介護老人保健施設 - 介護施設の探し方ガイド

介護老人保健施設

介護老人保健施設は、充実した医療ケアを受けながら日常生活への復帰をサポートする施設。特別養護老人ホーム同様低額で利用できますが、在宅復帰を目指す性格上、3か月ごとに入所継続判断が行われる点が異なります。

3行でまとめ

  1. 医療法人や社会福祉法人が運営。医療ケア、機能回復、生活支援を受けながら在宅復帰を目指す施設

  2. 在宅復帰を目指すという特性上、3か月おきに入所継続を判断。快復や悪化が認められた場合、退所を求められることも

  3. 入居金は不要で月額料金も低額。医療や機能回復が充実している反面、イベントやレクリエーションはほとんど実施されない

概要

医療法人や社会福祉法人が運営する公的施設。必要な医療、介護、看護、機能回復、生活支援を受けながら自宅復帰を目指すための施設です。特別養護老人ホームとよく似ていますが、大きな違いは入所目的。介護老人保健施設は「在宅復帰」が目的のため、長期入居には向きません。多くの場合、3か月から6か月ほどの入居が目安になっています。3か月ごとに入居継続判断があり、快復した場合は自宅へ、在宅復帰が難しいと認められた場合は介護付き有料老人ホーム等へ転居をしなければなりません。

対象・条件

年齢 60歳未満 60〜65歳 65歳以上

介護度 自立 要支援 要介護

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その他の条件 看取り・ターミナルケア 認知症の受け入れ 収入の審査

少ない方が優先

入居条件は、原則65歳以上で要介護度1以上であること。例外として、特定疾病(認知症、関節リウマチ、早老症、癌など)に認定された40〜64歳までの方も、対象者となります。そのほか施設ごとに細かな入居条件が設けられています。

費用・価格・料金

入居時費用の相場

0円

入居時費用の補足

入居金は必要ありません。

月額費用の相場

8〜13万円

月額費用の補足

月額費用には施設サービス費(介護保険料)や居住費(室料、光熱費等)、食費、日常生活費(理美容代等)等が含まれています。

施設サービス費(=介護保険料)は施設の形態、居室の種類、職員の配置、介護度、地域により異なります。施設サービス費そのものは個室や準個室のほうが安いのですが、施設料として室料が別にかかるため、トータルでは多床室より高くなります。

サービス内容

居室・設備

基本的にバリアフリーで車いすの移動がしやすい造りになっています。多床室が多いものの、従来型の個室に加え、近年ではユニット型の個室・準個室も増加。共用部分にはトイレ、浴室、談話室、食堂、機能訓練室などが設けられています。レクリエーションルームを持ち、積極的に行う施設もありますが、基本的に娯楽施設は少ないか、設置されていません。

料理・食事

栄養バランスの良い食事が3食提供されます。利用者の身体状況、咀嚼能力に合わせ、普通食、きざみ食、ソフト食、ミキサー食など調理も柔軟に行っています。利用者の自立を支援する立場から、できるだけベッドを離れ、食堂に集まって食事をします。

介護/看護/医療体制

介護老人保健施設は病院に併設されていることも多く、充実した医療ケアが受けられます。医師、看護師、介護士が24時間体制で利用者の健康と生活を見守っています。緊急時も医療体制が整っているので安心です。また、在宅復帰を目的とする特性上、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士の設置が義務付けられているのも特徴となっています。

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