多摩市の要支援の受入が可能なサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「ゆいま～る中沢」をはじめとした、東京都/多摩市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅/要支援の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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多摩市の老人ホーム・介護施設について

多摩市は、東京都の多摩地域南部に位置する市です。こちらでは「多摩市の高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

多摩市の特徴

多摩市役所（CC 表示-継承 3.0, リンク）

多摩市の人口は14万8,479人です。このうち65歳以上の高齢者人口は4万2,863人で、高齢化率は28.87%となります（2021年1月1日現在）。

面積は21.01㎢です。多摩区は以下の22地域に分かれます。

一ノ宮、関戸、東寺方（ひがしてらがた）、連光寺、馬引沢（まひきざわ）、聖ヶ丘（ひじりがおか）、桜ヶ丘、貝取、乞田（こった）、落川、百草（もぐさ）、和田、愛宕（あたご）、諏訪（すわ）、永山、豊ヶ丘、南野、落合、鶴牧、山王下（さんのうした）、中沢、唐木田

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」／国土交通省国土地理院「令和3年全国都道府県市区町村別面積調（10月1日時点）」／多摩市「第４章地域別まちづくりの方針」

多摩市の魅力

多摩市は、多摩川や多摩広陵といった緑豊かな環境のもと、都心のベッドタウンとして発展してきました。「多摩中央公園」は、広大な芝生、噴水池、グリーンライブセンターがあり自然を満喫できる場所です。また「瓜生（うりゅう）緑地」は日本庭園風の情緒豊かな公園です。約1㎞ある散歩道では、花の香りや水のせせらぎを感じながら散策が楽しめます。

また、都内でありながら、都の史跡に指定されている「稲荷塚古墳」や、天然記念物に指定されている「平久保のシイ」といった歴史的なスポットがあります。

特産品の「原峰のいずみ」は、市のお米を100%使用した唯一の地酒です。多摩市内産の梅を使った「白加賀」は、梅本来の旨味を堪能できます。「原峰のかおり」は、無添加で作られた手作り味噌です。市内の農家が作った素朴な味噌の風味を味わえます。

多摩市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

多摩市の主要な駅

多摩市は、京王線・相模原線、小田急多摩線、多摩モノレールが通っています。主要駅は「多摩センター」駅や「聖蹟（せいせき）桜ケ丘」駅、「小田急永山」駅です。

なかでも「多摩センター」駅は京王線、小田急線駅への乗り換えがスムーズにでき、都心へのアクセスに便利です。また、路線バスや循環バスが充実しており、市内外の移動に役立ちます。

多摩市役所

多摩市役所の所在地は、多摩市関戸6丁目12-1です。「多摩市役所」バス停から歩いてすぐ到着します。

要介護認定の申請は、健康福祉部介護保険課で受け付けております。

参考：多摩市役所

多摩市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

多摩市には6カ所の地域包括支援センターと1カ所の基幹型地域包括支援センターが設置されています。

参考：多摩市「地域包括支援センター（高齢者の皆さんの総合相談窓口）」

多摩市のイベント

乞田川のサクラ（多摩に暇人 - 投稿者が撮影, CC 表示 3.0, リンクによる）

多摩市で開催されている恒例のお祭り・イベントをご紹介します。

「多摩センター桜まつり」は、長久保公園で毎年4月上旬におこなわれるお祭りです。乞田川（こったがわ）沿いに咲く約500本の桜を観賞できます。会場では太鼓の演奏やダンスショー、ビンゴゲーム大会といったさまざまな催し物が開催されます。

「せいせき朝顔市」は、毎年7月ごろに「聖蹟桜ヶ丘」駅で開催されています。地元の農家が丹精込めて育てた約1,000鉢の朝顔をはじめ、地元野菜が販売されます。このほか朝顔の品評会や市民が育てた朝顔の展示があり、見て買って楽しめるイベントです。

「多摩センターイルミネーション」は、毎年10月下旬から2月下旬まで「多摩センター」駅前でおこなわれます。約40万球のイルミネーションが点灯されます。光の魚で作ったアーチを進む「光の水族館」が見どころです。センターを飾る大きなクリスマスツリーがひと際目を惹く、ロマンチックな雰囲気のイルミネーションです。

老人ホーム・介護施設によっては、職員同行で地域の催しに参加できることがあります。興味のある方は施設に確認をしてみてください。

多摩市の高齢者支援制度

多摩市が展開する高齢者支援制度をご紹介します。

高齢者見守りキーホルダー制度

高齢者に対し、緊急連絡先を確認できる高齢者見守りキーホルダーを貸し出すサービスです。

キーホルダーには、登録者固有の番号と地域包括支援センターの連絡先が印字されています。高齢者が外出先で急に倒れて意識を失ったり、認知症状により自宅の場所や連絡先が分からなくなったりした際に、家族などに早急に連絡できます。

対象者は「身体疾患による意識喪失や認知症の症状のある高齢者」の方です。

参考：多摩市「高齢者見守りキーホルダー」

東京都シルバーパス制度

都営交通と都内民営バスが利用できるシルバーパスを発行する制度です。

シルバーパスの有効期限は、発行日から9月30日までです。既にシルバーパスを持っている方には、一般社団法人東京バス協会から8月下旬に更新手続きの案内が届きます。多摩市内のシルバーパス発行窓口は「京王電鉄バス桜ヶ丘案内所」と「京王バス多摩営業所」の2カ所です。対象者は「満70歳以上の都民の方」です。

問い合わせは、一般社団法人東京バス協会で受け付けています。

参考：多摩市「東京都シルバーパスのご案内（新規購入する方へ）」

TAMAフレイル予防プロジェクト制度

運動・栄養・お口の健康に関する体験プロジェクトに参加することで、高齢者のフレイル（虚弱）を予防する取り組みです。体験プロジェクトでは、フレイルの予防法やチェックリストの記入、指わっかテストといったプログラムを実践。自身の虚弱度を測ります。体験プロジェクトは1回1時間程度です。無料で参加できます。

対象者は「市内在住の65歳以上」の方です。

参考：多摩市「TAMAフレイル予防プロジェクト（TFPP）～あなたがもっと健幸になるためのフレイル度チェック～」

多摩市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

多摩市で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで範囲を広げてみましょう。多摩市は府中市、稲城市、日野市、八王子市、町田市、神奈川県川崎市と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。