各務原市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「ベスト各務原さくらの里」、「真楽の泉」、「ゆにしすまえの」をはじめとした、岐阜県/各務原市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は3件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 3件

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各務原市の老人ホーム・介護施設について

各務原（かかみがはら）市は、岐阜県の南部に位置する自治体です。名古屋市まで約30㎞の所にあり、名古屋市のベッドタウンとなっています。こちらでは「各務原市での高齢者の暮らし」についてポイントをご紹介します。

各務原市の特徴

各務原市役所（Monami, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

各務原市の人口は14万6,961人です。65歳以上の高齢者人口は4万1,682人で、高齢化率は28.36％となっています（2021年1月1日現在）。

面積は87.81k㎡です。各務原市は、以下の表のように大きく5つの地区に分かれます。

地区名	特徴
那加（なか）	市内の中心地ながら、公園や緑が多く点在し、四季を楽しめるエリア
稲羽（いなば）	自衛隊岐阜基地の南に位置し「航空」と「宇宙」について学べるエリア
鵜沼（うぬま）	文化財や古墳が多くあり、歴史を感じるエリア
蘇原（そはら）	各務原アルプスや蘇原自然公園をはじめ、豊かな自然に囲まれたエリア
川島	川に囲まれた地域で、川とともに発展してきた歴史を持つエリア

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／各務原市「各務原市の位置」／各務原市観光協会「各務原ってこんなところ！」

各務原市の魅力

各務原市は自然豊かな町です。北部には各務原アルプスが連なり、南部には木曽川が流れています。新境川（しんさかいがわ）沿いにあるトンネル状になった桜並木は「日本さくら名所100選」に選ばれています。

そのほか、文化財や古墳があり歴史が感じられる地域です。なかでも約1,300年の歴史を誇る「木曽川のうかい」は有名です。観覧船に乗り日本最古の伝統漁法「鵜飼」を間近で見られます。

また各務原市では「各務原にんじん」の栽培が盛んです。各務原にんじんと松の実が入った「各務原キムチ」がご当地グルメとして知られています。そのほか「かかみ野人参焼酎」が特産品です。

各務原市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

各務原市の主要な駅

各務原市の鉄道は、JR高山線、名古屋鉄道各務原線・犬山線が走行しています。主要な駅は「新鵜沼」駅です。各務原線と犬山線の終点となっています。

各務原市役所

各務原市役所の所在地は、各務原市那加桜町1丁目69です。各務原線の「各務原市役所前」駅から徒歩4分で着きます。要介護認定の申請は、介護保険課で受け付けています。

参考：各務原市役所

各務原市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

各務原市内には、合計7カ所の地域包括支援センターが設置されています。

参考：各務原市「地域包括支援センター」

各務原市のイベント

村国座（Opqr - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

各務原市で毎年恒例になっているイベント・お祭りを紹介します。

「村国座子供歌舞伎」は毎年10月中旬に開催されるイベントです。会場である村国座（むらくにざ）は、国重要有形民俗文化財に指定されている芝居小屋です。稽古を積んだ子どもたちの歌舞伎を見られます。

「大安寺川ホタル祭り」は毎年初夏に大安寺川上流で開催されます。大安寺川は、ホタルの里としてビオトープを整備しているので、ホタルを鑑賞しやすいです。ゲンジボタルの優しい光が飛び交い、幻想的な風景が広がります。

「日本ライン夏まつり納涼花火大会」は毎年8月10日に木曽川河畔で開催される花火大会です。各務原市と犬山市の共催でおこなわれ、3,000発の花火が犬山城を背景に船上から打ち上げられます。2019年の参加者数は約27万人と、大勢の方が詰めかけるお祭りです。

各務原市の高齢者支援制度

各務原市で利用できる高齢者向けの支援制度をご紹介します。

高齢者住宅改善の助成

各務原市内で在宅介護中の高齢者に対して、住宅のバリアフリー化などに要する資金を助成するサービスです。1回の助成限度額は30万円で、原則として該当住宅に対し1回限りとなっています。施工前には申請が必要です。なお、介護保険の居宅介護住宅改修との併用が可能です。対象者は下記の要件にすべてあてはまる方です。

市内に住所がある方
65歳以上で、寝たきり判定（ランクA・B・C）または介護を必要とする認知症の方
世帯生計の中心者の前年度市民税課税年額が9万3,000円以下の方

参考：各務原市「高齢者住宅改善の助成」

緊急通報システム

「緊急ボタン」を押すと消防署に連絡される緊急通報システム機器を貸し出すサービスです。緊急ボタンだけでなく、看護師などのオペレーターに健康相談ができる「相談ボタン」もあります。また、オペレーターから安否確認のために月1回電話がかかってくる「見守りお元気コール」も実施しています。対象者は以下のいずれかに該当する方です。

65歳以上の一人暮らしの高齢者
虚弱な高齢者および重度障害者（65歳未満で要支援または要介護認定を受けている方）の世帯など

参考：各務原市「緊急通報システムの利用」

見守りシール配布

認知症の方が行方不明になった際に、早期発見・保護をするため、二次元バーコードが印刷された見守りシールを無料で配布しています。あらかじめシールを対象者の衣服や持ち物に貼り付けて使います。発見者が二次元バーコードを読み取ると、家族などに発見場所を知らせる仕組みです。

衣服にアイロンで貼付けられる耐洗ラベル30枚分、杖などの持ち物に貼れる蓄光シール10枚分が配布されます。対象者は、以下の2点を満たす方です。

市内で在宅生活している方
認知症の症状などにより、行方不明になるおそれのある方

参考：各務原市「各務原市認知症者外出支援事業」

各務原市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

各務原市で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで範囲を広めてみましょう。各務原市は岐阜市、関市、加茂郡坂祝町、羽島郡岐南町・笠松町、愛知県一宮市、犬山市、江南市、丹波郡扶桑町に隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。