廿日市市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「ココファン廿日市」、「ヴェリタス宮島口」、「ヴィラひまわり廿日市駅前」をはじめとした、広島県/廿日市市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は12件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 12件

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廿日市市の老人ホーム・介護施設について

廿日市（はつかいち）市は広島県西部に位置し、瀬戸内海に面した市です。こちらでは「廿日市市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

廿日市市の特徴

廿日市市役所（Chax2 - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる）

廿日市市の人口は11万7,045人です。65歳以上の高齢者人口は3万5,417人で、高齢化率は30.26％となっています（2021年1月1日現在）。

面積は489.49㎢です。廿日市地域、大野地域、宮島地域、佐伯地域、吉和地域の5つのエリアに分かれています。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」／廿日市市「Ⅰ 廿日市市の概要」

廿日市市の魅力

廿日市市は、面積の約86％が山林という自然豊かな環境です。瀬戸内海に面しており、年間を通して温暖な気候になります。中国・四国地方最大の都市である広島市と隣接し、交通基盤も整っているので暮らしやすい地域です。

「宮島」は日本三景に数えられる名勝地です。島内には「厳島神社」があり、世界遺産として有名な観光地になっています。日本屈指の名社としても有名で、満潮時には海に浮かんでいるかのような朱塗りの神殿と鳥居を観賞できます。

また、農業や漁業が盛んです。ワサビやマイタケなどの食農作物のほか、カキやアサリ、アナゴ、ヤマメといった海の幸が特産品となっています。観光農園が多いことも特徴です。季節によってナシ、ブドウ、栗を楽しめます。

お土産品としては「もみじ饅頭」が有名です。今では広島県内で幅広く販売されていますが、宮島が元祖とされています。

廿日市市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

廿日市市の主要な駅

廿日市市にはJR山陽本線、広島電鉄宮島線が走っています。主要駅は、JR「廿日市」駅と「宮内串戸（みやうちくしど）」駅です。

「廿日市」駅からは宮島口・岩国方面と広島・三原方面へアクセスできます。「宮内串戸」駅は観光地へのアクセスに便利です。また、車で10分以内の距離に大型ショッピングモールのゆめタウン廿日市や廿日市市役所があるため、買い物や行政手続きの際に便利です。

廿日市市役所

廿日市市役所は広島県廿日市市下平良1丁目11-1にあります。バスを利用する場合、広電バス「廿日市市役所」バス停から徒歩1分、または広電バス「可愛」バス停から徒歩約2分です。

要介護認定の申請窓口は、高齢介護課認定・指導グループ、各支所、地域包括支援センターです。

参考：廿日市市役所

廿日市市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

廿日市市内には計3カ所の地域包括支援センターが設けられています。

参考：廿日市市「地域包括支援センターの相談窓口」

廿日市市のイベント

管絃を奉納する管絃船（hiro - 2009年管絃祭時に撮影, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

廿日市市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「管絃祭（かんげんさい）」は、厳島神社で旧暦6月17日に開催されるお祭りです。厳島神社の祭神である「市杵島比売命（いちきしまひめのみこと）」を地御前神社までお迎えに行くことを目的におこなわれます。日本三大船神事の一つで、廿日市市の一大祭典です。

「はつかいち桜まつり」は毎年4月初旬、桜の名所である「住吉堤防敷（すみよしていぼうじき）」に隣接する昭北グラウンドを中心に開催されます。メイン舞台では各種団体によるステージやキャラクターショーが披露されます。廿日市市・近隣地域の特産品や飲食の出店が立ち並ぶ、にぎやかなイベントです。

老人ホームや介護施設によっては、イベントやお祭りに参加できることがあります。参加したい場合は施設に確認しましょう。

廿日市市の高齢者支援制度

廿日市市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

住民主体型助け合いサービス

高齢者向けに、簡単な家事や日常生活の作業を手伝うサービスです。有志の住民による団体「だんだんプラス」に軽作業を依頼できます。内容は、庭の草むしりや水やり、ゴミ捨て、窓ふきといった作業です。30分あたり300円で利用できます。

対象者は、65歳以上で要支援1・2の認定を受けた方です。認定を受けていない場合でも、生活機能低下が認められた方は対象となります。問い合わせは、高齢介護課地域包括ケア推進グループまたは地域包括支援センターで受け付けています。

参考：廿日市市「介護予防・日常生活支援総合事業」

家族介護用品の支給

高齢者を在宅介護している家族に紙おむつや尿取りパッドを支給するサービスです。支給は月1回、月額上限6,250円となっています。

対象は「要介護4または5の高齢者を自宅で介護する家族」かつ「市民税非課税世帯の方」です。希望する方は、高齢介護課地域包括ケア推進グループにお問い合わせください。

参考：廿日市市「介護者の支援」

廿らつサロン（住民主体型・通いの場サービス）

廿日市市には、住民主体型の高齢者用サロン「廿らつサロン」があります。昼食・夕食をともにしたり、健康マージャンやコンサートをしたりと活動内容はさまざまです。一人暮らし高齢者の閉じこもりや孤立の防止、介護予防や健康な暮らしを目的に運営されています。各サロンによって参加費用が異なりますが、主に1回100円で参加できます。

問い合わせは、高齢介護課地域包括ケア推進グループで受け付けています。

参考：廿日市市「高齢者サロン」

廿日市市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

廿日市市内で老人ホームを探していて希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。廿日市市は、広島市、大竹市、江田島市、山県郡安芸太田町、山口県岩国市、島根県益田市と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。