西東京市の特別養護老人ホーム

介護のほんねでは、「緑寿園」、「社会福祉法人　千曲会　健光園」、「特別養護老人ホーム保谷苑」をはじめとした、東京都/西東京市の老人ホームを掲載中。そのなかでも特別養護老人ホームの条件に当てはまる施設は9件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 9件

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西東京市の老人ホーム・介護施設について

西東京市は、都心へのアクセスが良好でベッドタウンとして発展している市です。ここでは「西東京市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介しましょう。

西東京市の特徴

西東京市役所田無庁舎（Altomarina - 自ら撮影, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

西東京市の人口は20万6,047人です。そのうち、65歳以上の高齢者数は4万9,275人で、市の人口に対して23.91%を占めています（2021年1月1日現在）。

西東京市の面積は、15.85㎢です。2001年に、旧田無（たなし）町（6.80㎢）と旧保谷（ほうや）市（9.05㎢）が合併して誕生した地域となります。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日）」／西東京市「田無市・保谷市合併の記録」

西東京市の魅力

西東京市は、武蔵野台地の中央に位置します。江戸時代には青梅街道の宿場町として栄え、現在は北多摩地域の商業の中心地になっています。

同じく江戸時代に新田開発をした歴史があるため、今もなお農村が多い地域です。ブルーベリーや保谷梨の栽培が盛んで、都市と農業が共生する街づくりを実施しています。

市内には自然を感じられる公園が多くあります。約4.4ヘクタールにも上る市内最大の自然公園「西東京いこいの森公園」のほか、イチョウやケヤキに囲まれた「谷戸（やと）イチョウ公園」が有名です。

また、歴史的名所が点在しています。新東京百景に選出された「東伏見稲荷神社」や、南関東有数の縄文遺跡である下野谷（したのや）遺跡が代表的です。

西東京市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

西東京市の主要な駅

西東京市は、西武池袋線と新宿線が通っています。主要駅は、「田無」駅と「保谷」駅です。

「田無」駅は西武新宿線が運行しており、「西武新宿」駅まで乗り換えなしで行けます。「保谷」駅は西武池袋線を利用できます。「池袋」駅をはじめ、「東新宿」駅や「渋谷」駅、「横浜」駅方面にも1本でアクセスできるため便利です。

西東京市役所

西東京市役所には「田無庁舎」と「保谷庁舎（防災・保谷保健福祉総合センター）」があります。

要介護認定の申請は、各庁舎の高齢者支援課で受け付けています。申請の手続きは、本人や家族の他に、指定居宅介護支援事業者や入所している施設、地域包括支援センターから代理申請することが可能です。

庁舎名	所在地・アクセス・要介護認定の申請窓口
田無庁舎	所在地：西東京市南町5-6-13 アクセス：西武新宿線「田無」駅から徒歩約3分要介護認定の申請窓口：高齢者支援課（田無第二庁舎1階）
保谷庁舎	所在地：西東京市中町1-5-1 アクセス：西武池袋線「保谷」駅から徒歩約15分要介護認定の申請窓口：高齢者支援課（保谷庁舎1階）

参考：西東京市役所

西東京市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩みごとを無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

西東京市に設置されている地域包括支援センターの数は計8カ所です。日常生活において困りごとや心配なことがあれば、お住まいの地域を担当する地域包括支援センターへ相談してみてください。

参考：西東京市「地域包括支援センター」

西東京市のイベント

西東京市　田無神社（江戸村のとくぞう (Edomura no Tokuzo) - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

西東京市で毎年恒例となっているイベント・お祭りを紹介します。

「田無神社例大祭」は、鎌倉時代創建と伝えられる田無神社にて10月に開催される神事です。歴史と伝統が感じられるお祭りで、本社神輿が5時間をかけて田無を練り歩く姿が見られます。例大祭前日の宵宮（よいみや）では、弓張提灯（ゆみはりぢょうちん）を四面に掲げた万燈神輿（まんとうみこし）が必見です。

「西東京市民まつり」は、毎年11月に西東京いこいの森公園で開催されているイベントです。2日間にわたり催され、会場には市内の団体や企業、姉妹都市・友好都市などの出店が立ち並びます。他にもさまざまなブースやコーナー、野外ステージでのパフォーマンスがあります。

西東京市の高齢者支援制度

西東京市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

高齢者配食サービス（高齢者見守り配食サービス）

昼食を自宅まで届けてくれる配食サービスです。月曜から土曜の中で希望する曜日に手渡しで食事を届けてくれます。お届けの曜日は家庭状況を審査したうえで決まるので、希望どおりにならない場合があります。

対象者は65歳以上の一人暮らし、または高齢者のみの世帯です。また、家族と同居している65歳以上の方でも、日中は高齢者のみで生活している状況であれば対象になります。

