横浜市西区のグループホーム

介護のほんねでは、「グループホーム　かもや」、「グループホーム　フィニックス」、「スカイホーム横浜」をはじめとした、神奈川県/横浜市西区の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は4件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 4件

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横浜市西区の老人ホーム・介護施設について

西区は、横浜市のなかで最も狭い行政区です。こちらでは「横浜市西区での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

横浜市西区の特徴

西区役所（Suikotei - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

横浜市西区の人口は10万3,530人です。65歳以上の高齢者人口は2万390人で、高齢化率は19.69％となっています。

横浜市西区の面積は7.03㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（4月1日時点）」

横浜市西区の魅力

横浜市西区は、隣接する中区とともに横浜都心部とされているエリアです。「横浜」駅周辺には複数の商業施設が軒を連ねるほか、企業の本社や行政機関が集っています。一方で下町情緒が残る地域もあり、歴史ある街並みを散策できます。

横浜市西区には、都市部と自然豊かなスポットが共存しています。「野毛山（のげやま）公園」は、9ヘクタールの敷地がある広大な公園です。春になると園内に咲く約380本の桜を鑑賞できます。

横浜市西区のご当地グルメはシウマイです。区内にはシウマイの製造販売をおこなう「株式会社崎陽軒」の本社があり、野菜シウマイ、ジャンボシウマイといった種類豊富なシウマイを購入できます。

横浜市西区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

横浜市西区の主要な駅

横浜市西区には、JR東海道本線・京浜東北線・根岸線・横須賀線・湘南新宿ライン、横浜高速鉄道みなとみらい線、横浜市営地下鉄ブルーライン、京急本線、相模鉄道本線、東急東横線が通っています。主要駅は「横浜」駅です。JR東海道本線を使うと、上りで「東京」駅方面、下りで「熱海」駅方面へアクセスできます。

西区役所

西区役所の所在地は、横浜市西区中央1丁目5-10です。「西前町」バス停で下車して徒歩約1分の場所にあります。

要介護認定の申請は、高齢・障害支援課介護保険担当で受け付けています。

参考：西区役所

横浜市西区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」などを業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

横浜市西区では地域包括支援センターを「地域ケアプラザ」と呼んでおり、区内に4カ所設置されています（2022年7月1日現在）。

参考：横浜市「あなたのお住まいの地区を担当している地域包括支援センター」

横浜市西区のイベント

海側より撮影、奥方にキング軸が延びる（2020年9月4日撮影）（NEO-NEED - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

横浜市西区で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「横浜開港祭」は、例年6月2日の横浜開港記念日に「臨港パーク」で開催されるイベントです。プロのアクアボーダーが海上アクロバティックを披露するショーや、ラストの花火が見どころです。イベントは2日間にわたって開催され、延べ約70万人が足を運びます。

「みなとみらい大盆踊り」は、例年8月中旬に「臨港パーク」南口広場で開催されるイベントです。横浜グルメが味わえる屋台の出店や、ダンスパフォーマンスの披露があります。およそ2万5,000人が集まるお祭りです。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

横浜市西区の高齢者支援制度

横浜市西区で利用できる高齢者向けの支援制度を紹介します。

高齢者あんしん電話

緊急事態が発生した場合に、すぐに近隣の方などに連絡できる緊急通報装置（あんしん電話）を貸し出します。あんしん電話の緊急通報ボタンを押すと、受信センターや消防局、事前登録した近隣の協力者に事態を伝えられます。

利用料は以下の表の通りです。

生計中心者の市税課税状況	通報装置使用料	緊急受信センター利用料
生活保護受給世帯市民税非課税世帯	本人負担なし	月額250円（税別）
市民税課税世帯	月額650円（税別）	月額250円（税別）

対象になるのは、横浜市内に住むおおむね65歳以上の一人暮らし高齢者の方などで、緊急事態が発生するおそれがあり、緊急時の連絡網が必要と認められる方です。なおサービスの利用には固定電話の回線と電話機が必要です。

