行方市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「ここいち玉造」、「高齢者住宅ぽっかぽか」をはじめとした、茨城県/行方市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は2件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 2件

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行方市の老人ホーム・介護施設について

行方（なめがた）市は茨城県南東に位置する市です。こちらでは「行方市での高齢者の暮らし」に関する情報をご紹介します。

行方市の特徴

行方市役所麻生庁舎（旧・麻生町役場）（Kiku-zou - 投稿者自身による著作物 (投稿者撮影), CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

行方市の人口は3万3,775人です。65歳以上の高齢者人口は1万1,935人で、高齢化率は35.34%となっています。行方市の面積は222.48㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（4月1日時点）」

行方市の魅力

行方市は2つの湖に挟まれている市です。西側には霞ケ浦（かすみがうら）、東側には北浦があります。「水郷筑波（すいごうつくば）国定公園」は、霞ケ浦湖畔の一部を含む公園です。自然豊かな景観が広がり、夏はカルガモ、冬はハシビロガモほか十数種類の鳥類が見られます。

行方市では、古くから漁業が盛んです。湖で漁獲されるワカサギやシラウオ、ハゼ、エビなどは、行方市の特産品です。また2018年には、明治から昭和にかけておこなわれていた「霞ケ浦の帆引き網漁の技術」が国選択無形民俗文化財に選ばれました。現在では、かつて使用されていた帆引き船を観光用として操業しています。

行方市には、歴史を感じられるスポットが豊富です。「三昧塚（さんまいづか）古墳公園」には、全長85mの前方後円墳（ぜんぽうこうえんふん）があります。5世紀後半の古墳文化を示す資料となる重要な遺跡です。ほかにも国指定重要文化財である「西蓮寺（さいれんじ）」の「仁王門」、江戸時代に麻生藩家老を務めた武家の住宅である「旧畑家住宅（きゅうはたけじゅうたく）」といった史跡が点在しています。

行方市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

行方市の主要な駅

行方市には鉄道が通っていません。市内の主な公共交通機関はバスです。市内では行方市営路線バスや霞ヶ浦広域バス、乗合タクシーの「行方ふれあい号」が運行しています。

「行方ふれあい号」は事前予約制の公共交通で、行方市内であれば自宅などの希望する場所で乗り降りできます。そのほか「鉾田（ほこた）」駅から「東京」駅行きの高速バスが利用可能です。

行方市役所

行方市役所は、以下の3つの庁舎があります。

市役所	所在地・アクセス
麻生庁舎	所在地：行方市麻生1561-9 、アクセス：関鉄グリーンバス「麻生庁舎」停留所から徒歩すぐ
北浦庁舎	所在地：行方市山田2564-10、アクセス：行方市営路線バス「北浦庁舎入口」停留所から徒歩15分
玉造庁舎	所在地：行方市玉造甲404、アクセス：関鉄グリーンバス「玉造庁舎前」停留所から徒歩2分

要介護認定の申請は、玉造庁舎介護福祉課、麻生総合窓口室、北浦総合窓口室で受け付けています。また郵送での申請も可能です。

参考：行方市役所

行方市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

行方市の地域包括支援センターは1カ所です（2018年7月時点）。また地域の身近な相談窓口として「高齢者相談センター」が4カ所設置されています。

参考：行方市「高齢者に関する相談等は地域包括支援センターまで！！」

行方市のイベント

大麻神社祭礼の田町の山車（katorisi - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

行方市で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「馬出し祭り」は、例年7月の最終土曜日と日曜日に天王崎（てんのうざき）で開催されるお祭りです。1日目の宵祭では、神輿（みこし）を先頭として、馬に乗った子どもと神職が列をなして新田・古宿地区を練り歩きます。2日目の本祭は、ヤマタノオロチに見立てた馬と神輿の激しい戦いが見ものです。神輿を追いかけて馬場を激しく駆け巡る馬の姿は迫力があります。

「大麻神社例大祭（おおあさじんじゃれいたいさい）」は、例年10月中旬の3日間に「大麻神社」周辺で開催される行事です。地元の5地区から5台の山車（だし）がひき回され、初日の夜には全ての山車が一堂に集まります。山車が集まったところで披露される若者たちの手踊りは見どころの一つです。その後、山車のちょうちんをゆっくりと回す「のの字回し」という曲曳き（きょくひき）がおこなわれます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

行方市の高齢者支援制度

行方市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

配食サービス

高齢者の方に向けて手作りのお弁当を届けるサービスです。配食は月3回程度となります。サービスの利用には社会福祉協議会での手続きが必要です。

対象者は、一人暮らしをしているまたは支援を必要とする高齢者の方です。お問い合わせは行方市役所介護福祉課高齢福祉グループで受け付けています。

参考：行方市「市報なめがた No.160（平成30年12月号）」

軽度生活援助

在宅生活を送っている高齢者の方に向けて、軽度の生活援助をおこなうサービスです。外出時の付き添いや食材の買い出し、家の掃除といった日常生活上の簡単な作業を手伝います。利用回数は1世帯につき1カ月当たり4回までです。また、1回につき利用できる時間は60分未満となっています。

対象となるのは、市内で在宅生活をする高齢者の方のうち「要介護認定を受けていない」「一人暮らしまたは高齢者のみの世帯である」の2点を満たす方です。なお、市長が特に必要と認めた方も利用できます。

参考：「行方市軽度生活援助事業実施要綱」

愛の定期便

高齢者の方の自宅まで定期的に乳製品を届けるサービスです。配達と同時に安否確認をおこないます。配達の頻度はおおよそ1日おきです。利用料は、生計の中心者が前年市民税所得割課税者の方は月額500円、非課税の方は無料となっています。

対象となるのは、市内に住所を有する方で、おおむね65歳以上の一人暮らし高齢者の方、または市長が必要と判断した方です。

参考：「行方市愛の定期便事業実施要綱」

行方市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

行方市内で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。行方市と隣接するエリアは潮来市、鉾田市、小美玉市、鹿嶋市、かすみがうら市です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。