三鷹市の要支援の受入が可能なサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「そんぽの家S 吉祥寺南」、「そんぽの家S 三鷹丸池公園」、「ガーデンテラス仙川」をはじめとした、東京都/三鷹市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅/要支援の条件に当てはまる施設は5件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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三鷹市の老人ホーム・介護施設について

三鷹市は、東京都のほぼ中心に位置する市です。東京23区と隣接する利便性の高さが魅力です。こちらでは「三鷹市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

三鷹市の特徴

三鷹市役所（あばさー - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる）

三鷹市の人口は19万126人です。そのうち65歳以上の高齢者人口は4万1,432人で、高齢化率は21.79%となっています（2021年1月1日現在）。

三鷹市の面積は16.42㎢です。三鷹市は三鷹駅前、井の頭・牟礼（むれ）、野川・仙川の3つのエリアに大きく分かれます。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／三鷹市「三鷹市の位置と地勢」「観光情報」

三鷹市の魅力

三鷹市は、都心に近い一方で豊かな自然が残されている地域です。特に「井の頭恩賜（おんし）公園」は1917年に開園した国内初の郊外公園でです。春には池の周りに植えられた約200本の桜が満開になり、多くの花見客が訪れます。池には多くの水鳥が生息しており、バードウォッチングに人気の場所です。

三鷹市はかつて農村だった歴史を持ち、古き良き日本の文化を感じられることも特長です。「大沢の里」には崖線の下から出る湧き水をいかした水田やわさび田があり、都内にいながら里山の風景を望めます。明治時代に建てられた古民家が一般公開されており、昔ながらの民具の展示や体験学習がおこなわれています。

さらに、三鷹市は文化に触れられる施設が多くあります。「三鷹市芸術文化センター」は、音楽や演劇、古典芸能などが上演されるコンサートホールです。「三鷹市立アニメーション美術館（三鷹の森ジブリ美術館）」はアニメ制作会社・スタジオジブリの作品をモチーフにした美術館です。さまざまな作品の世界観を再現した空間が広がっており、貴重な資料が展示されています。

三鷹市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

三鷹市の主要な駅

三鷹市内には、JR中央本線・総武線、京王電鉄井の頭線が走行しています。主要駅は「三鷹」駅です。駅からは小田急バスを含む4路線のバスを利用できます。

三鷹市役所

三鷹市役所の所在地は、三鷹市野崎1丁目1-1です。JR中央本線「三鷹」駅からバスに乗車し「三鷹市役所前」バス停で下車してすぐです。

要介護認定の申請は、介護保険課介護認定係で受け付けています。

参考：三鷹市役所

三鷹市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

三鷹市内の地域包括支援センターは合計7カ所です。また井の頭地域には「井の頭地域福祉支援センター」が設置されており、高齢者の暮らしをサポートしています。

参考：三鷹市「地域包括支援センター等のご案内」

三鷹市のイベント

拝殿（Nesnad - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

三鷹市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「三鷹阿波踊り」は、毎年8月に三鷹駅南口の中央通りでおこなわれるイベントです。1968年から続く恒例行事で、市内外の約30の連が見事な阿波踊りを披露します。誰でも参加できる「飛び入り連」があり、一般の参加者も阿波踊りを踊って楽しめます。

「三鷹国際交流フェスティバル」は、毎年9月に井の頭恩賜公園西園の文化交流広場で開催されているイベントです。世界各国の文化に触れて国際交流を深めることを目的に、さまざまな催し物がおこなわれています。ワールドバザールには世界の食品や雑貨が集まり、買い物や食事を楽しめます。世界各国の代表的なダンスや音楽に触れられるステージも見どころです。

「節分祭」は、八幡大（はちまんだい）神社で毎年2月に開催されるお祭りです。小忌衣（おみごろも）を着て、拝殿で厄除け開運のご祈願をします。その後、神楽殿で豆をまき邪気を払います。境内には露店や休憩場所が設けられるので、腰掛けながら楽しむことも可能です。

三鷹市の高齢者支援制度

三鷹市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

高齢者訪問理美容サービス

寝たきりや身体機能の低下などが理由で理美容院に行けない方に向けて、訪問理美容券を発行しています。市が指定する理容院・美容院のスタッフが自宅を訪問し、カットをするサービスです。

訪問理美容券は、1年度につき4枚発行されます。料金は1回500円です。

対象は「65歳以上の高齢者で、要介護3～5の方」です。ただし、老人ホームや施設に入居中の方は利用できません。

参考：三鷹市「高齢者訪問理美容サービス」

リフト付タクシーの運行

公共交通機関や一般タクシーの乗車が難しい方のため、リフト付きタクシーを運行しています。タクシーには車椅子やストレッチャーのまま乗車可能です。必要があれば乗り降りの介助サービスも実施しています。

利用できる回数は、月3回までです。同一日内の利用は1回と数えるため、通院や入退院、ショートステイ先への送迎といった往復に活用できます。利用料は一般のタクシー料金と同じですが、迎車・初乗り運賃が免除されます。

対象は「車椅子を利用している、または寝たきり状態にある高齢者」です。

参考：三鷹市「車いすや寝台のまま乗車できるリフト付タクシー」

紙おむつの支給

おむつが必要な要介護の高齢者に、月に1回紙おむつを支給しています。支給されるおむつは、パンツ型、テープ止め型、フラット型、尿取りパッドの4種類から選べます。

対象は「要介護4または5」かつ「住民税非課税世帯」の方です。生活保護世帯の方、および老人ホームや介護施設に入居中の方はサービスの対象外となります。

参考：三鷹市「要介護高齢者に紙おむつを支給します」

三鷹市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

三鷹市内で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。三鷹市は、世田谷区、杉並区、調布市、武蔵野市、小金井市と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。