目黒区の特別養護老人ホーム

介護のほんねでは、「目黒区立特別養護老人ホーム東山」、「目黒区立特別養護老人ホーム東が丘」、「目黒区立特別養護老人ホーム中目黒」をはじめとした、東京都/目黒区の老人ホームを掲載中。そのなかでも特別養護老人ホームの条件に当てはまる施設は6件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 6件

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目黒区の老人ホーム・介護施設について

目黒区は東京23区の南西部に位置する区です。こちらでは目黒区で暮らす高齢者にまつわる情報をご紹介します。

目黒区の特徴

目黒川（京浜にけ - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

目黒区の人口は28万779人。65歳以上の高齢者人口は5万5,301人で高齢化率は19.70％です（2021年6月1日時点）。面積は14.67㎢で、23区では16番目の広さです。北部、東部、中央、西部、南部の5つに分かれ、さらに各区域で以下の表のように地区が分かれています。

北部	駒場住区、菅刈住区、東山住区、烏森住区
東部	中目黒住区、田道住区、下目黒住区、不動住区
中央	上目黒住区、油面住区、五本木住区、鷹番住区
西部	大岡山西住区、中根住区、自由が丘住区、八雲住区、東根住区
南部	月光原住区、向原住区、碑住区、原町住区、大岡山東住区

参考：目黒区「年齢別人口表」「地区・住区の管轄住所を調べる全区」

目黒区の魅力

目黒区は、鎌倉時代に幕府と地方をつなぐために整備された「鎌倉街道」に沿って集落が形成されたエリアです。集落が発展していくとともに、多くの寺社が作られ、多くの方たちが訪れるようになりました。「祐天寺」や「目黒不動尊」など、現在でも目黒区内には多くの寺社仏閣が存在しています。

また目黒区には自然が豊富なのも大きな魅力。目黒区内を流れる目黒川沿いは緑が溢れており、一年を通して四季の移り変わりを肌で感じられます。区内には「目黒天空公園」や「碑文谷公園」「西郷山公園」など、自然を味わえる公園施設も充実しています。

目黒区は23区内でも治安がよいエリアのため、住みやすいと感じる方が少なくありません。東京23区では文京区、荒川区に次いで3番目に犯罪発生件数が少ないです。

参考：警視庁「区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数」／目黒区「＜めぐろの未来アンケート結果の概要＞」

目黒区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

目黒区の駅、区役所、地域包括支援センターについてご紹介します。

目黒区の主要な駅

目黒区には、主に東京メトロや東急各線など以下の5路線が乗り入れ、合計8駅あります。

目黒区の乗り入れ路線一覧

東京メトロ日比谷線
京王井の頭線
東急東横線
東急目黒線
東急大井町線

なかでも「中目黒」駅は、東急東横線と東京メトロ日比谷線が乗り入れ、2019年度の時点で1日40万人以上の乗降者数がありました。「中目黒」駅周辺には、商店街や飲食店街も多く立ち並んでいます。駅の脇には目黒川が流れており、散歩コースとしてとてもおすすめです。

参考：目黒区「目黒区の概要」／「めぐろのみどころ東急目黒沿線」

目黒区役所

目黒区役所の所在地は、東京都目黒区上目黒2丁目19-15です。東急東横線・東京メトロ日比谷線の「中目黒」駅より徒歩5分の距離です。バスで訪れる場合は、東急バス「目黒区総合庁舎前」バス停そば、「中目黒駅」バス停から徒歩5分の場所にあります。

要介護認定の際はお近くの「地域包括支援センター」に直接問い合わせましょう。要介護認定の再調査依頼も同センターに依頼できます。老人ホームや介護施設で、施設に直接伝えづらい苦情などの相談も受け付けています。

参考：目黒区「目黒区総合庁舎」

目黒区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する相談を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」などを業務として、各エリアに設置。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員などが相談に対して解決策を提示してくれます。

目黒区内には合計5カ所の地域包括支援センターがあり、保健師や看護師、社会福祉士や介護支援専門員などで構成。区内を北部、東部、中央、南部、西部の5つに分割し、それぞれの地域を管轄しています。お住まいのエリアの地域包括支援センターについて知りたい方は目黒区役所のホームページを確認してみましょう。

参考：目黒区「地域包括支援センター一覧」

目黒区のイベント

目黒区で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「目黒区商工まつり（目黒リバーサイドフェスティバル）」は毎年7月に目黒川沿いにある目黒区民センターで開催されるイベントです。目黒区内の企業の製品展示会やステージショーなどの催し物、産直野菜の販売などさまざまな催し物がおこなわれます。

「中目黒夏まつり」は毎年8月上旬に開催される目黒区の夏の代名詞です。「中目黒」駅近くの目黒銀座商店街通りや西銀座商店街通りなどで開催されます。10以上のグループが参加する阿波踊りとよさこいは必見です。

「目黒のSUNまつり（目黒区民まつり）」は毎年9月に開催されます。「目黒のさんま」という落語にちなんだイベントを開催。気仙沼市の秋刀魚を楽しめるイベントやステージでの演奏や発表会なども実施されます。

