岐阜市の老人ホーム・介護施設について
岐阜市は美濃(みの)山地と濃尾(のうび)平野の境にある、自然と都市環境が共存する地域です。戦国武将ゆかりの地であり、歴史や文化を感じられます。こちらでは「岐阜市の高齢者の暮らし」についてのポイントをご紹介します。
岐阜市の特徴
岐阜市の人口は40万6,407人です。なかでも65歳以上の高齢者数は11万7,408人で、市全体の28.9%を占めています(2021年4月現在)。
岐阜市の面積は203.6㎢です。「中央部 」「南西部 」「北西部 」「北東部 」「南東部 」の5つの地域に分けられています。
エリア名
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主な町村
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中央部
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金華(きんか)、京町(きょうまち)、明徳(めいとく)、徹明(てつめい)、梅林(ばいりん)、白山(はくさん)など
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南西部
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本荘(ほんじょう)、三里(みさと)、市橋(いちはし)、鏡島(かがみしま)、鶉(うずら)、日置絵(ひおきえ)など
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北西部
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黒野(くろの)、方県(かたがた)、西郷(さいごう)、網代(あじろ)、木田(きだ)、七郷(しちごう)など
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北東部
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藍川(あいかわ)、三輪(みわ)、岩野田(いわのだ)、鷺山(さぎやま)、常磐(ときわ)、長良(ながら)など
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南東部
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芥見(あくたみ)、日野(ひの)、長森(ながもり)など
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参考:岐阜市「人口統計」「市の位置・面積・人口」「地域別まちづくり」
岐阜市の魅力
岐阜市は岐阜県南部に位置する都市です。市内の中心部には清流長良川(ながらがわ)が流れており、すぐそばには緑豊かな金華山(きんかざん)がそびえ立ちます。
観光スポットには岐阜公園と金華山の山頂駅を結ぶ「金華山ロープウェー」や斎藤道三・織田信長の居城だった「岐阜城」があります。特に「岐阜公園」内では噴水や池、滝、四季折々の花々といった、岐阜市の美しい自然を堪能できます。気軽に訪れられることから、多くの地域住民が集まる憩いの場です。
岐阜市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター
岐阜市の主要な駅
岐阜市にはJR東海道本線、JR高山本線、名鉄名古屋本線、名鉄竹鼻線、名鉄各務原(かかみがはら)線を利用できます。岐阜市の主要な駅はJR東海「岐阜」駅と名古屋鉄道「名鉄岐阜」駅です。
「岐阜」駅には東海道本線と高山本線の2路線が乗り入れています。「名古屋」駅へのアクセスに役立ちます。また「岐阜」駅からは路線バスや高速バスの乗り場があり、電車やバスを使った移動が便利です。
「名鉄岐阜」駅には各務原線と名古屋本線が乗り入れており、名古屋本線からは直接中部国際空港へのアクセスが可能です。また「名鉄岐阜」駅はJR「岐阜」駅まで徒歩約5分であるため、東海道本線や高山本線への乗り換えがしやすいです。
岐阜市役所
岐阜市役所は、岐阜市司町(つかさまち)40-1にあります。「岐阜市役所・メディアコスモス」バス停からすぐの場所です。
岐阜市で要介護認定の申請をするには、岐阜市役所2階にある介護保険課の窓口を利用してください。また市役所の他に市内7カ所の支部でも申請できます。申請書は窓口で受け取るか、岐阜市公式ホームページからダウンロードしてください。
参考:岐阜市役所
岐阜市の地域包括支援センター
地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。
保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。
岐阜市には現在19カ所の地域包括支援センターが設置されています(2021年2月1日現在)。無料で相談に乗ってもらえるので、介護や今後の生活において不安に感じている部分がある方は利用してみましょう。
参考:岐阜市「岐阜市地域包括支援センターの紹介」
岐阜市のイベント
岐阜市で毎年恒例となっているお祭り・イベントをご紹介します。
手力雄神社(てぢからおおじんじゃ)の例祭である「手力の火祭」は毎年4月の第2土曜日におこなわれます。祭りの起源は不明とされていますが、300年以上の歴史があり、岐阜県重要無形民俗文化財に指定されています。火花のなかで火薬を仕込んだ神輿を男たちが担ぐという勇壮なお祭りです。
「岐阜まつり」は、毎年4月の第1土曜日と翌日に開催される伊奈波神社(いなばじんじゃ)の祭礼です。土曜の夜には、4台の山車と共に神輿が練り込みます。
山車には多くの提灯が付けられ、その提灯を揺らしながら進む姿はお祭りらしい華やかさがありつつ、どこか高尚さがあります。山車が鳥居前広場までやってくると、境内の桜が舞う中で人形からくりが上演されます。クライマックスでは花火が上がります。
老人ホームや介護施設では、施設職員と一緒にイベントやお祭りに参加できる場合があります。岐阜市で開催されるイベントに参加してみたい方は、あらかじめ施設側へ問い合わせておきましょう。
岐阜市の高齢者支援制度
岐阜市で実施されている高齢者支援制度を紹介します。
高齢者おでかけバスカード交付事業
70歳以上の方を対象に「高齢者おでかけバスカード」を交付できる制度です。このカードは額面3,000円分に加え、終日2割引でバスに乗車できます。1人1回のみの交付ですが、カードに入金すれば何度も使えますし終日2割引はそのままです。
交付したい場合は、交付申請書を用意して必要事項を明記し、高齢福祉課に提出または郵送しましょう。なお、カードが発行されるまで約1カ月です。
参考:岐阜市「高齢者おでかけバスカード交付事業」
老人健康農園事業
高齢者にとってゆとりある時間を有効に活用することは、心身の健康につながります。そこで岐阜市が取り組んでいるのは「老人健康農園事業」です。
この「老人健康農園事業」では60歳以上の方を対象に、1年間農園の一部区画を利用できるサービスとなっています。年間4,400円、6カ月未満なら2,200円で農園の一部を利用し、作物を育てられます。
植物を育てることで体を動かしながら精神的なストレスが軽減され、さらに他の人とのコミュニケーションが促進されます。園芸療法による効果の期待ができる支援制度です。
参考:岐阜市「老人健康農園事業」
安否確認サービス事業
安否確認サービス事業は「65歳以上の一人暮らしをしている高齢者」もしくは「寝たきりの高齢者を含め、高齢者のみで構成される世帯の方」を対象にした制度です。
自宅に感知センサーを設置し、20時間以上反応が見られない場合は監視センターが電話で安否確認します。万が一電話で安否確認ができなかった場合は、協力員に連絡し安否確認をおこないます。申請したい場合は担当の民生委員へ相談しましょう。
参考:岐阜市「安否確認サービス事業」
岐阜市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる
希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。岐阜市に隣接する地域には、関市、山県市、本巣市、瑞穂市、羽島市、各務原市、羽島郡笠松町、羽島郡岐南町、本巣郡北方町があります。