川口市の要介護の受入が可能なサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「そんぽの家S 川口上青木」、「そんぽの家S 川口東領家」、「なごやかレジデンス川口根岸」をはじめとした、埼玉県/川口市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅/要介護の条件に当てはまる施設は19件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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川口市の老人ホーム・介護施設について

川口市は埼玉県の南端に位置する中核市です。江戸時代から鋳物（いもの）や植木などの産業が盛んで、現在は住宅都市として発展しています。ここでは、川口市での高齢者の暮らしについて、ポイントをご紹介します。

川口市の特徴

新・本庁舎（HIRO neco - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

川口市の人口は60万7,373人です。65歳以上の高齢者人口は13万9,296人で、高齢化率は22.93％です（2021年1月1日現在）。

川口市の面積は61.95㎢です。中央、横曽根（よこぞね）、青木、南平（なんぺい）、新郷、神根（かみね）、芝、安行（あんぎょう）、戸塚、鳩ヶ谷（はとがや）の10地区に分かれています。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／川口市「川口市統計書」「地域から探す(地区分類一覧)」

川口市の魅力

川口市は、荒川を隔てて東京都に接していることから、都心までのアクセスが良好な地域です。

そんな利便性がありつつ、植木に力を入れており自然も豊かです。「ふるさとの森」は新緑から紅葉まで楽しめるスポットです。川口市の天然記念植物「イチリンソウ」が4月中旬に咲き誇ります。

また川口市は産業が盛んです。特に溶かした金属を型に流し込んで器物を作る「鋳物」は有名です。市内の至るところで、鋳物のモニュメントが見られます。産業の最盛期に登場した溶鉱炉「キューポラ」のモニュメントは、川口市のシンボルとなっています。

川口市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

川口市の主要な駅

川口市には、JR京浜東北線・武蔵野線、埼玉高速鉄道が走っています。京浜東北線を利用すると東京・神奈川方面、武蔵野線は東京・千葉方面にアクセスできます。東京都に移動しやすいのが魅力です。主要な駅は「川口」駅です。JR京浜東北線を利用できます。

川口市役所

川口市役所は、川口市青木2丁目1-1にあります。「川口」駅東口4番のりばから乗車し、「市役所前」バス停で下車後すぐです。「川口」駅からは徒歩約11分で到着します。

要介護認定の申請先は介護保険課（本庁舎2階）の窓口です。申請の手続きは、本人や家族以外に地域包括支援センターや居宅介護支援事業所、介護保険施設に代行申請を依頼できます。

参考：川口市役所

川口市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

川口市内には、合計20カ所の地域包括支援センターが設置されています。

参考：川口市「地域包括支援センターとは」

川口市のイベント

川口神社 (川口市)（Wikipediaより）

川口市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「おかめ市」は毎年12月に川口神社で開催される酉（とり）の市です。産業の発展と豊穣に感謝するイベントで、熊出をはじめ家内安全や商売繁盛の縁起物が売り出されます。約300店舗の屋台が立ち並ぶにぎやかなお祭りです。

「たたら祭り」は毎年8月の2日間に開催される夏祭りです。祭りではサンバパレードやたたら流し踊り、みこし、フリーマーケット、打ち上げ花火といった催しを楽しめます。周辺の駅からは無料シャトルバスが運行しており参加しやすいです。

老人ホームや介護施設では（状態によっては職員やご家族と一緒であれば）祭りや行事に参加できる場合があります。祭りに参加してみたい方は、事前に職員へ尋ねておきましょう。

川口市の高齢者支援制度

川口市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

寝具洗濯乾燥・消毒

寝具の丸洗いや乾燥・消毒を代行してもらえるサービスです。寝具の洗濯は1回あたり500円で利用でき、5月と11月の2回にわたっておこなわれます。

寝具の乾燥・消毒は1回あたり125円で、4～9月は月1回、10～3月は月2回実施します。洗濯の実施月は、乾燥のサービスは実施していないので注意しましょう。対象者は65歳以上の世帯で、寝具の洗濯や乾燥が難しい方です。

参考：川口市「生活支援事業」

自立支援

川口市では、ホームヘルパーの派遣と福祉機器の貸与サービスを高齢者の自立支援として展開しています。ただし介護保険が優先されます。ホームヘルパーの派遣は、家事援助や身体介護を週2回まで、6カ月を上限に利用できます。利用料金は90分以内の利用で1回あたり410円、120分以内の利用で1回560円です。

介護ベッドや車椅子といったの福祉機器は、6カ月を限度に貸与してもらえます。利用者負担額は福祉用具によって異なります。なお、生活保護を受けている方は自己負担なしです。対象者は65歳以上で、怪我や病気で一時的に自立した生活が困難な方です。

参考：川口市「生活支援事業」

配食サービス

栄養バランスを考えた夕食を提供すると同時に、高齢者の安否確認を実施するサービスです。利用者の負担額は1食あたり400円です。「65歳以上の方で食事を作ることが難しい一人暮らしの方」や「体の弱い高齢者だけの世帯」を対象としています。事前にチケットの購入が必要となるので、利用したい場合は市役所の長寿支援課にお問い合わせください。

参考：川口市「生活支援事業」

川口市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

川口市希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。川口市はさいたま市、越谷市、草加市、戸田市、蕨市、東京都足立区、北区と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。