傾聴ボランティアとは?
傾聴とは、相手の話に耳と心を傾けて聴くことで、カウンセリングの世界などでも良く使われている言葉です。この傾聴という方法を使った資格もあり、様々な現場で使われています。また、家族との会話など日常の生活でも使うことができます。今回は、介護の現場などで活躍している傾聴ボランティアについてご紹介します。
出典:http://www.sanseido-publ.co.jp/
傾聴ボランティアの役割
傾聴ボランティアとは、介護施設や高齢者の自宅を訪問して、高齢者の話を聞くボランティアのことです。傾聴ボランティアの役割としてポイントなのが、高齢者の話をただ聞いてあげること。カウンセリングでは、専門的な知識を持った者が、相手の相談に乗り問題を解決しようとしますが、傾聴ボランティアは高齢者の話を折ったり、アドバイスをしようとはしません。
みなさんも経験したことがあるかと思いますが、誰かに自分の話をするだけで気持ちが楽になったりしたことはないでしょうか?逆に、ただ話を聞いてもらいだけなのに、否定をされたりアドバイスをされたりすると、話す気がなくなってしまう場合もあります。高齢者が話したい話をして、悩みなどを打ち明けることによって気持ちの整理をしてもらう、これが傾聴ボランティアの目的であり、カウンセリングとの大きな違いです。
出典:http://www.hiraku-navi20.jp/
傾聴ボランティアになるには?
傾聴ボランティアには特別な資格などは必要ありません。傾聴ボランティアの活動を行いたい場合には、ご自分の地域の社会福祉協議会やボランティアセンターに相談してみましょう。そこで傾聴ボランティアとして登録すれば、介護施設などからの依頼があった場合に、活動を行うことができます。また、自分が活動を行いたい施設などがある場合には、直接その施設に相談してみることも良いでしょう。逆に自分の話を聞いてほしい、傾聴ボランティアの方に来てほしいという方は、入居している施設に相談するか、お近くのボランティアセンターなどに問い合わせてみましょう。
出典:http://www16.ocn.ne.jp/
老人ホーム・介護施設を探す
-
関東 [12234]
-
北海道・東北 [6920]
-
東海 [4898]
-
信越・北陸 [3311]
-
関西 [6708]
-
中国 [3568]
-
四国 [2056]
-
九州・沖縄 [7729]
この記事の寄稿者
coba
介護のほんねニュースのライター。話題の介護関連キーワードの中から気になるトピックについて解説します。