安芸郡府中町のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「サービス付き高齢者向け住宅府中福寿苑」、「グリーンヒルズ」をはじめとした、広島県/安芸郡府中町の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は2件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 2件

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安芸郡府中町の老人ホーム・介護施設について

安芸郡（あきぐん）府中町（ふちゅうちょう）は、広島県の南西部にある町です。周囲を広島市に囲まれており、安芸郡の飛び地となっています。こちらでは「安芸郡府中町での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

安芸郡府中町の特徴

府中町役場（Taisyo - 投稿者自身による著作物, CC 表示 3.0, リンクによる）

安芸郡府中町の人口は5万2,101人です。65歳以上の高齢者人口は1万2,813人で、高齢化率は24.59％となっています。府中町の面積は10.41㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」

安芸郡府中町の魅力

安芸郡府中町は周囲を広島市に囲まれているため、広島市へのアクセスがよく、便利な環境です。また、自動車メーカー・マツダ株式会社の本社があることでも有名です。町内にある「マツダミュージアム」では、歴代のマツダの車を見学できます。

府中町には、歴史や文化を体感できるスポットが多く点在しています。「下岡田官衙（しもおかだかんが）遺跡」は、8世紀中ごろの奈良時代に国が設置した「安芸駅家（あきのうまや）」の可能性が高いとされる遺跡です。2020年に国史跡に指定されました。そのほか「上岡田古墳」や「水分（みくまり）神社」「国庁屋敷跡（こくちょうやしきあと）」「田所明神社」といった文化的スポットがあります。

府中町の特産品は「府中の白そば」です。白そばは江戸時代に作られており、長らく生産が途絶えていましたが、1991年に復活しました。現在は「ふちゅう情報プラザつばき館」で購入できます。

安芸郡府中町の主要な駅・町役場・地域包括支援センター

安芸郡府中町の主要な駅

安芸郡府中町には、JR山陽本線・呉（くれ）線が走っています。主要な駅は「向洋（むかいなだ）」駅です。JR山陽本線では海田市・西条・三原方面と広島・宮島口方面へ、JR呉線では海田市・呉・竹原方面へアクセスできます。

町内の移動には、「向洋」駅のほか町役場や商店街、郵便局などに停車する「つばきバス」が便利です。

府中町役場

府中町役場の所在地は、安芸郡府中町大通3丁目5-1です。「天神川」駅から徒歩10分です。バスを利用する場合は「府中大橋」バス停で下車して徒歩約10分です。

要介護認定の申請窓口は、福祉保健部高齢介護課介護認定係です。

参考：府中町役場

安芸郡府中町の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

府中町の地域包括支援センターは、1カ所（ふれあい福祉センター内）設置されています（2017年4月1日現在）。

参考：府中町「府中町地域包括支援センター」

安芸郡府中町のイベント

安芸郡府中町で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「かっぽ府中町民まつり」は、例年10月初旬に「くすのきプラザ多目的広場」をメイン会場として開催されます。町の花・ツバキの俗称「かっぽ」から名付けられたお祭りです。つばきの花に見立てた提灯行列や、特設ステージでの催しなどがおこなわれます。

「春祭り・牛祭り」は、例年4月第1日曜日に「多家（たけ）神社」で開催される祭事です。起源は700年以上前から伝わる農耕祭礼行事といわれています。竹籠を薄布で包んで作られた「牛」の中に人が入り、歌と踊りを披露します。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

安芸郡府中町の高齢者支援制度

安芸郡府中町で展開している高齢者支援制度をご紹介します。

救急医療情報キット

緊急連絡先やかかりつけの病院、服薬内容などを記入して自宅の冷蔵庫に保管する「救急医療情報キット」を無料で配布するサービスです。救急隊員が駆け付けた際に必要な情報をすばやく把握して、適切かつ迅速な医療につなげられます。

対象要件は、府中町内在住の「70歳以上の方」または「健康に不安のある方」です。なお、1世帯につき1点のみ利用できます。

参考：府中町「【救急医療情報キット】いざというときのために！」

高齢者軽度生活援助事業

高齢者の日常生活をサポートするために、自宅を訪問してさまざまな支援活動をおこなう事業です。

支援は、1回あたりの作業が1時間で完了する内容に限られ、料金は1時間につき200円です。具体的な内容は、電球の付け替え、換気扇の掃除、代読、郵送支援（現金・金券類を除く）、季節の機器などの入れ替え、室内掃除、通販商品などの組み立てです。原則的に、1世帯あたり1カ月に2回まで利用できます。必要に応じて、1年度につき4回まで追加が可能です。

対象要件は、次のいずれにも当てはまる方です。

町内在住のおおむね65歳以上で、日常生活上の援助が必要な人
65歳未満の同居者がいない人

参考：府中町「【高齢者軽度生活援助事業】日常生活のお手伝いをします！」

おむつのクーポン券の支給

在宅で介護をしている方の負担軽減を目的に、おむつ用品を購入できるクーポン券を支給しています。クーポン券は指定薬局で利用でき、おむつ用品（紙おむつ、尿取りパッド、使い捨て手袋、清拭剤、おしり拭きおよび防水シート）と交換できます。クーポン券は毎月6,250円分です。

対象は、以下の2つの要件の両方に該当する方です。

町内在住で要介護3～5に認定された要介護者と同居している方
要介護者・介護者および同居する家族全員が市町村民税非課税世帯に属する方

なお、施設に入所されている方や入院されている方は対象外です。

参考：府中町「【介護用品支給事業】おむつのクーポン券を支給します！」

安芸郡府中町で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

安芸郡府中町で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで範囲を広げてみましょう。府中町と隣接しているのは、広島市です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。