大阪市城東区の要支援の受入が可能なサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「そんぽの家S 城東天王田」、「そんぽの家S 諏訪」、「エイジフリーハウス大阪野江」をはじめとした、大阪府/大阪市城東区の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅/要支援の条件に当てはまる施設は4件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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大阪市城東区の老人ホーム・介護施設について

城東区は、大阪市の北東に位置する行政区です。こちらでは「大阪市城東区での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

大阪市城東区の特徴

城東区役所（聖石大戦ぶぅぶぅ - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

大阪市城東区の人口は17万1,040人です。65歳以上の高齢者数は4万3,306人で、高齢化率は25.32%になります（2021年1月1日現在）。

面積は8.38㎢です。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／大阪市城東区「区の統計」

大阪市城東区の魅力

大阪市城東区は、都市機能と自然が共存する区です。近年では高層マンションの建設が進み、人口が増加しています。一方で「蒲生公園」や「中浜せせらぎの里」といった自然の多いスポットが点在していることが特長です。また、大阪市城東区は水資源が豊富です。寝屋川、第二寝屋川、城北川、平野川、平野川分水路といった河川があります。

大阪市城東区には、多くの歴史的スポットがあります。「皇大（こうたい）神宮」は、平安時代末期が起源の由緒ある神社です。豊臣秀吉が小祠（しょうし）を建立したことが起源といわれる「関目神社」もあります。

そのほか、地元の方に長年愛されてきた「城東商店街」があります。レトロな雰囲気に浸りつつ、食事や買い物を楽しめるのが魅力です。

大阪市城東区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

大阪市城東区の主要な駅

大阪市城東区には、JR大阪環状線・片町線・東西線・おおさか東線、京阪本線、大阪メトロ長堀鶴見緑地線・今里筋線が運行しています。

主要駅は「京橋」駅や「野江」駅です。なかでも「京橋」駅は、複数の路線が乗り入れるターミナル駅となっています。大阪市内をはじめ、県外への移動に便利です。

城東区役所

城東区役所は、大阪市城東区中央3丁目5-45にあります。「城東区役所前」バス停から徒歩4分、または「野江」駅から徒歩7分で到着します。

大阪市城東区で要介護認定を受ける際は、区役所ではなく大阪市認定事務センターに必要書類を郵送して申請します。相談や問い合わせの窓口は、城東区の保健福祉センター介護担当です。

参考：城東区役所

大阪市城東区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

城東区には、地域包括支援センターが合計4カ所設置されています。

参考：大阪市城東区「地域包括支援センター」

大阪市城東区のイベント

大阪市城東区で開催されているイベントをご紹介します。

「星祭大祈祷祭（ほしまつりだいきとうさい）」は、毎年2月に壽光寺（じゅこうじ）で開催される行事です。無病息災を願った「とん汁」が振るまわれるほか、水行をして家内安全や厄除開運を祈願します。

「城東まつり」は、毎年8月下旬に蒲生（がもう）公園一帯でおこなわれるお祭りです。地元の小学生によるすみれ太鼓の披露や、地域の方と一緒に楽しむ盆踊り大会があります。夏の風物詩として親しまれているイベントです。

「キャンドルナイトin城北川」は、北菫橋（きたすみればし）で毎年10月下旬に実施されています。城北川と遊歩道がキャンドルの灯りで照らされ、ロマンチックな光に包まれます。ほかにもキャンドル作りや夜店、特設ステージでの音楽ライブがあり、多くの方が訪れるイベントです。

老人ホームや介護施設によっては、レクリエーションの一環として地域のイベントに参加することがあります。気になる方は、施設に尋ねてみましょう。

大阪市城東区の高齢者支援制度

大阪市が展開する城東区での高齢者の支援制度をご紹介します。

ふれあいや安否確認のサービス

ごみの持ち出しが困難な方の自宅までごみ収集に行くサービスです。収集の際に、安否確認の声かけをおこないます。希望者には、約束の曜日にごみが出されていなかった場合に、事前登録した連絡先へ通報するサービスも実施しています。

料金は基本的に無料です。ただし、粗大ごみには粗大ごみ処理手数料がかかります。

対象は「65歳以上で一人暮らし、または高齢者のみの世帯」「障害のある方が住んでいる世帯」のうち、ごみの持ち出しが難しい世帯です。

参考：大阪市「ふれあいや安否確認のサービス」

生活支援型食事サービス

一人暮らしの高齢者などに向け、食事の配達と安否確認をおこなうサービスです。見守りが必要な時間帯に食事を届けます。配達時に利用者の所在がわからないときは再配達をおこない、再配達時も所在不明なときは親族などの緊急連絡先に連絡します。

利用できるのは、昼食または夕食です。利用者の身体状況にあわせたメニューが選べます。利用料は配食事業者によって異なります。

対象者は以下の要件を満たす方のうち、「買い物や調理ができず食事の確保が難しい、または栄養改善が必要な方」「配食を通した安否確認が必要な方」です。

以下のすべてに当てはまる高齢者

要支援1・2または要介護1～5
一人暮らし、要支援1・2または要介護1～5の人のみの世帯、要支援1・2または要介護1～5の人と下記（2）の障がい者のみの世帯

以下のすべてに当てはまる障がい者

身体障がい者手帳の1級もしくは2級、または療育手帳（B2を除く）または精神障がい者保健福祉手帳（3級を除く）を持っている
一人暮らし、障がい者のみの世帯、障がい者と上記（1）の高齢者のみの世帯

参考：大阪市「生活支援型食事サービス事業」

在宅高齢者日常生活用具給付事業

在宅高齢者向けに日常生活で必要な用具を給付するサービスです。

給付種目と対象者の要件は以下の表の通りです。電磁調理器は、前年の所得税などに応じて費用負担があります。

種目	要件
自動消火器	所得税非課税で要介護1～5の高齢者および防火の配慮が必要な一人暮らし高齢者等
火災警報器（緊急通報システム連動型）	所得税非課税で要介護1～5の高齢者および防火の配慮が必要な一人暮らし高齢者等
電磁調理器	防火等の配慮が必要な一人暮らし高齢者等
高齢者用電話	所得税非課税の一人暮らし高齢者等（ただし、緊急通報システム事業と同時申請者に限る）

参考：大阪市「在宅高齢者日常生活用具給付事業」

大阪市城東区で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

大阪市城東区内で老人ホームを探していて希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。大阪市城東区は、都島区・東成区・旭区・鶴見区・中央区、東大阪市と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。