那珂市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「ふるさとホーム那珂」、「サービス付き高齢者向け住宅ファミーユぽっかぽか」をはじめとした、茨城県/那珂市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は2件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 2件

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那珂市の老人ホーム・介護施設について

那珂（なか）市は、茨城県の中心よりやや北部、那珂台地の中央にある市です。2005年に那珂町と瓜連（うりづら）町が合併し、現在の那珂市が誕生しました。今回は「那珂市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

那珂市の特徴

那珂市役所（Altomarina - 自ら撮影, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

那珂市の人口は5万4,440人です。65歳以上の高齢者人口は1万7,192人で、高齢化率は31.58％となります。那珂市の面積は97.82㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」

那珂市の魅力

那珂市は、久慈（くじ）川と那珂川が流れており、水田地帯とほぼ平坦な那珂台地から成り立つ地域です。市内には、白鳥が飛来する「古徳沼（ことくぬま）」や八重桜が美しい「静峰ふるさと公園」など、自然豊かな観光スポットが多数あります。

「阿弥陀寺」には、「水戸黄門」の名で知られる徳川光圀が植えたしだれ桜があります。また、同じ地域にある「鈴木家住宅」は、徳川光圀の娘を嫁に迎えた旧家の住宅です。県の文化財に指定されています。

那珂市はほかにも、魅力的なグルメが豊富です。特産品である有機栽培の「那珂かぼちゃ」は、完熟してから収穫するため、ホクホクした食感や濃厚な甘さが楽しめます。市内では、那珂かぼちゃを使ったまんじゅう、あんパンといった食品も販売されています。

那珂市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

那珂市の主要な駅

那珂市には、JR水郡線が走っています。主要な駅は「上菅谷（かみすがや）」駅です。

那珂市役所

那珂市役所本庁の所在地は、那珂市福田1819-5です。JR「上菅谷」駅から歩いておよそ14分となります。また「JA菅谷支所前」バス停からは、徒歩およそ10分です。

要介護認定の申請窓口は、介護長寿課（本庁1階）です。居宅介護支援事業所や地域包括支援センターを通じて代行申請ができます。

参考：那珂市役所

那珂市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

那珂市の地域包括支援センターは3カ所です。

参考：那珂市「那珂市地域包括支援センター」

那珂市のイベント

那珂市で毎年恒例となっている祭りやイベントを紹介します。

「八重桜まつり」は、毎年4月の中旬から下旬にかけて静峰ふるさと公園で開催されるイベントです。12ヘクタールの園内には、およそ2,000本の八重桜が咲き誇ります。また一定の期間にはライトアップがおこなわれ、昼間とは一味違う幻想的な夜桜を眺められます。

「なかひまわりフェスティバル」は、毎年8月の最終土曜日に那珂総合公園および周辺のひまわり畑で開催されるイベントです。25万本ほどのひまわりが咲き、畑の一角で「ひまわり迷路」などの催しを楽しめます。そのほかステージイベントや、ゆるキャライベント、各種模擬店、花火大会などがおこなわれます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

那珂市の高齢者支援制度

那珂市では、さまざまな高齢者支援制度をおこなっています。ここでは那珂市が実施しているおすすめの制度を3つご紹介します。

緊急通報サービス事業

緊急時にボタンを押すだけで通報できる緊急通報システムを設置する事業です。急病や火災など万が一の事態が発生したときに緊急ボタンを押すと、那珂市の消防本部に通報できます。

費用は世帯の収入状況によって異なります。

階層区分		緊急通報システム設置負担額	火災警報器連動工事負担額	合計額
第1階層	生計中心者の市民税所得割額が非課税の世帯	負担なし	負担なし	負担なし
第1階層	生計中心者の市民税所得割額が6万円未満の世帯	8,731円	2,338円	1万1,069円
第3階層	生計中心者の市民税所得割額が6万円以上12万円未満の世帯	1万7,463円	4,675円	2万2,138円
第4階層	生計中心者の市民税所得割額が12万円以上の世帯	3万4,925円	9,350円	4万4,275円

対象者は以下のどちらかに当てはまる方です。

75歳以上の健康な一人暮らし高齢者
65歳以上の介護保険認定（相当）の高齢者のみの世帯

なお、利用にあたっては近隣の協力員2～3名とNTTの電話回線が必要です。お問い合わせは市役所介護長寿化高齢者支援グループで受け付けています。

参考：那珂市「緊急通報システム事業」

ひとり暮らし高齢者等配食サービス

食事作りが困難な高齢者に対し、提携する配食サービスを利用した際の料金の一部を市が負担するサービスです。注文できるのは昼食または夕食のどちらかで1日1食のみで、週に2日以上の継続した利用が必要となります。普通食のほか、きざみ食やおかゆ、糖尿病食なども可能です。

補助対象となるのは、那珂市に在住し下記のいずれかに該当する方で、食事を作ることが困難と認められた方です。

おおむね65歳以上の一人暮らし高齢者
おおむね65歳以上の身体が虚弱な高齢者のみの世帯
一人暮らし障がい者

参考：那珂市「ひとり暮らし高齢者等配食サービス」

徘徊高齢者家族支援サービス事業

徘徊高齢者のご家族に対して、「失踪時の早期発見」や「家族の負担軽減」を目的にGPSで検索できる位置情報端末機を貸与します。加入料金や充電器は無料ですが、以下の3点は利用者負担です。

基本料金（月額）： 500円／月（税別）
位置情報提供料金
- インターネットで検索：100円／回（税別）（月2回までは無料）
- 電話でお問い合わせ：200円／回（税別）
現場急行料金：1万円／回（税別）

対象者は、市内に住所を有するおおむね65歳以上の徘徊の見られる高齢者を介護している家族です。

参考：那珂市「徘徊高齢者家族支援サービス事業」

那珂市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

那珂市で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。那珂市は、水戸市、ひたちなか市、常陸太田市、日立市、常陸大宮市、東茨城郡城里町、那珂郡東海村に隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。