生活。ほかの先進国と比較して、カロリーや脂肪が控えめな日本の和食。メタボリック症候群が少ない健康的な食生活も、日本人が長生きする理由のひとつかもしれません。また、手洗いや入浴を習慣的に行う衛生観念も、感染症による死亡率を下げます。これらが寿命を延ばしていると言えるでしょう。
日本人の長寿化を後押しする「医療の進歩」
日本の医療のめざましい進歩もまた、日本人の長寿化を後押ししています。諸外国に比べて妊産婦や乳幼児の死亡率は低く、子どもたちが健康に育つための基盤が整っています。近年では、心臓病や脳疾患、一部のがんといった、国民の死因につながりやすい疾病の死亡率の減少も顕著です。
また、日本は高度な医療を受ける機会に恵まれた国でもあります。国民皆保険制度が整備され、赤ちゃんから高齢者まで、誰もが手厚い医療を受けることができます。健康診断を受ける機会も多く、重大な疾病の早期発見・治療につながっています。
これからは「健康的に長生き」する時代
健康寿命とは、日常生活に支障なく健康に生きていける期間を指す指標のこと。厚生労働省の調査によると、2013年の健康寿命は男性が71.11歳、女性が75.56歳でした。同年の平均寿命とは9年~13年のひらきがあります。少子高齢化が進み、医療・介護にかかる負担が国の財政を圧迫しているいま、健康寿命と平均寿命の差を縮めていくことは急務です。
90歳を超える日も遠くないと言われている日本人の平均寿命。せっかくですから、より健康に自分らしく長生きできるよう、予防や健康増進に努めていきたいものですね!
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この記事の寄稿者
シノヅカヨーコ
家事が嫌いなぐうたら主婦。25年2月生まれのムスメと夫の三人暮らしです。 子育てをしながら育児や暮らしにまつわる話題を中心にライターとして執筆活動をしています。