上益城郡益城町のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「サービス付き高齢者向け住宅おいけ」、「プラムロード益城」をはじめとした、熊本県/上益城郡益城町の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は2件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 2件

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施設の種類

上益城郡益城町の老人ホーム・介護施設について

上益城郡（かみましきぐん）益城町（ましきまち）は、熊本県のほぼ中央からやや北寄りに位置する町です。こちらでは「上益城郡益城町での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

上益城郡益城町の特徴

Kumamoto (KMJ) Airport photo, 2007（英語版ウィキペディアのKumamotoさん - en.wikipedia からコモンズに移動されました。, パブリック・ドメイン, リンクによる）

上益城郡益城町の人口は3万3,357人です。65歳以上の高齢者人口は9,826人で、高齢化率は29.46％となります。益城町の面積は65.68㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（4月1日時点）」

上益城郡益城町の魅力

上益城郡益城町は熊本市と阿蘇市の間にある町です。熊本県の空の玄関口である「阿蘇くまもと空港」と九州自動車道のインターチェンジがあり、物流や交通の拠点として重要な役割を担っています。また、2016年の熊本地震で甚大な被害を受けたことを機に、地域全体で「災害に強い町づくり」に取り組んでいます。

町内には、熊本地震の震源と考えられている布田川（ふたがわ）断層帯があります。地震の後には、全長64kmと予想される断層のうち31kmが地面に表出しました。杉堂（すぎどう）、谷川（たにごう）、堂園（どうぞの）の3地区では応急的な保存措置がとられたため、現在でも断層を確認できます。断層帯は2018年、国の天然記念物に指定されました。

益城町には、さまざまな特産品があります。益城スイカは、11月から翌年の6月までに収穫される早出しのスイカです。また、太秋柿（たいしゅうかき）は、鮮やかなオレンジ色と大きめの実、梨のようなシャリシャリした食感が特徴の柿です。なかでも「シンデレラ太秋柿」は贈答用の高級フルーツとして人気があります。

上益城郡益城町の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

上益城郡益城町の主要な駅

上益城郡益城町には鉄道が通っていません。最寄り駅は熊本市にあるくまもと市電「建軍町」停留場と、JR豊肥本線（ほうひほんせん）の「新水前寺」駅です。

町内では路線バスや乗合タクシーが運行しています。乗合タクシーは福田地区を対象に運行しており、自宅と指定された停留場所の間を移動できます。

益城町役場

益城町役場の所在地は、上益城郡益城町大字木山594です。バスを利用する場合は「益城町役場仮設庁舎」バス停からすぐに到着します。

要介護認定の申請は、福祉課で受け付けています。

参考：益城町役場

上益城郡益城町の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

上益城郡益城町には地域包括支援センターが2カ所設置されています（2018年4月1日現在）。

参考：益城町「益城町地域包括支援センターについて」

上益城郡益城町のイベント

津森神宮（hyolee2 - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

上益城郡益城町で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「木山初市」は、例年3月の第1土・日曜日に木山横丁通り一帯で開催されるイベントです。江戸時代から約200年続いている催しで、焼鳥、たこ焼きや金魚すくいなどの露店が並びます。なかでも地元名物の郷土菓子・市だごが人気です。特設ステージではバナナのたたき売りや肥後にわかといったパフォーマンスが披露されます。

「益城町みんなの夏祭り」は、例年8月の下旬に「益城町町民グラウンド」で開催されるイベントです。キャラクターショーやお笑いライブ、音楽祭が催されます。夜におこなわれる町民総踊りと花火大会は見ものです。例年約5万人が訪れる、益城町の一大イベントとなっています。

「津森神宮お法使（ほし）祭」は、例年10月30・31日に「津森神宮」で開催される行事です。益城町の無形民俗文化財に指定されています。受け渡しの途中で神輿（みこし）を田んぼや道に投げ落とす、珍しい荒神輿が見られるお祭りです。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

上益城郡益城町の高齢者支援制度

上益城郡益城町が展開している高齢者支援制度をご紹介します。

益城町見守り高齢者等情報事前登録事業

行方不明になる恐れがある高齢者の方の早期発見につなげる事業です。高齢者の方の特徴や写真をあらかじめ市に登録しておきます。居場所がわからなくなった際、警察署や地域包括支援センターに情報が共有され、捜索活動に役立てられる仕組みです。また家族などの希望により、町内の在宅支援事業所や介護保険サービス事業所、益城町社会福祉協議会にも情報提供できます。

対象は、認知症により行方不明になる恐れがある高齢者の方です。申請には、申請書、本人の写真、申請者の印鑑が必要です。お問い合わせは、益城町役場福祉課包括支援係で受け付けています。

参考：益城町「見守り高齢者等事前登録事業について」

おでかけ見守りシール交付事業

「益城町見守り高齢者等情報事前登録事業」に登録した方に、QRコード付きの「おでかけ見守りシール」を交付します。シールを身につけた方が行方不明になった場合、発見した方がQRコードを読み取ると、町役場への連絡先が表示されます。シールを普段から衣服や持ち物に貼っておくことで、いざという時に早期発見・保護が可能です。

お問い合わせは、益城町役場福祉課包括支援係で受け付けています。

参考：益城町「益城町おでかけ見守りシールの交付について」

熊本都市圏福祉有償運送

単独で公共交通機関を利用するのが難しい高齢者の方や障害者の方に、有料の輸送サービスを提供する事業です。運用協議会に認められた非営利法人などが自家用自動車を使って、対象者の通院や通所、日々の買い物やレジャーなどでの移動を支援します。

対象となるのは、以下の方です。

要介護3～5に認定されている方
身体障害者手帳の交付を受けている方で、18歳以上で第1種身体障がい者の方、または18歳未満の方
療育手帳の交付を受けている方で、18歳以上で障がいの程度がA1またはA2の方、もしくは18歳未満の方
上記以外で、益城町から「単独で公共交通機関を利用するのが困難」との認定を受けている方

お問い合わせは、益城町役場福祉課地域福祉係で受け付けています。

参考：益城町「熊本都市圏福祉有償運送の利用について」

上益城郡益城町で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

上益城郡益城町で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。上益城郡益城町に隣接する地域は、熊本市、上益城郡御船町・嘉島町、菊池郡大津町・菊陽町、阿蘇郡西原村です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。