掛川市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「ふるさとホーム掛川」、「カームタウン掛川あげはり」、「アネシス・あじさい」をはじめとした、静岡県/掛川市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は3件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 3件

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掛川市の老人ホーム・介護施設について

掛川市は、静岡県西部に位置しています。北側には山を有し、南側は海に面した自然豊かなエリアです。こちらでは「掛川市での高齢者の暮らし」について紹介します。

掛川市の特徴

掛川市役所（KlownKrown - 投稿者が撮影, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

掛川市の人口は11万6,907人です。65歳以上の高齢者人口は3万2,221人で、高齢化率は27.56％となっています（2021年1月1日現在）。

面積は265.69㎢です。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国⼟交通省国⼟地理院「全国都道府県市区町村別⾯積調」

掛川市の魅力

掛川市は、自然と利便性が共存する市です。北部には標高800mを超える八高山（はっこうさん）、南部には遠州灘（えんしゅうなだ）に面した砂浜海岸といった海陸両方の自然に恵まれています。

一方で新幹線、高速道路、空港が整備されており、各都市圏への交通アクセスに優れています。新幹線「こだま」を使えば、東京都まで約1時間50分、大阪府まで約2時間10分、名古屋市まで約1時間でアクセス可能です。

また、掛川市には室町時代に建てられた「掛川城」があります。日本初の本格的な木造天守閣です。1994年に復元されました。お城の周辺にはさまざまな種類の桜が約130本植えられており、春は花見を楽しめます。このほか「横須賀城跡」「高天神城跡」といった歴史的スポットがあります。

掛川市の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

掛川市の主要な駅

掛川市には、JR東海道新幹線・東海道本線、天竜浜名湖鉄道が走っています。主要駅は「掛川」駅で、新幹線と在来線の乗り換え駅です。

掛川市役所

市役所の所在地は、掛川市長谷1丁目1-1です。「掛川市役所前」駅から徒歩5分で到着します。バスを利用する場合は「市役所」バス停で降りてすぐです。
要介護認定の申請は長寿推進課か大東支所、大須賀支所で受け付けています。

参考：掛川市役所

掛川市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

掛川市内には、地域包括支援センターが5カ所設置されています。

参考：掛川市「地域包括支援センター業務」

掛川市のイベント

掛川駅 JR北口駅舎（Saigen Jiro - 投稿者自身による作品, CC0, リンクによる）

掛川市で毎年恒例になっているイベント・お祭りをご紹介します。

「事任（ことのまま）八幡宮節分祭」は、毎年2月に開催されるお祭りです。年男と年女が揃いの烏帽子（えぼし）と白装束に身を包み、来場者たちに福豆をまきます。事任八幡宮には、耳の形のような穴が空いた御神木のクスノキがあり、パワースポットとされています。

「掛川納涼まつり」は、毎年8月に掛川駅前で開催されるイベントです。JR掛川駅北の中心市街地が歩行者天国になり、数万人の来場者が訪れます。大人気の掛川牛の串焼きや地元名産品の販売、フリーマーケット、盆踊りと盛りだくさんの内容です。

掛川市の老人ホームや介護施設によっては、外出レクリエーションの一環としてこのようなイベントに参加することがあります。興味がある方は施設に確認してみましょう。

掛川市の高齢者支援制度

掛川市が展開する高齢者支援制度をご紹介します。

高齢者緊急通報システム事業

緊急時、登録した連絡先や消防署に通報できる緊急通報装置を貸し出す事業です。機器のボタンを押すと第1連絡先・第2連絡先を経て消防署へ通報し、救急車を呼べます。通報先には、すぐ現場に駆けつけられる近くの親族や近隣住民を設定します。利用料金は無料です。

対象は「おおむね65歳以上の一人暮らしの方」かつ「疾患等により身体の状況に不安がある方」です。ただし機器の利用には自宅の電話回線が必要です。問い合わせは、担当民生委員または地域包括支援センターで受け付けています。

参考：掛川市「高齢者緊急通報システム事業」

配食サービス事業

栄養バランスのとれた食事を高齢者宅に配達し、「食」と「声掛け」の支援をおこなっています。月曜日から日曜日までの昼食と夕食を配達します。配達曜日と昼夜どちらかは選択可能です。居住地域・食事の種別により、2～4事業者から選択できます。

利用料は1食あたり下記の料金が必要です。

高齢者向け普通食：260〜307円（おかゆ・きざみ食の対応ができます）
腎臓病や糖尿病向け特別食：313〜486円（おかゆ・きざみ食の対応ができます）

対象は、おおむね65歳以上で下記のすべてに当てはまる方です。

一人暮らし、または高齢者世帯、障害のある方と高齢者のみの世帯
買い物および調理ができず、食事の調達が困難な方
別居の家族等から調理、買い物等の支援を常時受けられないない方

参考：掛川市「配食サービス事業」

家具転倒防止事業

地震などの対策として、自宅の家具を5カ所まで固定する事業です。固定方法や固定する家具の状況により、別途費用が発生する場合があります。料金は、下記の対象者の1～4の方は無料です。5の方は、費用の半額を補助します（上限9,000円）。

65歳以上の世帯員で構成された世帯
65歳以上の世帯員および18歳未満の世帯員（就労者を除く）で構成された世帯
障害者世帯（18歳以上65歳未満の介護者が同居する世帯を除く）
母子世帯（18歳以上65歳未満の世帯員が同居する世帯を除く）
上記1から4以外の世帯

問い合わせは危機管理部危機管理課で受け付けています。

参考：掛川市「家具転倒防止事業」

掛川市で見つからない場合は周辺の地域までエリアを広げる

掛川市で希望する老人ホームが見つからない場合は、周辺地域まで範囲を広げてみましょう。掛川市は袋井市、島田市、菊川市、御前崎市、周智郡森町と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。