写真出典:社会福祉法人 稚内市社会福祉事業団
特別養護老人ホーム富士見園は、平成26年に増床工事を行いました。この工事で増えたのは従来型の居室ではなく、利用者一人ひとりの空間づくりを重視したユニット型の居室(個室)です。定員40名のうち10名を1ユニットとして区分けして、小規模でアットホームな環境づくりがなされています。施設へ入居することになった高齢者の方々が、自宅で生活していたときと近いスタイルで暮らせるような環境を実現し、多様化するニーズに応える老人ホームなのです。
稚内市特別養護老人ホーム富士見園があるエリアは景観のよい海に面している場所である一方、津波や台風などの災害による影響をうけやすい土地でもあります。そんな災害への不安を払拭できるように、稚内市特別養護老人ホーム富士見園では災害対策にも力を入れています。入居者の方々やそのご家族が安心して生活できるように「避難施設」として利用できる防災機能を有しており、災害時には地元住民の方々も老人ホームへと避難できるようになっています。
日本最北端の老人ホームってどんなところ?
「特別養護老人ホーム富士見園」とは、北海道にある特別養護老人ホーム(特養)です。日本最北端である稚内市に位置しており、要介護・要支援認定をうけてサポートを必要としている高齢者の方々が生活しています。富士見園が開園したのは昭和49年4月1日で、平成8年には改築、そして平成26年4月には83床から123床への増床工事が行われました。稚内市の介護・福祉サービスを長らく支えている老人ホームであり、市内に住む人々からの信頼も厚いことがうかがえます。【富士見園の特徴】その1:時代のニーズにあわせてユニット型を増床
3月10日、稚内市社会福祉事業団が運営している稚内市特別養護老人ホーム富士見園では、ユニット型40床を増床する工事が完成し「竣工式」が行われました。
出典:稚内市役所
写真出典:石塚建設興業株式会社特別養護老人ホーム富士見園は、平成26年に増床工事を行いました。この工事で増えたのは従来型の居室ではなく、利用者一人ひとりの空間づくりを重視したユニット型の居室(個室)です。定員40名のうち10名を1ユニットとして区分けして、小規模でアットホームな環境づくりがなされています。施設へ入居することになった高齢者の方々が、自宅で生活していたときと近いスタイルで暮らせるような環境を実現し、多様化するニーズに応える老人ホームなのです。
【富士見園の特徴】その2:津波に備える防災機能を完備
施設の3階部分は、津波などの災害時に施設利用者の他、地域住民の方々が一時的に避難することができる防災機能を有した施設にもなっています。
出典:稚内市役所稚内市特別養護老人ホーム富士見園があるエリアは景観のよい海に面している場所である一方、津波や台風などの災害による影響をうけやすい土地でもあります。そんな災害への不安を払拭できるように、稚内市特別養護老人ホーム富士見園では災害対策にも力を入れています。入居者の方々やそのご家族が安心して生活できるように「避難施設」として利用できる防災機能を有しており、災害時には地元住民の方々も老人ホームへと避難できるようになっています。
おわりに
稚内市にある特別養護老人ホーム富士見園についてご紹介しました。施設を利用する方々にとってより快適に、毎日安心して生活できる環境づくりがなされていることが伝わってきます。これからの老人ホームの在り方も、稚内市の老人ホームのようになっていくことでしょう。
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この記事の寄稿者
crooque
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。