大阪市鶴見区のグループホーム

介護のほんねでは、「まんてん堂グループホームつるみ緑地」、「グループホームみさき中茶屋」、「ニチイケアセンター鶴見今津」をはじめとした、大阪府/大阪市鶴見区の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は6件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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大阪市鶴見区の老人ホーム・介護施設について

鶴見区は、大阪市を構成する行政区の1つです。こちらでは「大阪市鶴見区での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

大阪市鶴見区の特徴

鶴見区役所（BJP039 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

大阪市鶴見区の人口は11万3,342人です。65歳以上の高齢者人口は2万5,390人で、高齢化率は22.40%となります。

大阪市鶴見区の面積は、8.17㎢です。大阪市の最東部に位置しています。河川や水路が多く寝屋川や平野川、古川が流れています。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）／大阪市鶴見区「鶴見区の概要」

大阪市鶴見区の魅力

大阪市鶴見区は、都市にありながら緑豊かなスポットが豊富です。区の北部には120ヘクタールの面積がある「花博記念公園鶴見緑地」があります。敷地内にはバラ園や風車の丘、大芝生、茶室のある日本庭園があり、自然や四季を満喫できる区民の憩いの場です。なかでも日本最大級の温室がある植物園「咲くやこの花館」には、世界各地のさまざまな植物が常時300種類ほど展示されています。このほか「大阪鶴見フラワーセンター」「横堤花と緑のプロムナード」も花を鑑賞できる場所です。

また、大阪市鶴見区には歴史・文化に触れられるスポットが点在しています。「比枝（ひえ）神社」「阿遅速雄（あちはやお）神社」「中高野街道の剣街道」をはじめとした史跡に恵まれたエリアです。「阿遅速雄神社」には大くすのきがあり、大阪府の天然記念物に指定されています。

大阪市鶴見区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

大阪市鶴見区の主要な駅

大阪市鶴見区には、JR片町線・おおさか東線、大阪メトロ長堀鶴見緑地線が走行しています。

主要駅はJR「放出（はなてん）」駅です。「放出」駅は片町線とおおさか東線が乗り入れているため、新大阪や京橋、北新地、尼崎方面と簡単に行き来できます。

鶴見区役所

鶴見区役所の所在地は大阪市鶴見区横堤（よこづつみ）5丁目4-19です。大阪メトロ長堀鶴見緑地線「横堤」駅5番出口を出るとすぐに到着します。バスを利用する場合は大阪シティバス「鶴見区役所前」バス停を下車してすぐです。

要介護認定の申請手続きは、鶴見区役所で受け付けていません。申請の際は、必要な書類を認定事務センター（〒557-0024 大阪市西成区出城2-5-20）へ郵送します。申請の手続きは本人や家族で進められますが、居宅介護支援事業者や地域包括支援センター、介護保険施設に代理申請を依頼することも可能です。

参考：鶴見区役所

大阪市鶴見区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

大阪市鶴見区には、3カ所の地域包括支援センターが設置されています。

参考：大阪市「地域包括支援センター」

大阪市鶴見区のイベント

花博記念公園鶴見緑地（Oilstreet (talk) - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

大阪市鶴見区内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「鶴見区民まつり」は、毎年9月に花博記念公園鶴見緑地内で開催されているイベントです。パレードやステージイベント、お化け屋敷といったさまざまな催しがあります。また、屋台や特産品のブースがあり、グルメも楽しめます。

「鶴見区だんじり祭」は、毎年10月下旬に鶴見神社で開催されているお祭りです。鶴見区内の5地区が集まり、だんじりを曳いてパレードをおこないます。五穀豊穣を願う秋の伝統行事です。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

大阪市鶴見区の高齢者支援制度

大阪市鶴見区で利用できる高齢者の支援制度をご紹介します。

在宅高齢者日常生活用具給付事業

在宅高齢者の方に日常生活用具を給付する制度です。給付する機器は自動消火器、火災報知器（緊急通報システム連動型）、電磁調理器、高齢者用電話になります。利用料金は基本無料ですが、電磁調理器のみ前年所得税などに応じた自己負担があります。

