山鹿市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「メディケアホームかもと」、「ベルメゾン　彩花」、「カサ　プラシダ　瑞穂」をはじめとした、熊本県/山鹿市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は3件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 3件

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山鹿市の老人ホーム・介護施設について

山鹿（やまが）市は熊本県の北部に位置する市です。こちらでは「山鹿市での高齢者の暮らし」にまつわる情報をご紹介します。

山鹿市の特徴

熊本県山鹿市にある山鹿市役所（hyolee2 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

山鹿市の人口は5万800人です。総人口のうち65歳以上の高齢者数は1万9,025人で、高齢化率は37.45%になります（2021年1月1日現在）。

山鹿市の面積は299.69㎢です。北東部には国見山や八方ヶ岳の山々がそびえ、中心部には菊池川が流れています。市街地から南部にかけては盆地になっています。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和3年全国都道府県市区町村別面積調（10月1日時点）」／山鹿市「山鹿市のご紹介」

山鹿市の魅力

山鹿市には「山鹿温泉」「熊入（くまいり）温泉」といった温泉地が点在しています。熊本県にはいくつかの温泉地がありますが、山鹿市の湧出量は県内一です。山鹿温泉は神経痛、筋肉痛、関節痛に効くといわれています。

豊前（ぶぜん）街道沿いには歴史ある建造物が並んでいるのが特徴です。市のシンボルである明治時代の芝居小屋「八千代座」は、国の重要文化財に指定されています。そのほか、旧・安田銀行山鹿支店の建物を使用した「山鹿灯籠（とうろう）民芸館」は、国の登録有形文化財です。国指定伝統的工芸品「山鹿灯籠」の資料館で、多数の作品が展示されています。

また、山鹿市の特産品は米、栗、タケノコ、茶、椎茸（しいたけ）です。なかでも栗、タケノコは県内一の生産量となります。

山鹿市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

山鹿市の主要な駅

山鹿市には鉄道の駅がありません。そのため公共交通機関での移動にはバスやタクシーを使います。

バスターミナル「山鹿バスの駅」には九州産交バス・産交バスの路線が集まるため、市内の移動に便利です。また高速バス「ひのくに号」を使うと、福岡空港まで乗換なしで行けます。

そのほか予約制乗合タクシーの「山鹿市あいのりタクシー」が運行しています。利用する際は、前日までの電話予約が必要です。

山鹿市役所

山鹿市役所は、山鹿市山鹿987-3にあります。「山鹿市役所前」バス停から徒歩4分です。

要介護認定の申請は、長寿支援課もしくは各市民センターで受けつけています。

参考：山鹿市役所

山鹿市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

山鹿市内の地域包括支援センターは1カ所です。山鹿健康福祉センター内に併設されています。

参考：山鹿市「山鹿市地域包括支援センター」

山鹿市のイベント

千人灯籠踊り（ノブりんご - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

山鹿市で開催されているイベントをご紹介します。

「山鹿灯籠まつり」は、毎年8月に山鹿温泉一帯で開催されています。熊本県を代表するお祭りで、なかでも「千人灯籠踊り」が見どころです。伝統工芸品の「山鹿灯籠」を頭上に載せた1,000人の女性が灯籠踊りを披露します。

「千代の園新酒まつり」は毎年3月の第2日曜日に千代の園酒造でおこなわれるイベントです。1896年創業の老舗造り酒屋・千代の園酒造の新酒の試飲、しぼりたての生原酒の購入ができます。

「山鹿温泉復活感謝祭」は、毎年12月20日に薬師寺で開催されています。かつて枯れてしまった山鹿温泉を復活させた住職の功績を讃え、感謝の気持ちを込めて祈願するお祭りです。

老人ホームや施設によっては、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加するところがあります。興味がある方は施設に確認してみましょう。

山鹿市の高齢者支援制度

山鹿市で展開している高齢者の支援制度をご紹介します。

外出支援タクシー券助成事業

タクシー利用時に使える400円分の助成券を年間で最大48枚発行しています。

対象者は「非課税世帯で、家庭での移送または路線バスなどの利用が難しい」「介護保険の認定を受けているか、認定をお持ちの方と同等程度の状態にあると認められる高齢者など」の2点を満たす方です。

参考：山鹿市「山鹿市高齢者の在宅福祉サービスについて」

住宅改造助成事業

高齢者が自宅で安全かつ快適に暮らせるように、バリアフリー化のリフォーム費用を助成しています。対象の工事は以下の通りです。

手すりの取り付け
段差の解消
滑りの防止および移動の円滑化などのための床・通路面の材料変更
引き戸などへの扉の取り替え
洋式便器などへの便器の取り替え
1～5に付随して必要な工事

助成額の上限は50万円、介護認定を受けている場合は30万円です。ただし、負担割合は課税額によって異なります。

対象者は「介護保険の認定を受けている、または認定をお持ちの方と同等程度の状態にあると認められる高齢者など」です。ただし「生計中心者の前年の所得税課税年額が7万円以下である世帯」に限ります。

参考：山鹿市「山鹿市高齢者の在宅福祉サービスについて」

緊急通報システム事業

緊急時に迅速に外部へ連絡できる「緊急通報システム」を設置するサービスです。通報ボタンを押すとコールセンターへとつながり、緊急時の対応や安否確認をおこないます。

利用料金は以下の表の通りです。

	一般世帯	生活保護世帯
設置費用	2,140円	710円
撤去費用	990円	330円
月々の負担金	1,120円	370円

対象者は「疾病などにより緊急時の対応が必要な、おおむね65歳以上の一人暮らしの高齢者などで、市民税が非課税かつ均等割のみの世帯」です。申込みにあたっては、近隣の協力員が必要です。

参考：山鹿市「山鹿市高齢者の在宅福祉サービスについて」

山鹿市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

山鹿市内で希望の老人ホームが見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。山鹿市は熊本市、菊池市、玉名郡玉東町・和水町、福岡県八女市、大分県日田市と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。