お問い合わせは、西区役所高齢・障害支援課で受け付けています。

参考：横浜市「高齢者あんしん電話貸与事業」

高齢者食事サービス

利用者の自宅を訪問し、栄養バランスのとれた食事を直接手渡しする事業です。配達と同時に安否確認をおこないます。利用できる回数は1日1食、週5日までです。利用料は、1食700円以内となります。ただし治療食の場合は700円を超える場合があります。

対象になる方は、下記の「心身の状況」と「介護力」の両方の要件に該当し、サービスの利用が必要であると認められた方です。ただし、要件を満たしていても介護保険サービスなどを利用して安否確認が受けられる日は利用できません。

心身の状況

以下のいずれかに当てはまる方。

要介護2以上の方
要支援または要介護1で、認知症があり、食事確保が困難な方
要支援または要介護1で、低栄養状態のリスクが高く、食事確保が困難な方
身体障害者で、心身の障害などの理由により食事確保が困難な方
上記にかかわらず、福祉保健センター長が必要と認めた方。

介護力

以下のいずれかに当てはまる方。

一人暮らしの方
以下のいずれかに当てはまる一人暮らしに準じる世帯
- 同居する家族が日中に就労することを常態としており、食事確保が困難な場合
- 同居家族が病気や、障がいのため食事の確保が困難な場合

お問い合わせは西区役所高齢・障害支援課で受け付けています。

参考：横浜市「高齢者食事サービス事業」

高齢者等住環境整備

支援や介護を必要とする高齢者の方の身体状況などにあわせて、専門スタッフが住宅改修のアドバイスをします。また、アドバイスをもとに実施される住宅改造工事費用の一部を助成します。

助成工事の対象は、日常生活動作の補完や介護者の負担軽減を目的におこなわれる整備工事です。手すりの取り付けや段差の解消、移動しやすい床材への変更、引き戸などの扉の取り替え、スロープの設置などが対象になります。

本事業の助成限度基準額は100万円です。ただし、介護保険による住宅改修の対象になる工事については、助成限度基準額から差し引きます。なお、介護保険での支給限度額を使い切り、再申請の基準にも当てはまらない場合は差し引かれません。

対象になる方は、横浜市内に住む介護保険被保険者で要支援1以上に認定されている方です。

お問い合わせは、西区役所高齢・障害支援課で受け付けています。

参考：横浜市「高齢者等住環境整備事業」

横浜市西区で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

横浜市西区で希望する老人ホームが見つからない場合は、周辺地域まで範囲を広げてみましょう。横浜市西区に隣接する地域は、横浜市神奈川区・中区・南区・保土ケ谷区です。

グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではグループホーム（認知症対応型老人共同生活介護）への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。

グループホームの入居条件は満たしていますか？

グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。

認知症の診断が必要です

グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。

要支援2以上が入居対象です

グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。

要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。

要介護認定とは｜要支援1～要介護5までの判定基準・給付金の限度額・入居できる施設など

住民票のある地域でしか入れません

グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。

グループホームの退去要件

グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。

特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。

また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。

グループホームの特徴を把握していますか？

グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。

1施設あたり9～18名の小規模なユニットケア

グループホームはほとんどの場合、定員が9～18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。

「できることは自分でする」という考え

グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。

看護師は配置は義務付けられていない

認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。

グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

グループホーム（認知症対応型共同生活介護）とは？サービス・費用・入居条件などの特徴、住宅型有料老人ホームとの違いについて解説

グループホームの費用

初期費用	月額費用
0～数百万円ほど	10～20万円ほど

グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。

入居一時金は0～数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万～数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。

グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。

グループホームで認知症を抑制しながら生活する

以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。

認知症の症状の抑制を考えている
認知症でありながら、自立した生活を続けたい
医療依存度は高くない

グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。

また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。

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