まとめ

嘔吐物がついた服、クリーニングに出せる?

何かと体調を崩しやすい季節の変わり目。もしも体調を崩して吐いてしまった場合、嘔吐物の付着した衣類はクリーニングに出すことができるのでしょうか。

嘔吐物、クリーニングに出せる?

嘔吐物が衣類についたときは…

気温や湿度の変化が激しい季節の変わり目は、体調を崩しやすいシーズン。特にノロウイルスや感染性胃腸炎といった感染症では、胃腸の機能が弱り、嘔吐してしまうことが少なくありません。もしも、嘔吐物などで大切な衣類を汚してしまった場合、クリーニングに出すことは可能なのでしょうか。

嘔吐物のついた衣類はクリーニングNG

嘔吐物がついた衣類や布団は、一般のクリーニング店に出すことはできません。これは、クリーニング業法という法律により「伝染性の疾病の病原体による汚染のおそれのあるもの」は、受け付けてはいけないと決まっているから。

クリーニング店には、消毒のできる設備があり、行政から認可を受けた「指定洗濯物取扱施設」と、そうでない店舗があります。嘔吐物や尿といった消毒が必要な汚物が付着した物をクリーニングに出せるのは、消毒ができる施設だけ。また、飲酒などが原因で嘔吐した場合であっても、同じように一般のクリーニング店に出すことはできません。汚物が付着してしまった場合は、一度自分で洗浄・消毒してからクリーニングに出す必要があります。

自宅でできる消毒方法は?

嘔吐物などの汚物がついてしまった衣類を家庭で消毒する場合、他の衣類とまとめて洗濯せず、分けて処理を行います。用意するものは、大きなバケツと、使い捨てのエプロン、マスク、手袋、塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)。二次感染防止のために、エプロンやマスク、手袋をきちんと着用するようにしましょう。

はじめに、洗剤を入れた水のなかでもみ洗いをし、付着した汚れを落とします。下洗いした衣類は、85度で1分間以上の熱湯消毒か、塩素系漂白剤で消毒を行います。市販されている塩素系漂白剤はそのまま使用せず、ペットボトルのキャップ半分の塩素系漂白剤に対し、500ミリリットルの水で希釈して使用するようにしましょう。また、衣類と同様に、下洗いで使用したバケツも消毒を行います。

衣類の生地によっては塩素系漂白剤が適さず、色落ちなどの原因になってしまうことがあるため、薬剤の使用上の注意をよく読み、正しく使用してください。

シノヅカヨーコ

この記事の寄稿者

シノヅカヨーコ

家事が嫌いなぐうたら主婦。25年2月生まれのムスメと夫の三人暮らしです。  子育てをしながら育児や暮らしにまつわる話題を中心にライターとして執筆活動をしています。

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