逗子市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「桜山ハイム」、「桜山ハイム結生」をはじめとした、神奈川県/逗子市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は2件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 2件

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逗子市の老人ホーム・介護施設について

逗子市は、神奈川県の南東部にある市です。明治時代から避暑地として発展し、現在では都心のベッドタウンにもなっています。こちらでは「逗子市での高齢者の暮らし」に関する情報をご紹介します。

逗子市の特徴

逗子市役所庁舎（Waka77 - 投稿者自身による著作物, CC0, リンクによる）

逗子市の人口は5万9,598人です。65歳以上の高齢者人口は1万8,682人で、高齢化率は31.35％となっています。

逗子市の面積は17.28㎢です。逗子、桜山、沼間（ぬまま）、池子、久木、山の根、小坪、新宿の8地区に大きく分かれます。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」／逗子市「逗子市とは、こんなところ」

逗子市の魅力

逗子市は三浦半島の付け根に位置し、南東に乳頭山（にゅうとうさん）、西には相模湾が広がっています。海と山に恵まれているだけでなく、田越川（たごえがわ）や「久木大池公園」「大崎公園」「蘆花（ろか）記念公園」といった自然豊かなスポットが豊富です。

また逗子市には歴史的名所が点在しています。「名越切通（なごえきりどおし）」は、鎌倉時代に開削された主要道です。当時の歴史的景観が現存しており、国の史跡に指定されています。

「まんだら堂やぐら群」は、土で造られた2m四方の穴が積み重なっている史跡です。武士や僧侶を供養するために建てられたと考えられ、現在150カ所以上の穴が確認されています。丘陵地の中腹にある「岩殿寺（がんでんじ）」は、坂東観音札所の第2番目になっている寺院です。あじさいや水仙、山椿といった四季折々の花が鑑賞できます。

ほかにも、逗子市は海の幸に恵まれたエリアです。市内には「小坪漁港」が、近隣には「佐島漁港」や「長井漁港」があり、1年を通して新鮮な魚が集まります。地ダコやシラス、サザエが特産品です。

逗子市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

逗子市の主要な駅

逗子市にはJR横須賀線・湘南新宿ライン、京急逗子線が走っています。主要駅は「逗子」駅、「逗子・葉山」駅です。「逗子」駅からは、上りで横浜・東京方面、下りで横須賀・久里浜方面へアクセスできます。

逗子市役所

逗子市役所は、逗子市逗子5丁目2-16にあります。JR横須賀線「逗子」駅から徒歩約3分、京浜急行線「逗子・葉山」駅から徒歩約1分で到着できます。

要介護認定の申請窓口は、高齢介護課介護保険係です。

参考：逗子市役所

逗子市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

逗子市の地域包括支援センターは、3カ所です（2022年3月現在）。

参考：逗子市「地域包括支援センター」

逗子市のイベント

逗子海岸（神奈川県逗子市）（Quercus acuta - 投稿者自身による著作物, CC0, リンクによる）

逗子市で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「逗子市民まつり」は、例年10月中旬に第一運動公園で開催されるイベントです。特設ステージでの催しや、おみこしパレード、スポーツ体験コーナー、露店グルメが楽しめます。毎年6万人以上が来場するお祭りです。

「NIGHT WAVE in ZUSHI」は、例年10月に逗子海岸で開催されるイベントです。逗子海岸の海面が青い光でライトアップされ、まるで波が光っているような景色が見られます。砂浜には8000本のキャンドルが飾られるほか、飲食ブースの出店があります。

「流鏑馬（やぶさめ）」は、例年11月に逗子海岸で開催される伝統行事です。かつて源頼家が逗子海岸で「笠懸（かさがけ）」をしたという云い伝えが由来となっています。当日は子ども武者行列が街を練り歩いたのち、海岸で流鏑馬が披露されます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

逗子市の高齢者支援制度

逗子市が展開する高齢者支援制度をご紹介します。

高齢者入浴手帳（入浴助成券）

逗子市が指定する公衆浴場「あづま湯（逗子市沼間1丁目19-11）」で使える入浴助成券を交付する事業です。入浴助成券を使うと、1回150円で利用できます。入浴助成券は1カ月あたり6枚発行され、交付された年度の3月31日まで利用可能です。

対象となるのは、逗子市に住民登録している65歳以上の方です。

参考：逗子市「逗子市の高齢者福祉サービス」

福祉配食サービス

日常生活に支障がある高齢者の方の自宅に昼食のお弁当を配達するサービスです。普通食のほか、カロリー・塩分調整食、たんぱく・塩分調整食に対応しています。自己負担額は1食あたり407円です。

対象となるのは「身体状況などによって買い物や調理、食事の確保が難しい方」「65歳以上の一人暮らし高齢者」「世帯全員の市民税が非課税である世帯」の3点を満たす方です。なお、サービスの利用にはケアマネジャーなどによる状況調査が必要です。介護保険サービスを利用している方は担当のケアマネジャーに相談してください。

参考：逗子市「逗子市の高齢者福祉サービス」

福祉緊急通報システム

急病などの緊急時に備えて、緊急通報機器を貸し出しています。機器の種類は、ペンダント型無線発信器、火災感知器、生活行動探知機の3つです。なお、ペンダント型無線発信器は固定電話の契約が必要で、屋内でのみ使用できます。

利用料は、月額3,300円に消費税および地方消費税を加えた額です。世帯全員が非課税世帯の場合は無料となります。いずれも通信費は利用者負担です。

対象となるのは「65歳以上の一人暮らし高齢者で、持病があり身体状態に不安を持つ方」です。特に、命に関わる急変が起こりやすい「心臓疾患」や「脳血管疾患」がある方を対象としています。自分の疾病が対象になるか分からない方は、市役所高齢介護課高齢福祉係で相談を受け付けています。

参考：逗子市「逗子市の高齢者福祉サービス」

逗子市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

逗子市内で老人ホームを探していて、希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。逗子市は横浜市、鎌倉市、横須賀市、三浦郡葉山町と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。