あきる野市の要支援の受入が可能なサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「サービス付き高齢者向け住宅サンライズ小川」、「シニアハウスくさばな」をはじめとした、東京都/あきる野市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅/要支援の条件に当てはまる施設は2件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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あきる野市の老人ホーム・介護施設について

あきる野市は、東京都の西部にある市です。こちらでは「あきる野市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

あきる野市の特徴

あきる野市役所 (東京都)（日本語版ウィキペディアのHanasakijijiiさん, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

あきる野市の人口は8万221人です。65歳以上の高齢者人口は2万4,175人で、高齢化率は30.14%となります。あきる野市の面積は73.47㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」

あきる野市の魅力

あきる野市は、豊かな自然に囲まれています。「弁天山」は、標高300mほどの里山です。春になると桜やミツバツツジが楽しめます。初心者が楽しめるハイキングコースが設置されており、山頂からは羽村市方面が眺められます。

「秋川渓谷」は、あきる野市から檜原（ひのはら）村にかけて約20㎞続く清流です。シンボルの「石舟橋（いしぶねばし）」からは、新緑や紅葉といった四季折々の景色が見られます。渓流ではトレッキングやアユ釣りが可能です。市内の飲食店では新鮮なアユ料理が提供されています。

また、あきる野市には国・都・市あわせて140点以上の指定文化財があります。国の重要文化財「大悲願寺」は、1191年に創建されたといわれている寺院です。その後1623年に仙台藩主の伊達政宗が訪れ、境内の白萩に見入ったという逸話があります。このほか「広徳寺」「二宮神社」「戸倉城跡」「深沢家屋敷跡」といった多数の文化財に触れられます。

あきる野市の特産品の一つは「のらぼう菜」です。江戸時代から栽培されてきた野菜で、2～4月にかけて旬を迎えます。茎まで柔らかく癖がないため、おひたしやゴマ和えといったシンプルな味付けが合う葉菜です。ほかにもアユ、秋川とうもろこし、秋川梨といった特産品があります。

あきる野市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

あきる野市の主要な駅

あきる野市にはJR五日市線が走行しています。主要駅は「秋川」駅と「武蔵五日市」駅です。また駅からは、あきる野市内を循環する「るのバス」に乗車できます。

あきる野市役所

あきる野市役所の所在地は、あきる野市二宮350です。「秋川」駅から徒歩約10分で到着します。

要介護認定の申請は、高齢者支援課介護認定係または五日市出張所市民総合窓口係で受け付けています。

参考：あきる野市役所

あきる野市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

あきる野市の地域包括支援センターは「はつらつセンター」と呼ばれており、市内に3カ所設置されています（2019年8月3日現在）。

参考：あきる野市「高齢者に関する相談（地域包括支援センター）」

あきる野市のイベント

例大祭（生姜祭り出店）（sittaka - sittakaが撮影, パブリック・ドメイン, リンクによる）

あきる野市で恒例となっているイベントやお祭りをご紹介します。

「あきる野夏まつり」は、毎年8月上旬に「秋川」駅北口周辺で開催されるイベントです。和太鼓演奏、鼓笛隊のパレード、ソーラン節神輿（みこし）の巡行といったさまざまな催しが楽しめます。総勢1,150人が参加する流し踊りが見どころです。

「二宮神社しょうが祭り」は、例年9月9日に二宮神社で開催される伝統行事です。祭りのお供えものとして生姜を奉納していたことから「しょうが祭り」と呼ばれるようになりました。宮入りでは神輿（みこし）を担いだ男衆が石段を上がっていく勇壮な姿が見られます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

あきる野市の高齢者支援制度

あきる野市で展開する高齢者の支援制度を紹介します。

高齢者おむつ等給付事業

高齢者に向け、おむつまたは尿取りパッドを給付する制度です。月額5,000円を上限として、現物給付します。

対象は「市内在住で65歳以上の要介護2～5」「住民税非課税世帯」「認定調査の結果などからおむつの必要性があると認められる」の3点を満たす方です。ただし、生活保護受給者および介護保険施設（特別養護老人ホーム・老人保健施設・療養型医療施設）のサービス利用者は対象外となります。

参考：あきる野市「高齢者おむつ等給付事業」

高齢者配食サービス事業

高齢者の自宅に栄養バランスのとれた昼食を配達すると同時に安否確認をおこなっています。利用料は1食500円、生活保護世帯の方は250円です。食事内容は、普通食、やわらか食、ムース食など7種類から選択できます。

対象者は、市内に住む65歳以上の一人暮らしまたは高齢者のみの世帯、およびこれに準ずる世帯のうち、下記のいずれかに当てはまる方です。

心身の状況やその他の理由から食事の調理が難しく、定期的な食事の確保に支障があると判断された方
その他、市長が特に必要と認める方

参考：あきる野市「高齢者配食サービス事業」

高齢者緊急通報システム事業

自宅で緊急事態が起きた際に外部に通報できる無線発信器（ペンダント）を支給するサービスです。発信機を使うと、東京消防庁または24時間体制の民間受信センターに連絡できます。支給は無料です。

対象者は「市内に住むおおむね65歳以上の一人暮らしおよび高齢者のみの世帯」かつ「身体上の慢性疾患があるなど日常生活上で、常に注意が必要な状態にある人」です。なおサービスの利用には、緊急時に高齢者の安否確認などをおこなう「緊急通報協力員」の登録が必要です。

参考：あきる野市「高齢者緊急通報システム事業」

あきる野市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

あきる野市で希望の施設が見つからない場合は周辺地域まで視野を広げてみましょう。あきる野市は福生市、羽村市、八王子市、青梅市、西多摩郡奥多摩町・檜原村・日の出町と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。