川崎市多摩区のグループホーム

介護のほんねでは、「ソラスト川崎多摩」、「花物語たま東」、「花物語のぼりと」をはじめとした、神奈川県/川崎市多摩区の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は19件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 19件

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川崎市多摩区の老人ホーム・介護施設について

川崎市多摩区は、川崎市を構成する7つの行政区の1つで、最北端に位置しています。今回は「川崎市多摩区での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

川崎市多摩区の特徴

生田緑地ばら苑区庁舎位置（CC BY-SA 2.1 jp, リンク）

川崎市多摩区の人口は21万2,806人です。65歳以上の高齢者人口は4万2,398人で、高齢化率は19.92%になります（2021年1月1日現在）。

面積は、20.39㎢です。北側には多摩川が流れ、南側には雄大な多摩丘陵が広がっている、水と緑が豊かなエリアになります。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／川崎市多摩区「多摩区の概要」

川崎市多摩区の魅力

「生田緑地」は、川崎市多摩区の代表的な観光名所です。丘陵地の地形と里山の豊かな自然環境を生かした公園です。園内には、古民家の歴史を刻む「日本民家園」や、数多くのバラを観賞できる「生田緑地ばら苑」といった情緒あふれるスポットがあります。

特産物としては、多摩川梨が有名です。多摩区ではナシの栽培が盛んで、ほかにも豊富な品種がそろっています。また、お土産に「民家園もなか」が人気です。合掌（がっしょう）造りの形が特徴的で、小倉・ゴマ・白あんの味わいを楽しめます。

川崎市多摩区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

川崎市多摩区の主要な駅

川崎市多摩区には、JR南武線（川崎－立川）、京王相模原線、小田急小田原線が走っています。主要な駅は「登戸（のぼりと）」駅、「稲田堤（いなだづつみ）」駅、「京王稲田堤」駅です。

そのなかでも「登戸（のぼりと）」駅はターミナル駅なので、利用客も多いです。特に通勤・通学の時間帯は混みあいますのでご注意ください。

また川崎市多摩区では、小田急バスや神奈川中央交通、京浜急行バスをはじめとする複数のバスが運行しています。高齢者や身体障がい者の方も安心して乗車できるよう、ノンステップバスの導入も推進しています。

多摩区役所

多摩区役所の所在地は、川崎市多摩区登戸1775-1です。「多摩区役所前」バス停留所から歩いてすぐの場所にあります。要介護認定の申請は、多摩区役所もしくは各地区の健康福祉ステーションにある介護保険担当窓口で受け付けています。

参考：多摩区役所

川崎市多摩区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

川崎市多摩区には、地域包括支援センターが合計7カ所設置されています。介護や医療などの悩みがある際は、お気軽に相談してみてください。

参考：川崎市「多摩区地域包括支援センター」

川崎市多摩区のイベント

生田緑地（CC 表示-継承 3.0, リンク）

川崎市多摩区で毎年開催されているお祭りを紹介します。

「多摩川桜のコンサート」は、4月の第1土曜日に二ヶ領せせらぎ館でおこなわれているイベントです。地元の学生や団体が、楽器の演奏やダンス、合唱といったパフォーマンスを披露します。スタンプラリーや、小菅村の温泉を使った足湯も体験できます。

「多摩区民祭」は、毎年10月に生田緑地中央広場で開催されます。地域コミュニティーの形成と暮らしやすいまちづくりを目的としたお祭りです。音楽やダンスのほか、パトカーなどの乗り物体験もあり、大人から子どもまで楽しめます。

「緑化センターまつり」は、川崎市緑化センターで秋の緑化フェアとして11月上旬におこなわれています。押し花やフラワーアレンジメント、竹細工などの体験ができるイベントです。フリーマーケットや露店もあり、買い物もできます。

川崎市多摩区の高齢者支援制度

多摩区で利用できる、川崎市が展開する高齢者支援制度をご紹介します。

訪問理美容サービス

理美容院に行くことが難しい高齢者がいる家庭に理容師や美容師が訪問し、シャンプーやカットといったサービスを提供します。1年に6回まで利用でき、1回あたりの利用料は所得に関わらず2,000円です。

対象者は「65歳以上」「市内に居住し、在宅で生活している」「要介護3〜5」「理美容院に行けない」の4点を満たしている方です。

参考：川崎市「訪問理美容サービス」

紙おむつ等介護用品の給付

毎月1回、月額5,000円の範囲内で紙おむつ等の介護用品を支給しています。要介護認定された高齢者の在宅生活のサポートが目的のサービスです。

介護用品には、紙おむつ類やおむつカバー、防水シーツ、使い捨て手袋、消臭剤、清拭剤、ドライシャンプーが含まれています。給付品は、組み合わせて選択が可能です。ただし、生活保護を受給している方は、紙おむつ類やおむつカバーが対象外となり、利用限度額が月額2,500円になります。

対象となるのは、「65歳以上で在宅生活中」「要介護3～5」かつ「紙おむつが必要」な方です。また40～64歳であっても、介護保険法の特定疾病「初老期における認知症」相当に認定されており、「要介護3～5」かつ「紙おむつが必要」な方は利用できます。

参考：川崎市「紙おむつ等介護用品の給付」

障害者・高齢者等歯科診療事業（スペシャルニーズ歯科診療）

障害者・高齢者等歯科診療事業（スペシャルニーズ歯科診療）は、一般の歯科診療機関で診療を受けることが困難な、認知症等で寝たきりの高齢者や重度の心身障がい者に向けたサービスです。

市内の歯科医師会館や保健センターで、虫歯の治療や口腔ケア、適切な予防指導が受けられます。

開催日時は会場ごとに異なります。利用の際は川崎市歯科医師会館（044-233-4494）への電話予約が必要です。

対象は「一般の歯科医院で診療困難な認知症等の寝たきり高齢者、重度の心身障がい者」です。

参考：川崎市「障害者・高齢者等歯科診療事業（スペシャルニーズ歯科診療）」

川崎市多摩区で見つからない場合は周辺の地域までエリアを広げる

川崎市多摩区で老人ホームを探していて、希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。川崎市多摩区は、高津区・宮前区・麻生区、東京都世田谷区、調布市、狛江市、稲城市と隣接しています。

グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではグループホーム（認知症対応型老人共同生活介護）への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。

グループホームの入居条件は満たしていますか？

グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。

認知症の診断が必要です

グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。

要支援2以上が入居対象です

グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。

要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。

要介護認定とは｜要支援1～要介護5までの判定基準・給付金の限度額・入居できる施設など

住民票のある地域でしか入れません

グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。

グループホームの退去要件

グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。

特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。

また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。

グループホームの特徴を把握していますか？

グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。

1施設あたり9～18名の小規模なユニットケア

グループホームはほとんどの場合、定員が9～18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。

「できることは自分でする」という考え

グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。

看護師は配置は義務付けられていない

認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。

グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

グループホーム（認知症対応型共同生活介護）とは？サービス・費用・入居条件などの特徴、住宅型有料老人ホームとの違いについて解説

グループホームの費用

初期費用	月額費用
0～数百万円ほど	10～20万円ほど

グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。

入居一時金は0～数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万～数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。

グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。

グループホームで認知症を抑制しながら生活する

以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。

認知症の症状の抑制を考えている
認知症でありながら、自立した生活を続けたい
医療依存度は高くない

グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。

また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。

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グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

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認知症の診断が必要です

要支援2以上が入居対象です

住民票のある地域でしか入れません

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「できることは自分でする」という考え

看護師は配置は義務付けられていない

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