まとめ

「老人ホームに入りませんか?」それがまさかの詐欺!?

あきれるくらい次々と新たな手口を生み出す詐欺師たち。今度は「老人ホーム入居権当選詐欺」!?ターゲットは、もちろん高齢者たちです。

老人ホーム詐欺

ますます多様化する高齢者を狙う詐欺・・・

高齢者世代の親と離れて暮らしている子どもにとって、心配ごとは親の健康上の問題だけではありません。高齢者を狙うオレオレ詐欺や振り込め詐欺、悪質な訪問販売業者。こんなトラブルや犯罪に巻き込まれていないか、普段から気にかけている方は多いでしょう。
そして今、高齢者をターゲットにした新手の詐欺が多発しているのをご存知ですか?
もし突然、請求した覚えのない老人ホームのパンフレットが自宅に送られてきたら・・・要注意かもしれません。

「名義貸し」「手付金立て替え」詐欺に要注意!

高齢者のいる家庭に届く老人ホームのパンフレット、別に不思議でもなんでもありません。自分が請求した覚えはなくても家族が気を利かせてくれたのでは、と考える人もいるでしょう。ですが、このパンフレットこそ「老人ホーム入居権当選詐欺」のカギを握る重要アイテム。詐欺の場合、数日以内にこういった内容の電話がかかってきます。

  • パターン1「入居権がないため、老人ホームに入居できない人がたくさんいる。名義だけ貸してもらえないか」
  • パターン2「名義貸しは違法なので、形だけ手付金を支払って入居権を購入してほしい」

  • このような「名義貸し」や「手付金立て替え」の話題は、正規の運営事業者や仲介業者から送られてきたパンフレットであればあり得ないこと。また、こうした詐欺の多くの場合、パンフレットに「老人ホーム入居権利書」が同封されています。そもそもなぜ申し込んだ覚えのない老人ホームの入居権を持っているのか、そこに気付く人がもっと多ければこんな詐欺被害も減るのでしょうが・・・。「○○市に何十年住んでいるので優先的に当選した」など、もっともらしい説明が添えてあるのです。
    パターン1の場合、後日「名義貸しは違法だから罰金を払え」「裁判沙汰にしないためにも一部費用を立て替えろ」と金銭を要求する電話がかかってくるように。電話の主は老人ホームや仲介業者をかたる詐欺業者です。
    また、パターン2では形だけ支払ったはずの手付金が戻ってくることもありません。
    最初は「人助けと思って」と懇願してくる詐欺師たち、最後は必ず高齢者の親切心をあだで返してくるのです。
    出典:http://www.kokusen.go.jp/

    「老人ホーム」の話になると、警戒心が緩む高齢者の方は多いのだとか

    消費者庁ではこういった詐欺被害に合わないために、

  • 相手の話をうのみにしない、すぐに電話を切る
  • 被害にあったらすぐ消費者生活センターなどに電話する

  • などの対策を呼びかけています。
    また、詐欺被害を未然に防ぐためにご家族の方も日頃から不審な郵便物やお金の動きに注意を払っておきましょう。
    出典:http://www.nikkei.com/
    ポッポ

    この記事の寄稿者

    ポッポ

    介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。

    老人ホーム探しは
    介護のほんねにおまかせください!
    おすすめの施設をピックアップしました。
    無料入居相談室

    お困りの方はいつでも
    お気軽にご相談ください

    お困りの方はいつでもお気軽にご相談ください

    施設の探し方や介護に関するご質問など、プロの相談員が施設探しをサポート致します!

    介護まるわかりガイド

    公式SNSアカウントも更新中!

    介護に役立つ選りすぐりの
    最新ニュースをお届けします!

    介護のほんね 老人ホーム探しなら
    介護のほんね

    入居相談員が無料でフルサポート!

    0120-002718

    営業時間:9:00〜18:00

    みなさんの介護の悩みや気になることを教えてください

    集まった質問は今後の参考にさせていただきます!

    質問を投稿する