富田林市のグループホーム

介護のほんねでは、「愛の家グループホーム富田林佐備」、「ぐるーぷはうす　なごみ」、「ジェントレス宮」をはじめとした、大阪府/富田林市の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は8件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 8件

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富田林市の老人ホーム・介護施設について

富田林（とんだばやし）市は、大阪府の南東部に位置している市です。こちらでは「富田林市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

富田林市の特徴

富田林寺内町（町家）。（Penpen - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる）

富田林市の人口は10万9,650人です。そのうち65歳以上の高齢者人口は3万3,452人で、高齢化率は30.41%となっています（2021年1月1日現在）。

富田林市の面積は39.72㎢です。南部は雄大な金剛山・大和葛城（やまとかつらぎ）山を背景に、緑豊かな田園風景が広がっています。一方、西部は利便性に優れたニュータウンとなっています。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和3年全国都道府県市区町村別面積調（10月1日時点）」／富田林市「市の概要」

富田林市の魅力

富田林市には、歴史に触れられる古き良き町並みが残っています。寺内町（じないまち）には、戦国時代に創建された「興正寺（こうしょうじ）別院」や「旧杉山家住宅」をはじめとした文化財が多く、地域全体が国の重要伝統的建造物郡保存地区に指定されました。ほかにも、飛鳥時代に創建されたといわれる「新堂廃寺（しんどうはいじ）」や「お亀石古墳」といった歴史的名所が点在しています。

また、富田林市は美しい自然に恵まれている市です。農園体験ができる「農業公園サバーファーム」や、季節の花が咲く「錦織（にしこおり）公園」といったスポットでは、四季を感じられます。

富田林市の特産品は、ナスとキュウリです。生産量は大阪府内第1位となっています。このほか京都の料亭で高級食材として使用される「エビイモ」が有名です。

富田林市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

富田林市の主要な駅

富田林市は、近鉄長野線と南海高野線が走行しています。

主要な駅は「喜志（きし）」駅、「富田林」駅です。「喜志」駅は大阪芸術大学ほか2大学の最寄り駅で、通学の時間帯は混み合います。駅からは2社の路線バスが運行しており、市内の移動に便利です。

富田林市役所

富田林市役所の所在地は、富田林市常盤（ときわ）町1-1です。「富田林西口」駅から徒歩3分で到着します。また、市役所と金剛連絡所を結ぶ「レインボーバス」が走っています。

要介護認定の申請は、高齢介護課で受け付けています。

参考：富田林市役所

富田林市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

富田林市では、地域包括支援センターを「ほんわかセンター」と呼んでいます。市内にあるほんわかセンターは3カ所です。

参考：富田林市「相談窓口」

富田林市のイベント

二上山から見た花火（2010年撮影）（I, KENPEI, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

富田林市で開催されているイベントをご紹介します。

「教祖祭PL花火芸術」は、毎年8月上旬に光丘カントリー倶楽部でおこなわれています。打ち上げ数は約2万発で、関西で最大規模を誇る花火大会です。ラストの一斉打ち上げは、夜空を白く染め上げてしまうほどの迫力です。

「秋の収穫祭」は、毎年10月上旬に農業公園サバ―ファームで開催されています。トラクターの展示や稲刈り体験、サツマイモ掘りといった催しがあります。秋の味覚を味わえるので、多くの方が足を運ぶイベントです。

「石川大清掃」は、毎年3月の第1日曜日に石川と支流を中心におこなわれています。今ある自然の美しさを次世代に残せるよう、市民で協力して川辺を清掃するイベントです。

老人ホームや介護施設によっては、地域のイベントに参加できます。どのようなイベントに参加できるか気になる方は、入居を検討している施設に事前に聞いてみましょう。

富田林市の高齢者支援制度

富田林市で展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

徘徊高齢者SOSネットワーク

高齢者が行方不明になった場合の早期発見につなげる取り組みです。高齢者の情報を市に登録しておき、行方不明になった際にネットワーク参加機関に情報提供をおこないます。参加機関は公共機関、交通機関、新聞販売所、介護保険事業所などです。

対象者は「現在徘徊の症状がある、または徘徊の恐れがある認知症の高齢者」などです。無料で利用できます。

参考：富田林市「徘徊高齢者SOSネットワーク」

笑顔れんらく帳の配布

自身の健康状態や医療・介護サービスの利用状況、緊急連絡先を記録できる「笑顔れんらく帳」を配布しています。一緒に配布しているビニールカバーをつけると、診察券やお薬手帳、保険証をまとめられて便利です。

対象は、市内に住む65歳以上の方です。高齢介護課または各ほんわかセンター（地域包括支援センター）の窓口で配布しています。

参考：富田林市「笑顔れんらく帳の配布」

とんだばやし健幸サポートチャンネル

高齢者とその家族に役立つ動画のリンクをまとめたサイト「とんだばやし健幸サポートチャンネル」を運営しています。新型コロナウイルスの知識やロコトレ体操、認知症予防をはじめとする多様な内容です。オンラインを活用して健康寿命の延伸、介護予防に取り組むことを目的としています。

参考：「オンライン健活をしよう！とんだばやし健幸サポートチャンネル」

富田林市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

富田林市で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。富田林市は、堺市、羽曳野市、河内長野市、大阪狭山市、南河内郡太子町、河南町、千早赤阪村と隣接しています。

グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではグループホーム（認知症対応型老人共同生活介護）への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。

グループホームの入居条件は満たしていますか？

グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。

認知症の診断が必要です

グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。

要支援2以上が入居対象です

グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。

要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。

要介護認定とは｜要支援1～要介護5までの判定基準・給付金の限度額・入居できる施設など

住民票のある地域でしか入れません

グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。

グループホームの退去要件

グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。

特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。

また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。

グループホームの特徴を把握していますか？

グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。

1施設あたり9～18名の小規模なユニットケア

グループホームはほとんどの場合、定員が9～18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。

「できることは自分でする」という考え

グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。

看護師は配置は義務付けられていない

認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。

グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

グループホーム（認知症対応型共同生活介護）とは？サービス・費用・入居条件などの特徴、住宅型有料老人ホームとの違いについて解説

グループホームの費用

初期費用	月額費用
0～数百万円ほど	10～20万円ほど

グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。

入居一時金は0～数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万～数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。

グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。

グループホームで認知症を抑制しながら生活する

以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。

認知症の症状の抑制を考えている
認知症でありながら、自立した生活を続けたい
医療依存度は高くない

グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。

また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。

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