阪南市のグループホーム

介護のほんねでは、「社会福祉法人野のはなグループホーム野のはな」、「グループホーム・ミズナス」、「グループホーム　ふれ愛四季の郷」をはじめとした、大阪府/阪南市の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は4件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 4件

全国のおすすめ施設特集

認知症の受け入れ相談可の施設特集

認知症でもご安心ください。認知症での入居が相談可能な施設をご紹介します。

低価格プラン有りの施設特集

費用を抑えたい方に。入居一時金、月額利用料が比較的低いプランの施設だけをご紹介します。

24時間介護士常駐の施設特集

入居者が体調に異変をきたしやすい早朝や深夜にも介護士が常駐している施設をピックアップしました。

デイサービス併設の施設特集

施設によっては介護サービスがないところも。気軽に介護サービスを受けられる施設を集めました。

アクセス良好の施設特集

入居してからも通いやすいアクセスに優れた施設を集めました。

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阪南市の老人ホーム・介護施設について

阪南（はんなん）市は、大阪府の最南端に位置している市です。こちらでは「阪南市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

阪南市の特徴

阪南市役所（Suikotei - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

阪南市の人口は5万3,102人です。65歳以上の高齢者人口は1万7,479人で、高齢化率は32.92％となっています。阪南市の面積は36.17㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」

阪南市の魅力

阪南市は、豊かな自然に恵まれた地域です。北側に大阪湾、南側に和泉山脈があり、海や山を中心とした景観が特徴です。市内には四季折々に楽しめる観光名所があります。

和歌山との県境に近い「山中渓（やまなかだに）」は、春に河川敷で桜の花を楽しめるスポットです。昭和の中頃まで温泉街としてにぎわっていた場所で、現在も趣のある街並みが残されています。

「箱作（はこつくり）海水浴場」は、白い砂浜と青い海が魅力的なレジャースポットです。夏には多くの海水浴客が訪れます。淡路島や明石海峡大橋が見えるほか、「日本の夕陽百選」に選ばれた美しい夕焼けも見られます。

また阪南市では、古くから綿織物の生産がおこなわれてきました。そのほかにも、豊かな自然環境を生かして漁業や農業、地酒造りといった地場産業が盛んです。創業約300年を誇る老舗の「浪花酒造」では、高級酒や季節限定酒といったさまざまなお酒を試飲できます。

阪南市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

阪南市の主要な駅

阪南市にはJR阪和線、南海電鉄南海本線が通っています。主要な駅は「尾崎」駅です。区間急行や急行の停車駅で、駅周辺には総合病院や商業施設が集まっています。

また、阪南市ではコミュニティバス「さつき号」が運行しています。買い物や通院などの移動に便利です。

阪南市役所

阪南市役所の所在地は、阪南市尾崎町35-1です。「尾崎」駅から徒歩約4分で到着します。バスを利用する場合は、「阪南市役所」バス停よりすぐです。

要介護認定の申請は、健康福祉部介護保険課で受け付けています。

参考：阪南市役所

阪南市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

阪南市内には、地域包括支援センターが、2カ所設置されています。

参考：阪南市「高齢者に関する相談窓口」

阪南市のイベント

わんぱく王国入り口（聖石大戦ぶぅぶぅ - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

阪南市で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「山中渓桜祭り」は、毎年3月下旬から4月中旬頃に市営公園「わんぱく王国」で開催されるイベントです。阪南太鼓の演奏やよさこい踊りのほか、物産展や軽食の販売もあります。夜には桜がライトアップされ、夜桜を楽しめます。

「阪南の秋祭り」は、例年体育の日とその前日の2日間にわたり阪南市役所周辺でおこなわれるお祭りです。1日目には市内各所のやぐらが集まり、波太（はた）神社の拝殿前を駆け上がります。2日目の神輿渡御（みこしとぎょ）では、神社で神事をおこなった3基の神輿（みこし）が海の中に入ります。大勢の人にかつがれながら、神輿が海を進んでいく様子は見ものです。

また、秋祭りの前週の日曜日には「やぐらパレード」が開催されます。市役所周辺で、各地区が自慢のやぐらの曳行（えいこう）を披露する催しです。高齢者の方や車いすを使用している方専用のバリアフリー観覧席（先着順）が設置されるので、安全に見物できます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

阪南市の高齢者支援制度

阪南市が展開する高齢者支援制度をご紹介します。

認知症SOSネットワーク

認知症のある高齢者が所在不明になった場合に、早期発見・保護につなげる事業です。行方が分からなくなってしまったら、警察署に捜索願を出したうえで地域包括支援センターなどにSOSネットワークの利用を申し出ます。その後、阪南市内および近隣市町の行政や協力機関、地域住民との協力によるネットワークを活用して捜索をおこなう仕組みです。なお、利用にあたっては事前登録が必要です。

対象者は、市内在住の行方不明になる可能性のある、認知症高齢者の方です。お問い合わせは、市役所健康福祉部介護保険課で受け付けています。

参考：阪南市「阪南市認知症高齢者等SOS配信メールシステム（さつきネット）を実施しています」

家族介護支援事業

介護する家族を支援する目的で、おむつをはじめとする介護用品の購入代金を助成します。対象者は、要介護3・4・5のいずれかに該当し、家族全員が市民税非課税の方です。なお、生活保護世帯は対象外です。

お問い合わせは、市役所健康福祉部介護保険課で受け付けています。

参考：阪南市「地域支援事業」

阪南市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

阪南市で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。阪南市の隣接地域は、泉南市、泉南郡岬町、和歌山県和歌山市、岩出市です。

グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではグループホーム（認知症対応型老人共同生活介護）への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。

グループホームの入居条件は満たしていますか？

グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。

認知症の診断が必要です

グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。

要支援2以上が入居対象です

グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。

要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。

要介護認定とは｜要支援1～要介護5までの判定基準・給付金の限度額・入居できる施設など

住民票のある地域でしか入れません

グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。

グループホームの退去要件

グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。

特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。

また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。

グループホームの特徴を把握していますか？

グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。

1施設あたり9～18名の小規模なユニットケア

グループホームはほとんどの場合、定員が9～18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。

「できることは自分でする」という考え

グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。

看護師は配置は義務付けられていない

認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。

グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

グループホーム（認知症対応型共同生活介護）とは？サービス・費用・入居条件などの特徴、住宅型有料老人ホームとの違いについて解説

グループホームの費用

初期費用	月額費用
0～数百万円ほど	10～20万円ほど

グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。

入居一時金は0～数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万～数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。

グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。

グループホームで認知症を抑制しながら生活する

以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。

認知症の症状の抑制を考えている
認知症でありながら、自立した生活を続けたい
医療依存度は高くない

グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。

また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。

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