「病院」と「家」のいいとこどり 安心がついた住まいで悔いのない時間を
ファミリー・ホスピス池上ハウスは、近くを呑川が流れる昔ながらの落ち着いた街並みのなかに建つ大規模なホスピスです。ホスピスなので入居できる方は難病かがん末期の方がメイン。賃貸契約で部屋を借り、そのうえで施設内の訪問看護・訪問介護のサービスを用います。それぞれの事業所のスタッフが24時間365日館内にいるので、夜間や早朝も安心して生活できるのがメリットです。
施設長の高森さんはファミリー・ホスピス池上ハウスについて「自宅と病院のいいとこどり」といいます。自宅のように落ち着ける場所でありながら、看護師や介護士がおり、落ち着けるのが魅力なのだそう。あくまで「自宅」という安心感があるので、ハウス側のルールに従う必要がないのがメリットです。
おすすめポイント “あくまで「自宅」だから自由に過ごせる”
ファミリー・ホスピス池上ハウスはがん末期・難病の方のみを受け入れているホームです。施設長をはじめ、訪問介護・訪問看護のスタッフは終末期の方を数多く看てきた経験があります。「お看取りが近づいてきた方のケア」「ご家族とのコミュニケーション」といった繊細な部分も、経験豊富だからこそ安心して任せられるのが強みです。
また、あくまで「入居者様が賃貸契約をして借りる家」という点も魅力の一つ。ホーム側で具体的なルールがほとんどなく、やりたいことを自由にできます。この生活スタイルこそが「悔いのない最期」を迎えるために大切です。その一環として家族の面会も自由にできます。コロナ禍を経て病院などでは「面会できない」というところもあります。しかし終末期の方にとって家族に会うことは念願の一つです。悔いなく最期を迎えたい方におすすめのホームです。
気になるポイント
「がん末期や難病になっても、最期まで延命治療に臨みたい」とお考えの方は病院に入院することをおすすめします。ファミリー・ホスピス池上ハウスにも訪問看護ステーションがあり、看護師が常駐していますが、病院に比べると本格的な延命治療はできません。どちらかというと、過度な延命治療をせずに、自分の好きな暮らしを送りたいとお考えの方に向いている施設といえます。