浜松市西区のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「ゴールドエイジ　浜松」、「ヘルスサポートマンション・ゆめの組曲」、「ＡＲＣＯ浜名湖クレセント２１」をはじめとした、静岡県/浜松市西区の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は3件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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施設の種類

浜松市西区の老人ホーム・介護施設について

西区は浜松市の南西部に位置し、浜名湖に面した自治体です。こちらでは「浜松市西区での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

浜松市西区の特徴

浜松市西区役所（KK77 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

浜松市西区の人口は10万9,396人です。65歳以上の高齢者人口は3万874人で、高齢化率は28.22%となっています（2021年1月1日現在）。

面積は114.71k㎡です。エリアを分けると、入野、篠原、庄内、和地（わじ）、伊佐見、神久呂（かくろ）、舞阪（まいさか）、雄踏（ゆうとう）の8つになります。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／浜松市「西区の紹介」

浜松市西区の魅力

浜名市西区は根本山、天神山、大草山といった山々が区内にあるほか、浜名湖に面した区です。自然が豊かであり「舘山寺（かんざんじ）温泉」や「弁天島（べんてんじま）温泉」といった景勝地を楽しめます。またそのほか「浜松市動物園」「フラワーパーク」「浜名湖ガーデンパーク」といったレジャー施設が充実しています。

そのほか自然を生かした農産物、水産物が豊かな区です。特産品のたまねぎやガーベラ、セルリーは全国有数の生産地となっています。そのほか浜名湖のウナギをはじめシラス、トラフグが有名です。

浜松市西区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

浜松市西区の主要な駅

浜松市西区ではJR東海道本線を使えます。東海道本線を使えば「浜松」駅や「名古屋」駅といった大きな駅まで一本で行き来できます。

主要駅は「舞阪」駅です。遠鉄バスの乗り継ぎ駅となっており、区内での移動に便利といえます。

西区役所

西区役所の所在地は、浜松市西区雄踏1丁目31-1です。「西区役所入口」バス停から徒歩5分の場所にあります。
要介護認定の申請は、長寿保険課、協働センター、ふれあいセンター、市民サービスセンターで受け付けています。

※協働センター、ふれあいセンター、市民サービスセンターは一部を除く
参考：西区役所

浜松市西区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

浜松市西区内に、合計3カ所の地域包括支援センターが設置されています。

参考：浜松市西区「地域包括支援センター（高齢者相談センター）一覧」

浜松市西区のイベント

舘山寺温泉と浜名湖（しんかわな - 投稿者が撮影, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

浜松市西区で毎年恒例となっているイベント・お祭りを紹介します。

「浜名湖かんざんじ温泉灯篭（とうろう）流し花火大会」は、8月下旬に内浦湾（うちうらわん）でおこなわれる花火大会です。願い事が書かれた2,000基の灯篭を湾に流すとともに、スターマインを含む3,000発の花火が夜空を照らします。

「舞阪町大太鼓」は、毎年旧暦の9月14日と15日に岐佐（きさ）神社で開催されます。舞阪エリアは遠州灘や浜名湖がある「水資源に恵まれたエリア」です。イベントでは町内や海の安全を願い、神社から御仮屋（おかりや）までを神輿（みこし）と太鼓を掲げて盛大に練り歩きます。

浜松市西区の高齢者支援制度

浜松市が展開している高齢者支援制度をご紹介します。

緊急通報システムの貸与

体調悪化をはじめとした緊急事態の際にボタンを押すことで受信センターに通報できるシステムを貸与してくれます。利用することで安心して生活を続けることにつながります。利用料金は、市民税非課税世帯の方は無料。市民課税世帯の方は月額1,030円です。

対象者は以下のいずれかに該当する方です。

65歳以上の心疾患および脳血管障害や循環器系の疾患がある、ひとり暮らしの高齢者世帯
75歳以上のひとり暮らし高齢者世帯
75歳以上の支援の必要がある高齢者世帯

※3点それぞれ、昼間や夜間に高齢者のみとなる世帯を含んでいます。
参考：浜松市「緊急通報システムの貸与」

配食サービス

高齢者の方に食事をお届けすることで、食生活の改善を図るとともに、安否を確認するサービスです。利用回数は1週間あたり1～3食で、料金は1食につき300円です。

対象者は以下の3点をすべて満たす方です。

原則65歳以上でひとり暮らし・高齢者世帯及びこれに準ずる世帯の方
市民税非課税の世帯の方
心身の状態及び生活の状況等により食事の調理が困難な方

参考：浜松市「配食サービス」

高齢者あんしん一時宿泊事業（短期宿泊事業）

養護老人ホームの空き部屋を利用して一時的に宿泊し、日常生活のサポートを受けられるサービスです。原則、28日間以内となっています。料金は以下の表の通りです。

施設種別	料金（1日あたり） ※減免制度あり
養護老人ホーム	1,860円
生活支援ハウス	2,110円
特別養護老人ホーム・老人短期入所施設	2,770円

対象者は「65歳以上の在宅で生活することが難しい」「介護保険サービスの対象ではない」の2点を満たす方です。

参考：浜松市「高齢者あんしん一時宿泊事業（短期宿泊事業）」

浜松市西区で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

希望する老人ホームが見つからない場合は周辺地域まで範囲を広めてみましょう。浜松市西区に隣接する地域は浜松市中区・南区・北区、湖西市があります。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。