吹田市の要支援の受入が可能なサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「コミュニティホームあんり川岸」、「コミュニティホームあんり吹田」、「シャンテ南吹田」をはじめとした、大阪府/吹田市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅/要支援の条件に当てはまる施設は18件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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吹田市の老人ホーム・介護施設について

吹田（すいた）市は大阪府北部に位置する市です。こちらでは「吹田市の高齢者の暮らし」についてご紹介します。

吹田市の特徴

パナソニックスタジアム吹田と大阪モノレール

吹田市の人口は37万6,101人で、そのうち65歳以上の高齢者人口は8万9,498人。高齢化率は23.80%です（2021年1月1日現在）。

面積は534.56㎢となります。大阪府の北摂エリアに位置し、中核市に指定されています。京都・大阪といった都心部へのアクセスが良く、ファミリー層に人気の市です。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和3年全国都道府県市区町村別面積調（4月1日時点）」

吹田市の魅力

吹田市北部には、日本で初めての大規模ニュータウン構想で生まれた「千里（せんり）ニュータウン」があります。「万博記念公園」「千里北公園」「千里南公園」「千里緑地」など大小約40の公園と住宅街が広がる、緑あふれたエリアです。

また、大阪大学吹田キャンパスをはじめとする5つの大学キャンパスや国立民族学博物館があります。学術・研究機関の集積地としても、注目されています。

吹田市の南部は、昔ながらの商店が建ち並んでいることが特徴です。なかでもJR「吹田」駅周辺には6つの商店街があり、活気にあふれています。お買い物や外食を楽しみたいときに、おすすめのスポットです。

吹田市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

吹田市の主要な駅

吹田市内には、JR東海道本線、阪急千里線、大阪メトロ御堂筋線、北大阪急行電鉄と、国際文化公園都市モノレール、大阪モノレール線が走っています。

主要駅はJR「吹田」駅です。JR「大阪」駅まで約9分と、都心へアクセスしやすくなっています。また、JR「吹田」駅から南西方向に約800ｍ歩いたところにあるのが、阪急「吹田」駅です。駅前には市役所や吹田市文化会館（メイシアター）があります。

なお、市内には大学が多いあるため、通学時は電車が混み合います。電車を利用する際は、ラッシュの時間帯を避けたほうがおすすめです。

吹田市役所

吹田市役所は、吹田市泉町1丁目3-40にあります。阪急「吹田」駅からすぐ、JR「吹田」駅からは徒歩12分です。要介護認定は、福祉部高齢福祉室介護保険グループで申請できます。

参考：吹田市役所

吹田市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

吹田市に設置されている地域包括支援センターは、15カ所です。また、各センターを総合的に支援する役割として、市役所内の基幹型地域包括支援センターがあります。

参考：吹田市「吹田市地域包括支援センター」

吹田市のイベント

太陽の塔（663highland - 663highland, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

吹田市で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「すいたフェスタ（吹田まつり）」は、万博記念公園で開催されるお祭りです。「吹田でいちばん熱い日を！」を合言葉に、盆おどりやだんじり、アーティストのコンサートといったバラエティ豊かなイベントが開催されます。

「吹田産業フェア」は、吹田市文化会館（メイシアター）とその周辺で毎年おこなわれるイベントです。市の特産物の販売や、ミュージカル・ダンス・カラオケ大会・こども向け体験講座などを楽しめます

イベントへの参加は、季節を体感できたり、地域の方と交流したりと、生活のハリにつながります。イベントを楽しみたい方は、施設スタッフに「どんな催しに参加しているか」を事前に確認してみましょう。

吹田市の高齢者支援制度

吹田市が展開する高齢者の支援制度を紹介します。

高齢者在宅福祉サービス

吹田市では、在宅支援のための在宅福祉サービスを複数用意しています。

代表的な2種類のサービスをご紹介します。

「配食サービス」は、１食あたり450円の負担で、1週間に最大7食まで利用できる制度です。栄養バランスを考えた食事の提供と安否確認をします。

「日常生活用具の給付など」は、自宅で暮らす高齢者のより安心な暮らしをサポートする生活用品を、給付または貸与するサービスです。対象の用具は、緊急通報装置・電磁調理機・火災警報器・高齢者用の電話などとなっています。

このほかにも「寝具乾燥消毒サービス」「家族介護用品の給付」といったサービスがあります。制度の詳細な内容とサービス対象者については、居住地の地域包括支援センターにお問い合わせください。

参考：吹田市「高齢者在宅福祉サービス」「配食サービス」「日常生活用具の給付など」「高齢者在宅福祉サービスの手引き」

高齢クラブ

高齢者の健康づくりや生きがいづくりを進める、地域を基盤とした組織です。現在吹田市には195の高齢クラブがあり、約1万2,000人が活動しています。

高齢クラブは「話し相手がほしい」「なにか社会のために役立ちたい」という高齢者が、自主的に運営する団体です。レクリエーション、スポーツ、慰安会、社会見学旅行から勉強会や社会奉仕活動など、地域ごとに多様な活動を実施しています。60才以上の方であれば、自由に加入できます。

参考：吹田市「高齢クラブ」

いきがい教室

高齢者が初歩的な趣味講座への参加を通じて生きがいを高め、友だちの輪を広げ、健康で豊かな生活を送れるように設置された教室です。定期的に成果発表会「いきがい教室発表会（舞台・展示）」を開催しています。管理・運営をおこなっているのは、吹田市高齢クラブ連合会です。

対象は60歳以上の市民の方です。受講料は無料ですが、材料費等の実費は受講者負担となります。

参考：吹田市「いきがい教室」

吹田市で見つからない場合は周辺の地域エリアで探してみる

吹田市で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。吹田市は大阪市、豊中市、箕面市、茨木市、摂津市と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。