65歳以上の方が対象で、種目ごとに詳細の要件が異なります。

種目	要件
自動消火器	防火への注意が必要な、要介護1以上の認定を受けている所得税非課税の一人暮らしの高齢者など
火災警報器（緊急通報システム連動型）	防火への注意が必要な、要介護1以上の認定を受けている所得税非課税の一人暮らしの高齢者など
電磁調理器	防火への注意が必要な一人暮らしの高齢者など
高齢者用電話	緊急通報システム事業を申請している、所得税非課税の一人暮らしの高齢者など

参考：大阪市「在宅高齢者日常生活用具給付事業」

生活支援型食事サービス事業

高齢者の見守りを目的とした配食サービスです。昼食か夕食を配達し、安否確認を実施します。

食材費・調理費用は利用者負担です。また、サービスの利用料は配食事業者によって異なります。ただし、世帯全員の年間総所得が合計150万円以下、または市府民税非課税世帯の場合は、1食のうち400円を超えた分の負担額を軽減できます。負担額の補助は上限150円です。

対象となるのは、次の1か2に該当する方です。

下記に該当する高齢者
- 要支援・要介護の認定を受けている方
- 「単身世帯」または「要支援・要介護のみ世帯」または「要支援・要介護と（2）の障がい者のみ世帯」に属する方
下記に該当する障がい者
- 「身体障がい者手帳の1級もしくは2級」または「療育手帳（B2を除く）」または「精神障がい者保健福祉手帳（3級を除く）」を所持している方
- 「単身世帯」または「障がい者のみ世帯」または「障がい者と（1）の高齢者のみ世帯」に属する方

参考：大阪市「生活支援型食事サービス事業」

ふれあいや安否確認のサービス

環境局の職員が自宅まで訪問し、ごみ収集するサービスです。ごみの種類は普通ごみや資源ごみ、容器包装プラスチック、古紙・衣類のほか、粗大ごみにも対応します。収集の際は利用者に声かけを実施し、約束の曜日にごみが出されていない場合は事前に登録された連絡先に通報するサービスもおこないます。

対象となるのは、65歳以上で一人暮らしの高齢者、高齢者のみ世帯、障がいのある方と居住している家庭で、ごみの持ち出しが難しい方です

参考：大阪市「ふれあいや安否確認のサービス」

大阪市鶴見区で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

大阪市鶴見区内で老人ホームを探していて、希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。大阪市鶴見区は、大阪市城東区・旭区、東大阪市、守口市、門真市、大東市と隣接しています。

グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではグループホーム（認知症対応型老人共同生活介護）への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。

グループホームの入居条件は満たしていますか？

グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。

認知症の診断が必要です

グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。

要支援2以上が入居対象です

グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。

要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。

要介護認定とは｜要支援1～要介護5までの判定基準・給付金の限度額・入居できる施設など

住民票のある地域でしか入れません

グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。

グループホームの退去要件

グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。

特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。

また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。

グループホームの特徴を把握していますか？

グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。

1施設あたり9～18名の小規模なユニットケア

グループホームはほとんどの場合、定員が9～18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。

「できることは自分でする」という考え

グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。

看護師は配置は義務付けられていない

認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。

グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

グループホーム（認知症対応型共同生活介護）とは？サービス・費用・入居条件などの特徴、住宅型有料老人ホームとの違いについて解説

グループホームの費用

初期費用	月額費用
0～数百万円ほど	10～20万円ほど

グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。

入居一時金は0～数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万～数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。

グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。

グループホームで認知症を抑制しながら生活する

以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。

認知症の症状の抑制を考えている
認知症でありながら、自立した生活を続けたい
医療依存度は高くない

グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。

また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。

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グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

グループホームの入居条件は満たしていますか？

認知症の診断が必要です

要支援2以上が入居対象です

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グループホームの退去要件

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