参考：目黒区「目黒区の主なイベント」

目黒区の高齢者支援制度

目黒区が展開している高齢者に関する支援制度についてご紹介します。認知症の方に対する支援制度や介護予防などの制度についてご覧ください。

老人いこいの家

目黒区では、高齢者の方たちが仲間たちとの交流を通して楽しい毎日を過ごしてもらうことを目的とした交流施設「老人いこいの家」を区内に24カ所設置しています。

毎年5つのいこいの家で高齢者と保育園児から小学生までのお子さんたちとの交流会として、作品展やお楽しみ会を開催。その他に体操教室やコーラスなどの講習会なども定期的に実施しており、趣味や教養健康維持のための活動を推進しています。

参考：目黒区「老人いこいの家」

高齢者見守り訪問事業

65歳以上の一人暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯を対象に、地域のボランティアの方たちによる家庭訪問を実施。2週間に1度、もしくはそれ以上の頻度でご自宅を訪問し、お話をするとともに安否の確認をおこないます。申し込み先は、それぞれの地域包括支援センターです。

参考：目黒区「高齢者見守り訪問事業」

さまざまな介護予防事業

目黒区内に在住の65歳以上の方なら、どなたでも参加できる介護予防事業も盛んに行わおこなわれています。運動や口腔、栄養のことを取り扱う「介護予防まるごと教室」など3種類の講習会や教室も開催。その他にも区内の団体がおこなう勉強会や介護予防出前講座があります。

参考：目黒区「介護予防まるごと教室」

目黒区で見つからない場合は周辺エリアを探してみる

希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。目黒区の近隣のエリアは、渋谷区、世田谷区、大田区、品川区があります。目黒区と併せて情報収集するのがおすすめです。

特別養護老人ホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは特別養護老人ホームへの入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい特別養護老人ホームの特徴」をご紹介します。

特別養護老人ホームの入居条件は満たしていますか？

通称「特養」と呼ばれている特別養護老人ホームは、費用が安価であるため人気です。特別養護老人ホームへの入居を希望の方は、まずは入居条件が満たしているかを確認しておくことをおすすめします。

特別養護老人ホームの入居条件

特別養護老人ホームの入居条件は主に以下の3点です。

要介護3以上で65歳以上の高齢者
特定疾病が認められた要介護3以上の40～64歳までの人
特例条件に当てはまる要介護1～2の人

要介護3以上の認定を受けた要介護度が重い方でなければ入居できません。ただし以下の特例条件に当てはまる方は要介護1、2だとしても入居可能です。

特例条件

認知症で、症状・行動や意思疎通の困難さが頻繁に見られる人
知的障害・精神障害等を伴い、症状・行動や意思疎通の困難さなどが頻繁に見られる人
家族からの深刻な虐待が疑われるなど、心身の安全・安心の確保が困難な人
単身世帯や、同居家族が高齢または病弱であるなど、家族による支援が期待できない

特別養護老人ホームの特徴を把握していますか？

国が運営する公的な施設

特別養護老人ホームは自治体や社会福祉法人が運営する公的な施設です。また介護保険制度で定められた「介護保険施設」でもあります。介護老人保健施設（老健）や介護医療院、介護療養型医療施設も介護保険施設に含まれます。

介護サービスの自己負担額は1～3割

施設内の介護サービスに関しては介護保険を利用できるため、自己負担額は1～3割で済みます。また初期費用はなく、月額費用も、他の施設形態に比べて安価です。

看取りまで対応できる

多くの特別養護老人ホームは、終身利用が可能であり「終の棲家」として入居できます。よって他の介護保険施設や、有料老人ホームに比べて入居期間が長く、平均で約4年です。参考：厚生労働省「介護老人福祉施設（参考資料）」

特別養護老人ホームの特徴についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

特別養護老人ホームのメリット・デメリット

では入居条件と特徴を踏まえて、メリットとデメリットについて紹介します。あらためて求める条件に合うかをご確認ください。

特別養護老人ホームのメリット

特別養護老人ホームのメリットは、介護サービスが充実しているうえに費用が安価というリーズナブルさに尽きます。また公的機関が運営している施設であり、入居中に施設が倒産するリスクも低いです。

さらに看取りまで終身にわたって利用できる施設が多いため、家族としても安心です。

特別養護老人ホームのデメリット

要介護3以上でなければ入居できないのがデメリットです。さらに特別養護老人ホームの場合は複数で1つの部屋を利用する「多床室」も多く、プライベートを確保できない可能性もあります。

特別養護老人ホームの費用

初期費用	月額費用
0円	5万～15万円

比較的安価で入居できると紹介しましたが、具体的にどのくらいかかるのかを紹介します。初期費用は0円、月額費用は5万～15万が目安です。最初にまとまったお金が必要なく、他の施設形態に比べるとリーズナブルなこともうれしいポイントです。

特別養護老人ホームの費用についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

入居待ちの期間は、他の施設に仮住まいするのも一案

特別養護老人ホームは人気が高い施設です。そのため、申込みをしても空室が出るまで待機するケースが多いです。入居を希望の方は早めに申し込み、仮押さえしておくことをおすすめします。

「退院が迫ってきたが在宅介護は難しい」など、緊急性が高い場合は、同時進行で他の施設へ入居するのも一案です。民間の施設のなかには、特別養護老人ホームと同じくらい安価な施設もあります。

なお、介護のほんねでは全国の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを紹介しています。ぜひ、特別養護老人ホームを待機している間の仮住まいをお探しの方も、お気軽にご相談ください。

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