寝たきり高齢者を減らそうプロジェクト開始?
残念ながら、高齢者の方がケガや病気をきっかけに寝たきりになってしまう事は少なくありません。やはりいざという時にケガや病気と闘うためには、日頃の運動習慣で体力づくりをしておく事が肝心。ですが、どこの自治体でも寝たきり予防や体力作りのための運動習慣がない、興味もないという人が7割を占めています。これでは残り3割の人がどれだけ熱心でも、自治体レベルでの健康寿命は上がりませんよね。 そこで今、この「大多数の無関心な人」を取りこむためのプロジェクトが始まろうとしています。
出典:http://www.zenyaku.co.jp/
2014年12月から、健幸プロジェクト始まります!
千葉県浦安市、栃木県大田原市、岡山県岡山市、大阪府高石市、福島県伊達市、新潟県見附市の6市。 それに各協力機関が提携して行う「健康増進のための努力をした40歳以上の市民にポイントを付与するインセンティブ制度(日経テクノロジーより)」が、健幸ポイントプロジェクトです。今までも、健康教室への参加で景品がもらえるといった取り組みは自治体単位ではありましたね。 このプロジェクトが今までと違うのはポイント制を採用した事。 国と市が連携したおかげで、ポイントがたまるチャンスが様々に用意されています。そしてこのポイントは商品券と交換したり、ポンタカードポイントとして使うことが可能。
この方式が「大多数の無関心層」の意欲を高めるのに有効ではないか、と考えられているのです。
出典:https://wellnesspoint.jp/
参加したくなるポイント制で、自然に寝たきり予防対策!
参加者は日々歩数計を装着し、目標より多く歩いた時は月間最大800pt。 自治体主催の運動プログラムに参加した場合も、参加日数に応じて各200pt。健康プロジェクト参加と同時に民間の有料プログラム(ジムなど)に申し込めば、最大3000pt。 そして筋肉量やBMI値に改善が見られたら、3か月ごとに1000pt。健診を受けるだけでも1000ptもらえます。参加者のモチベーションが維持できるように、ことあるごとにポイントがもらえる仕組みですね。
出典:https://wellnesspoint.jp/
予防が成果につながれば、しっかり評価される!
健幸ポイントは、プログラムの参加などでもらえる「参加型・努力型ポイント」。そして実際に健康状態が改善した時の「成果型ポイント」の2種類があり、後者の方がポイントを高めに設定してあります。 やっぱりやるからにはしっかり成果を上げてほしい、そんな国の意気込みが伝わってきますね。まずは3年間の実験期間を経て、最終的にこの健幸の輪が全国に広がっていくことに期待しましょう。
出典:http://techon.nikkeibp.co.jp/
老人ホーム・介護施設を探す
-
関東 [12229]
-
北海道・東北 [6920]
-
東海 [4898]
-
信越・北陸 [3311]
-
関西 [6702]
-
中国 [3568]
-
四国 [2056]
-
九州・沖縄 [7729]
この記事の寄稿者
ポッポ
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。