まとめ

認知症ケア専門士って?

心技体そろったプロだけが認定を受けられる「認知症ケア専門士」。認知症ケアに携わるならぜひ視野に入れておきたい資格の1つです!

認知症ケア専門士

認知症ケア専門士って?

現在、日本の認知症患者は約460万人。その家族や介護者も含めるとさらに多くの方が認知症に何らかの形で関わっていることになります。この認知症ケアのプロ育成を目的とした認定制度があるのをご存知でしょうか?
認知症ケア専門士とは、「認知症ケアに対する優れた学識と高度の技能、および倫理観を備えた専門技術士(『認知症ケア専門士公式サイト』より)」。日本認知症学会主催の認定資格です。その第11回目となる試験は2015年7月に実施予定です。心技体そろった認知症ケアのプロになるためには、どういう手順が必要なのでしょうか。

認知症ケア専門士の受験資格は?

受験資格は「認知症ケアの関連機関、団体において受験年の3月31日より10年以内に3年間の実務経験がある事」。その性質上すでにホームヘルパーや介護福祉士資格を取得している方が多いようですが、そちらは必ずしも必要ではありません。 地域包括支援センターや訪問介護サービス、デイサービスなど、ほとんどの介護施設での実務経験が認められるようです。ただし、業務内容などによって一部例外もあるので念のため確認をしておきましょう。
出典:http://184.73.219.23/

認知症ケア専門士の試験内容は?

認知症ケアの基礎」「認知症ケアの実際1」「認知症ケアの実際2」「認知症ケアにおける社会資源」。この4つの分野から各50問出題され、それぞれで70%以上の得点が合格ラインです。認知症に関する幅広い知識がかなり必要ですが、1度合格した分野は5年間有効。働きながらでもこつこつ努力すれば報われる仕組みになっています。そして次の2次試験で行われるのは6人1グループのディスカッションや論述試験。これに合格後、登録申請をすればめでたく認知症ケア専門士として認定されます。
出典:http://184.73.219.23/

認知症ケア専門士の活躍の場は?

もともとグループホームやデイサービスなど認知症の方と接する機会のある職場にいる方が取るこの資格。認定を受けたあとは、その知識と技術を生かして引き続き同じ職場で働く方が多いようです。もちろん、これをきっかけにより専門性の高い職場を探す事も可能でしょう。
認知症ケア専門士は、1度取ったら終わりという資格ではありません。認定後も更新制であるため5年間で30単位の取得が必要です。 向上心を持って認知症ケアに関わっている方にとっては、勉強し続けるモチベーションを高める手助けになってくれる資格と言えそうですね。
出典:http://184.73.219.23/
ポッポ

この記事の寄稿者

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