高齢者支援課または地域包括支援センターから申請できます。

参考：西東京市「高齢者配食サービス（高齢者見守り配食サービス）」

高齢者福祉手技治療割引券支給サービス

はり・きゅう・マッサージを割引価格で利用できるサービスです。申請すると1回1,000円分の割引券が月1枚支給されます。

市内に住む65歳以上の方であれば、誰でも申し込めます。高齢者支援課、および柳橋出張所、ひばりヶ丘駅前出張所で申請でき、来庁が難しい場合は郵送申請が可能です。なお、申請する時はマイナンバーや保険証、運転免許証といった住所と名前、生年月日が確認できる書類が必要です。

参考：西東京市「高齢者福祉手技治療割引券支給サービス」

高齢者救急代理通報

救急代理通報機器を貸与する制度です。急な体調不良など緊急事態が発生した時に、機器を通じて民間の受信センターに通報でき、助けを求められます。生活保護受給世帯を除いて実質1割の自己負担の費用がかかります。

対象者は65歳以上の一人暮らしか高齢者だけの世帯で、慢性疾患等を持っていて普段から体調面に注意が必要な方です。世帯の場合は、全員に慢性疾患がある場合に利用できます。

申請窓口は、高齢者支援課と地域包括支援センターです。市指定の様式で作成されたサービス利用に関する医師の意見書が必要です。

参考：西東京市「高齢者救急代理通報」

西東京市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

西東京市で希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。西東京市は練馬区、東久留米市、小平市、小金井市、武蔵野市、埼玉県新座市と隣接しています。

特別養護老人ホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは特別養護老人ホームへの入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい特別養護老人ホームの特徴」をご紹介します。

特別養護老人ホームの入居条件は満たしていますか？

通称「特養」と呼ばれている特別養護老人ホームは、費用が安価であるため人気です。特別養護老人ホームへの入居を希望の方は、まずは入居条件が満たしているかを確認しておくことをおすすめします。

特別養護老人ホームの入居条件

特別養護老人ホームの入居条件は主に以下の3点です。

要介護3以上で65歳以上の高齢者
特定疾病が認められた要介護3以上の40～64歳までの人
特例条件に当てはまる要介護1～2の人

要介護3以上の認定を受けた要介護度が重い方でなければ入居できません。ただし以下の特例条件に当てはまる方は要介護1、2だとしても入居可能です。

特例条件

認知症で、症状・行動や意思疎通の困難さが頻繁に見られる人
知的障害・精神障害等を伴い、症状・行動や意思疎通の困難さなどが頻繁に見られる人
家族からの深刻な虐待が疑われるなど、心身の安全・安心の確保が困難な人
単身世帯や、同居家族が高齢または病弱であるなど、家族による支援が期待できない

特別養護老人ホームの特徴を把握していますか？

国が運営する公的な施設

特別養護老人ホームは自治体や社会福祉法人が運営する公的な施設です。また介護保険制度で定められた「介護保険施設」でもあります。介護老人保健施設（老健）や介護医療院、介護療養型医療施設も介護保険施設に含まれます。

介護サービスの自己負担額は1～3割

施設内の介護サービスに関しては介護保険を利用できるため、自己負担額は1～3割で済みます。また初期費用はなく、月額費用も、他の施設形態に比べて安価です。

看取りまで対応できる

多くの特別養護老人ホームは、終身利用が可能であり「終の棲家」として入居できます。よって他の介護保険施設や、有料老人ホームに比べて入居期間が長く、平均で約4年です。参考：厚生労働省「介護老人福祉施設（参考資料）」

特別養護老人ホームの特徴についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

特別養護老人ホームのメリット・デメリット

では入居条件と特徴を踏まえて、メリットとデメリットについて紹介します。あらためて求める条件に合うかをご確認ください。

特別養護老人ホームのメリット

特別養護老人ホームのメリットは、介護サービスが充実しているうえに費用が安価というリーズナブルさに尽きます。また公的機関が運営している施設であり、入居中に施設が倒産するリスクも低いです。

さらに看取りまで終身にわたって利用できる施設が多いため、家族としても安心です。

特別養護老人ホームのデメリット

要介護3以上でなければ入居できないのがデメリットです。さらに特別養護老人ホームの場合は複数で1つの部屋を利用する「多床室」も多く、プライベートを確保できない可能性もあります。

特別養護老人ホームの費用

初期費用	月額費用
0円	5万～15万円

比較的安価で入居できると紹介しましたが、具体的にどのくらいかかるのかを紹介します。初期費用は0円、月額費用は5万～15万が目安です。最初にまとまったお金が必要なく、他の施設形態に比べるとリーズナブルなこともうれしいポイントです。

特別養護老人ホームの費用についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

入居待ちの期間は、他の施設に仮住まいするのも一案

特別養護老人ホームは人気が高い施設です。そのため、申込みをしても空室が出るまで待機するケースが多いです。入居を希望の方は早めに申し込み、仮押さえしておくことをおすすめします。

「退院が迫ってきたが在宅介護は難しい」など、緊急性が高い場合は、同時進行で他の施設へ入居するのも一案です。民間の施設のなかには、特別養護老人ホームと同じくらい安価な施設もあります。

なお、介護のほんねでは全国の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを紹介しています。ぜひ、特別養護老人ホームを待機している間の仮住まいをお探しの方も、お気軽にご相談ください。

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特別養護老人ホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

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