鉾田市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「サービス付き高齢者向け住宅まほろば」をはじめとした、茨城県/鉾田市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 1件

別の条件で検索する

施設の種類

鉾田市の老人ホーム・介護施設について

鉾田（ほこた）市は、茨城県鹿行（ろっこう）エリアの最北部から中央部にかけて位置する市です。こちらでは「鉾田市での高齢者の暮らし」についてご紹介していきます。

鉾田市の特徴

鉾田市役所本庁舎（Kiku-zou - 投稿者が撮影, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

鉾田市の人口は4万8,160人です。65歳以上の高齢者人口は1万6,246人で、高齢化率は33.73%となっています。鉾田市の面積は207.60㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（4月1日時点）」

鉾田市の魅力

鉾田市は水に囲まれた市です。東部は鹿島灘に面しており、北には涸沼、南には北浦があります。内陸部の多くは平坦な大地で、水はけが良いのが特徴です。さらに温暖な気候に恵まれていることから、農業が盛んにおこなわれており、日本一の野菜産出額を誇っています（2022年3月29日現在）。

参考：農林水産省「令和2年市町村別農業産出額（推計）」

また、市内には歴史ある神社・仏閣も複数あります。「厳島神社」は、広島の厳島から分霊を迎えた神社です。本殿は県の文化財に指定されています。松尾芭蕉の師・仏頂禅師が中興開山（ちゅうこうかいさん）したとされる「大儀寺」には、芭蕉が寺を訪れた際に月見をしながら詠んだ句や、全国から集まった句を彫った句碑が並んでいます。

ほかにも鉾田市内は、自然を満喫できるスポットが多いことが魅力です。「いこいの村涸沼」では、涸沼の豊富な自然やアクティビティーを楽しめます。そのほか、約80本の桜と長さ約500mの菜の花畑がある「安塚公園」、太平洋を一望できるコテージ・レストラン・温泉などを有する複合施設「とっぷ・さんて大洋」などがあります。

鉾田市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

鉾田市の主要な駅

鉾田市には鹿島臨海鉄道大洗鹿島線が通っています。主要な駅は「新鉾田」駅です。「新鉾田」駅を利用すれば大洗・水戸方面、鹿島神宮方面へ移動できます。

また、市内では路線バスやタクシーも利用可能です。2021年10月からは、事前登録制のデマンド型乗合タクシー「ほこまる号」が運行しています。駅やバス停が自宅の近くにない場合でも、自宅から病院や商店といった施設まで送迎してくれます。

鉾田市役所

鉾田市役所は、鉾田市鉾田1444-1にあります。「鉾田市役所前」停留所を下車して約2分です。

要介護認定の申請は、介護保険課や旭市民センター、大洋市民センターで受け付けています。指定居宅介護支援事業者や介護保険施設、鉾田市地域包括支援センターに申請を代行することも可能です。

参考：鉾田市役所

鉾田市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

鉾田市の地域包括支援センターは鉾田保健センター内に1カ所設けられています（2017年3月3日現在）。地域包括支援センター以外にも在宅介護支援センターが計6カ所設置されています。

参考：鉾田市「地域包括支援センター」

鉾田市のイベント

鉾田市で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「塔ヶ崎十一面観世音（大縁日）」は、例年1月21日と8月21日に「塔明山観音寺」で開催される催しです。特に安産や子授かり、子育てのご利益があることから、多くの参拝者が訪れます。参道にはさまざまな露店が並びます。

「鉾神社御例大祭」は、例年8月最終週の土・日・月曜日の3日間にわたって開催されるお祭りです。400年以上の古い歴史を誇る、鉾田市の夏の風物詩となっています。鉾神社には三柱の大神「大己貴命（おおあなむちのみこと）」「武甕槌命（たけみかづち）」「日本武尊命（やまとたけるのみこと）」が奉られています。無病息災や交通安全、五穀豊穣を願って、神輿（みこし）1基・山車（だし）8台が鉾田市内を練り歩く様子が見ものです。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

鉾田市の高齢者支援制度

鉾田市が展開する高齢者向けの支援制度を紹介します。

緊急通報システムの設置

身体に障がいなどがある一人暮らしの高齢者の緊急時に対応できるよう緊急通報システムを貸与するサービスです。緊急時にボタンを押すと受信センターに通知され、近くの消防署や登録している協力者に連絡が入ります。装置の設置には5,000円、保守点検には2,000円がかかります。

対象者は次のいずれかに該当し、緊急通報システムの設置が必要であると認められた方です。

鉾田市に住民登録のある、おおむね70歳以上の高齢者の方
一人暮らしの重度身体障がい者の方
上記の2つ以外の方で、市長が特に必要と認めた方

参考：鉾田市「高齢者福祉」

訪問理美容サービス

心身の障がいや疾病、老衰などを理由に美容院・理容所へ行けない高齢者などに訪問理美容サービスをおこなう実施者に対し、訪問にかかる経費の一部を助成するサービスです。1人あたり2,000円以内の支給を受けられます。ただし、理容・美容にかかった費用は助成されません。

対象者は、以下全ての要件に該当する方に対してサービスを提供する事業者の方です。

市内在住のおおむね65歳以上の高齢者で、単身世帯か高齢者のみの世帯であること
老衰や心身の障がいなどで一般の理容所や美容室のサービスが利用できないこと
要介護3以上であること

参考：鉾田市「高齢者福祉」

愛の定期便事業

日常生活において孤立した状況にあり、慢性疾患などにより病弱な高齢者の方へ向けて、乳製品の配布と安否確認をおこなうサービスです。

対象者は日常生活において孤立した状況にある高齢者のうち、下記のいずれかに当てはまる方です。

市内在住の、慢性疾患などにより病弱な70歳以上の方
要介護1以上に相当する60歳以上70歳未満の方

問い合わせ先は、鉾田市介護保険課高齢福祉係です。

参考：鉾田市「高齢者福祉」

鉾田市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

鉾田市内で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。鉾田市と隣接しているのは、鹿嶋市、行方市、小美玉市、東茨城郡茨城町・大洗町です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。