地域の受け皿として医療ニーズに応える介護付き有料老人ホーム
ドイツ語で「グッドホーム」を意味する、介護付き有料老人ホーム「グートハイム」を訪問しました。グートハイムの入居者様は医療依存度の高い方が多く、平均要介護度は4以上、平均年齢90歳以上、車いすを利用されている方が7〜8割です。自立が困難な入居者様の生活を支えるために看護師は8名在籍し、24時間常駐しています。また、都内の看護師24時間常駐の施設としては費用が比較的安価であることが魅力です。
田中施設長は「グートハイムは病院の延長線上にあるような施設。私たちとしては、施設選びに苦労されることの多い医療依存度が高い方などの入居先として機能したいという想いがあります」と言います。都内には、そういった方を受け入れる有料老人ホームはまだまだ少ないため、退院後の次の住まいとしてグートハイムを選ぶ方が多いそうです。
おすすめポイント “信頼できる往診医がいる心強さ”
医療依存度の高い方を受け入れるために、4つのクリニックによる往診をおこなっています。一般的には往診医は内科という老人ホームが多いなか、グートハイムでは精神科・脳神経外科・内科・整形外科から選んで往診を受けられます。その方の症状に合うクリニックを紹介できることは大きなメリットです。きめ細かい医療サポートの成果もあり、胃ろうの入居者様がラーメンを食べられるまで回復したケースもあるそうです。田中施設長も「希望をもってサポートしていきたい」と笑顔でお話しされていました。
気になるポイント
グートハイムは、JR中央線・総武線「西荻窪」駅から徒歩3分と利便性に優れた場所に位置しているため、アクティブに過ごしたい方が見学にいらっしゃることも多いそうです。実際は前述したように、医療依存度が高い方が多いため調理やお出かけをしたい方には向いていません。「他の施設では断られた」「看取りを考えている」といった方におすすめの施設です。