取手市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「ご長寿くらぶ新取手」、「サービス付き高齢者向け住宅ななつ星らいふ」、「希樹ガーデンパレス」をはじめとした、茨城県/取手市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は8件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 8件

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取手市の老人ホーム・介護施設について

取手（とりで）市は、茨城県の南端に位置している市です。東京や成田、つくばを結ぶ交通の要になっています。こちらでは「取手市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

取手市の特徴

取手市役所（あばさー - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる）

取手市の人口は10万7,236人です。65歳以上の高齢者の人口は3万6,673人で、高齢化率は34.20%となります（2021年1月1日現在）。

面積は69.94㎢です。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和3年全国都道府県市区町村別面積調（10月1日時点）」

取手市の魅力

取手市は、水辺と緑に囲まれています。「小堀（おおほり）の渡し」は、取手市の中心部と小堀地区を運行開始から100年以上つなぐ渡し船です。乗車定員は12人で、長さ9.95m、幅3mの小さな船です。フライングデッキからは、利根川の景色を一望できます。

「取手緑地運動公園」は、広大な敷地の公園です。7つのウォーキングコースがあり、体力や気分にあった散歩を楽しめます。「小貝川（こかいがわ）ポニー牧場」は、小貝川のほとりで乗馬やカヤック、川遊びといった野外活動が楽しめる場所です。ポニー、モルモット、ウサギなどの小動物とふれあい、餌やり体験ができます。「子どもから高齢者、障害のあるなしに関わらず一緒になって楽しめる場所」を運営方針に掲げています。

また取手市には、歴史的スポットが点在しています。長禅寺の「三世堂」は、全国で5棟しかない「さざえ堂様式」で造られたお堂です。上り階段と下り階段があり、参拝者同士が交差せずに昇降できる構造になっています。「竜禅寺三仏堂」は、建物の三方に「裳階（もこし）」というひさし状の構造物がある珍しいお堂です。釈迦如来（しゃかにょらい）、阿弥陀如来（あみだにょらい）、弥勒菩薩（みろくぼさつ）の三体の仏像が安置されています。国の重要文化財に指定されています。

取手市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

取手市の主要な駅

取手市はJR常磐（じょうばん）線、関東鉄道常総線が走っています。主要な駅は「取手」駅、「戸頭（とがしら）」駅、「新取手」駅です。このほか、路線バスやコミュニティバスが運行しています。

取手市役所

取手市役所の所在地は、取手市寺田5139です。「寺原」駅から徒歩7分で到着します。バスを利用する場合は「取手市役所入口」バス停を下車して徒歩4分です。

要介護認定の申請は、高齢福祉課または藤代庁舎総合窓口課で受け付けています。

参考：取手市役所

取手市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

取手市の地域包括支援センターは、4カ所設置されています（2021年11月30日現在）。

参考：取手市「地域包括支援センター」

取手市のイベント

取手市で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「とりで利根川たこあげ大会・どんどまつり」は、毎年1月中旬に取手緑地運動公園で開催されています。「凧あげ大会」では子どもたちが凧あげの腕を競い合います。夜になると「どんどまつり」が始まり、正月飾りやお守りをどんど焼きの火で燃やします。最後に残り火でお餅を焼き、無病息災を祈念します。

「八坂神社例大祭」は、毎年8月1日から3日におこなわれる八坂神社最大の行事です。見どころは、関東三大神輿（みこし）といわれる「荒神輿」が町内を練り歩く様です。そのほか境内や参道には多くの屋台が立ち並び、多くの参拝客が訪れます。

「とりで利根川大花火」は、毎年8月中旬に取手緑地運動公園で開催されるイベントです。毎年約10万人の観客が県内外から集まります。尺玉の大連発や全長300mの「大ナイアガラの滝」といった約7,000発の花火が利根川を彩ります。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加できるところがあります。興味がある方は施設に確認してみましょう。

取手市の高齢者支援制度

取手市が展開する高齢者支援制度をご紹介します。

訪問理美容サービス事業

外出が難しい在宅の高齢者が訪問理美容サービスを利用する際に、出張費を助成する事業です。1回あたり2,000円の助成が受けられる券を支給します。助成が受けられるのは年間で最大4回です。なお、頭髪のカット代は利用者負担になります。

対象は、市県民税非課税のうち、次のいずれかに当てはまる方です。

寝たきりなどで外出が難しい方
認知症などにより常に介護を必要とする外出困難な高齢者
身体障害者手帳1・2級を持っている外出困難な高齢者

問い合わせは、市役所高齢福祉課で受け付けています。

参考：取手市「訪問理容及び美容の助成について」

配食サービス

高齢者世帯に夕食のお弁当を届けるサービスです。配食と同時に安否確認をおこないます。

利用料は1食400円です。配食は月〜金曜日の週5日を上限に実施します。

対象は「65歳以上の一人暮らし高齢者または高齢者のみの世帯」かつ「調理や買い物が難しく見守りの必要性が高い」方です。

問い合わせは、取手市社会福祉協議会で受け付けています。

参考：取手市「「ひとり暮らし」「高齢者のみの世帯」に向けたサービス」

緊急通報システム

高齢者の自宅に緊急通報システムを設置する事業です。緊急事態へのすばやい対応につなげるための事業です。装置の「緊急ボタン」を押すと警備会社に通報され、ガードマンが駆けつけます。また、必要に応じて救急車を要請します。さらに「相談ボタン」を押すと医療や介護などの専門知識を持った相談員につながり、健康相談などができます。

このほか、「安否センサー」を搭載。24時間動きを感知しない場合は異常事態と判断してガードマンが訪問します。

設置時のみ利用者負担が必要です。負担額は介護保険料の所得段階により異なり、0～11万2,280円がかかります。

対象は「65歳以上の病弱な一人暮らし高齢者」または「65歳以上の病弱な高齢者のみの世帯」または「身体障害者手帳1・2級で一人暮らしの重度身体障害者」などです。

お問い合わせは、取手市社会福祉協議会で受け付けています。

参考：取手市「「ひとり暮らし」「高齢者のみの世帯」に向けたサービス」「取手市緊急通報システム事業」

取手市で見つからない場合は周辺の地域までエリアを広げる

取手市で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。取手市は、つくばみらい市、龍ケ崎市、守谷市、北相馬郡利根町、千葉県我孫子市、柏市に隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。