安芸高田市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「吉田楽々苑」をはじめとした、広島県/安芸高田市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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施設の種類

安芸高田市の老人ホーム・介護施設について

安芸高田（あきたかた）市は、広島県のほぼ中央に位置する市です。こちらでは「安芸高田市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

安芸高田市の特徴

安芸高田市役所、広島県、日本（アラツク - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

安芸高田市の人口は2万8,044 人です。65歳以上の高齢者人口は1万1,165人で、高齢化率は39.81％となります。面積は537.71㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」

安芸高田市の魅力

安芸高田市には、歴史・文化的資源が多数あります。国指定史跡の「郡山城（こおりやまじょう）跡」は、戦国大名・毛利元就（もうりもとなり）の居城があった場所です。小高い山の中に、やぐら台や井戸の跡が残されています。

また安芸高田市では、伝統芸能の「神楽」が盛んにおこなわれています。安芸高田の神楽は演劇性が強く、大衆的であることが特徴です。市内には20以上の神楽団があり、「美土里（みどり）神楽まつり」や「高宮神楽まつり」で舞を披露しています。そのほか、専門施設で上演される「ホール神楽」は、派手な演出と素早い動きが見どころです。あらすじの紹介などがあるため、初心者でも気軽に鑑賞できます。

安芸高田市の「高宮温泉」は、皮膚病や眼病に効くとされ、江戸時代から「大仙の湯」として親しまれてきました。温泉施設の「たかみや湯の森」には気泡湯、ジェット湯、薬草湯、露天風呂、打たせ湯、白湯、酒風呂といった多彩な湯があり、日帰り入浴が楽しめます。

安芸高田市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

安芸高田市の主要な駅

安芸高田市には、JR芸備（げいび）線が走っています。主要な駅は「吉田口」駅です。芸備線を利用すると「広島」駅方面に移動できます。

また、安芸高田市内には路線バスやコミュニティバス「お太助バス」、デマンド型乗合タクシー「お太助ワゴン」が運行しています。「お助けワゴン」は事前予約制の乗合タクシーで、乗降場所を自由に選べるため日常生活での移動に便利です。

安芸高田市役所

安芸高田市役所の所在地は、安芸高田市吉田町吉田791です。「安芸高田市役所前」バス停から徒歩約2分の場所にあります。

要介護認定の申請窓口は、福祉保健部保険医療課です。

参考：安芸高田市役所

安芸高田市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

安芸高田市の地域包括支援センターは1カ所です。また各地区の身近な相談窓口として「在宅介護支援センター」が6カ所設置されています。

参考：安芸高田市「地域包括支援センターをご利用ください」

安芸高田市のイベント

清神社（安芸高田市吉田町吉田）（Lumi iori - Lumi ioriが撮影, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

安芸高田市で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「市入り祭」は、毎年5月5日に清神社（すがじんじゃ）から吉田町商店街にかけて開催されるお祭りです。祭りの華は「千歳山」と「八雲山」という2台のだんじり屋台です。京都の祇園祭で用いられる山鉾（やまほこ）をかたどって造られたといわれています。そのだんじり屋台の上で披露される「子ども歌舞伎」は約300年の歴史があり、見どころの一つとなっています。

「安芸高田花火大会」は、毎年8月下旬に土師（はじ）ダムで開催されるイベントです。約2,000発の打ち上げ花火が安芸高田市の夜空を彩ります。八千代湖の湖面に反射する花火も見ものです。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

安芸高田市の高齢者支援制度

安芸高田市が展開している高齢者の支援制度をご紹介します。

徘徊SOSネットワーク

認知症によって行方不明になった方の早期発見や保護を目指す取り組みです。行方不明者の情報が市または警察署に入ると、地元の交通機関・商工会・郵便局・地域の関係者が連携して情報収集をおこないます。また、徘徊のおそれがある方の情報や特徴、緊急連絡先を事前に登録することができます。

事前登録制度の申し込みは、市役所福祉保健部社会福祉課で受け付けています。

参考：安芸高田市「徘徊ＳＯＳネットワークのご案内」

げんき教室

安芸高田市に住む高齢者の方に向けて、介護予防教室を開催しています。会場は市内の介護事業所などです。筋力を高めるための運動や、認知症予防、閉じこもり予防を目的とした活動に参加できます。

対象は、市内に住民票がある65歳以上の方です。ただし、要介護認定を受けている方、要支援の認定を受けてデイサービスやデイケアを利用している方、介護用予防・生活支援サービス事業の対象となっていて第1号通所事業を利用している方は利用できません。

お問い合わせは各会場で直接受け付けています。会場一覧は以下のリンクから確認できます。

参考：安芸高田市「げんき教室」

介護用品引換券の支給

常時介護が必要な方を在宅介護する家族に対して、介護用品引換券を支給します。引換券を使うと、安芸高田市が指定する事業所で紙おむつや尿取りパッドと交換できます。支給限度額は1カ月につき5,000円です。

対象者は、要介護者および支給対象者の要件をそれぞれすべて満たす方です。ただし、同一の要介護者に対して受給できる家族は一人までとなります。

要介護者	支給対象者
安芸高田市に住所がある方要介護3～5と認定された方要介護3と認定された方のうち、要介護認定における認定調査票で「排尿」または「排便」の項目が「介助」または「見守り等」に該当する方	安芸高田市に住所がある方要介護者の家族である方要介護者を在宅介護している方要介護者に該当しない方

お問い合わせは、市役所保険医療課介護保険係で受け付けています。

参考：安芸高田市「安芸高田市家族介護用品支給事業実施要項」

安芸高田市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

安芸高田市で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。安芸高田市は、広島市、東広島市、三次市、山県郡北広島町、島根県邑智郡邑南町と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。