西多摩郡奥多摩町の口コミ・評判ありの特別養護老人ホーム

介護のほんねでは、「琴清苑」、「寿楽荘」、「グリーンウッド奥多摩」をはじめとした、東京都/西多摩郡奥多摩町の老人ホームを掲載中。そのなかでも特別養護老人ホームの条件に当てはまる施設は3件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。本音の口コミや評判を参考にすると施設選びがスムーズに進むかもしれません。実際の利用者やそのご家族、働いていた方やケアマネによるリアルな情報が満載です。

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特別養護老人ホーム (3)

西多摩郡奥多摩町の老人ホーム・介護施設について

西多摩郡奥多摩町（おくたままち）は、東京都多摩地域の北西部に位置する町です。こちらでは「西多摩郡奥多摩町での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

西多摩郡奥多摩町の特徴

奥多摩湖

西多摩郡奥多摩町の人口は4,991人です。65歳以上の高齢者人口は2,504人で、高齢化率は50.17%となっています。奥多摩町の面積は225.53㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（4月1日時点）」

西多摩郡奥多摩町の魅力

西多摩郡奥多摩町は、東京都の約10分の1に相当する面積を有する町です。その約94％は山林が占めており、豊富な自然に恵まれています。町全体が「秩父多摩甲斐国立公園」の中にあります。町の中心を多摩川が貫流していて、水と緑を身近に感じられるのが特長です。

奥多摩町には自然を堪能できるスポットが数多くあります。東京都民が利用する水の約2割を供給する奥多摩湖では、春には桜、秋には紅葉を楽しめます。また「日原（にっぱら）エリア」には、東京都の天然記念物に指定されている「日原鍾乳洞」があります。関東一の規模を誇る洞内は神秘的な空間で、通路も整備されており安心して楽しめるのが魅力です。このほか「百尋（ひゃくひろ）の滝」や、東京都の天然記念物に指定されている推定樹齢1,000年の巨木「倉沢のヒノキ」があります。

また奥多摩町には、清らかな清流で育った奥多摩わさびや、奥多摩魚養殖センターで開発された奥多摩やまめといった特産品があります。古くから奥多摩地域で栽培されてきた治助イモも名産です。

西多摩郡奥多摩町の主要な駅・町役場・地域包括支援センター

西多摩郡奥多摩町の主要な駅

西多摩郡奥多摩町内にはJR青梅（おうめ）線が通っています。主要駅は「奥多摩」駅です。青梅・立川方面にアクセスできます。

また奥多摩町内には、路線バスも運行しています。

奥多摩町役場

奥多摩町役場の所在地は、西多摩郡奥多摩町氷川215-6です。「奥多摩」駅から徒歩ですぐに到着します。

要介護認定の申請は、奥多摩町役場住民課、保健福祉センター、子供家庭支援センターで受け付けています。

参考：奥多摩町役場

西多摩郡奥多摩町の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」などを業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

奥多摩町の地域包括支援センターは、奥多摩町保健福祉センター内に1カ所設置されています。

参考：西多摩郡奥多摩町「地域包括支援センター」

西多摩郡奥多摩町のイベント

西多摩郡奥多摩町で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「鹿島踊り」は、例年9月第2日曜日に「小河内（おごうち）神社」でおこなわれている民俗芸能です。国の無形民俗文化財に指定されています。11時頃から小河内神社の境内で披露され、その後「奥多摩水と緑のふれあい館ホール」でも披露されます。およそ1万5,000人が集まるイベントです。

「奥多摩納涼花火大会」は、例年8月上旬に開催されるお祭りです。愛宕山山頂から約1,000発の花火が打ち上げられます。同日には近隣の神社でもお祭りが開かれ、約1万人が集まります。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

西多摩郡奥多摩町の高齢者支援制度

西多摩郡奥多摩町が展開する高齢者支援制度をご紹介します。

緊急相談通報システム

高齢者の自宅に、緊急相談通報システムを設置する事業です。緊急時に通報できるほか、相談ボタンを押せば24時間365日対応のコールセンターに健康相談ができます。また居室内で一定時間動きがなかった場合に、自動的にコールセンターに通報される「人感センサー」の利用が可能です。費用の自己負担はありません。

対象となるのは、65歳以上の一人暮らしの高齢者または高齢者のみの世帯の方です。

参考：西多摩郡奥多摩町「奥多摩の福祉サービス（高齢者編）」

高齢者自立支援日常生活用具給付

高齢者の在宅生活をサポートするために日常生活用具を給付します。給付品は腰掛便座、入浴補助用具、多点杖等歩行支援用具、据え置き型手すり、スロープ、歩行補助車です。購入費用の1割が自己負担です。ただし区市町村民税非課税の方や生活保護受給者は免除されます。

対象となるのは、おおむね65歳以上で要介護認定が「自立」の方のうち、歩行が不安定になるなど、日常生活動作の低下が認められ、在宅生活を継続するために用具が必要な高齢者です。

参考：西多摩郡奥多摩町「奥多摩の福祉サービス（高齢者編）」

紙おむつの給付

常に排泄の介助が必要な高齢者または障がい者に、定期的に紙おむつを給付する事業です。毎月50枚を限度に支給します。テープ式おむつ（S・M・Lサイズ）またはパンツタイプ（S・M～L・L～LLサイズ）から選べます。

対象となるのは、区市町村民税非課税世帯の方で、次のいずれかに該当する方です。

要支援1〜2、または要介護1から5の認定を受けている方。
身体障害者手帳1・2級を持っている方。
愛の手帳1～3度を持っている方。

ただし、75歳以上で上記に該当する方は、非課税世帯でなくても給付対象になります。

参考：西多摩郡奥多摩町「奥多摩の福祉サービス（高齢者編）」

西多摩郡奥多摩町で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

西多摩郡奥多摩町で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。奥多摩町と隣接しているのは、青梅市、あきる野市、西多摩郡檜原村、埼玉県秩父市、飯能市、山梨県上野原市、北都留郡小菅村・丹波山村とも隣接しています。

特別養護老人ホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは特別養護老人ホームへの入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい特別養護老人ホームの特徴」をご紹介します。

特別養護老人ホームの入居条件は満たしていますか？

通称「特養」と呼ばれている特別養護老人ホームは、費用が安価であるため人気です。特別養護老人ホームへの入居を希望の方は、まずは入居条件が満たしているかを確認しておくことをおすすめします。

特別養護老人ホームの入居条件

特別養護老人ホームの入居条件は主に以下の3点です。

要介護3以上で65歳以上の高齢者
特定疾病が認められた要介護3以上の40～64歳までの人
特例条件に当てはまる要介護1～2の人

要介護3以上の認定を受けた要介護度が重い方でなければ入居できません。ただし以下の特例条件に当てはまる方は要介護1、2だとしても入居可能です。

特例条件

認知症で、症状・行動や意思疎通の困難さが頻繁に見られる人
知的障害・精神障害等を伴い、症状・行動や意思疎通の困難さなどが頻繁に見られる人
家族からの深刻な虐待が疑われるなど、心身の安全・安心の確保が困難な人
単身世帯や、同居家族が高齢または病弱であるなど、家族による支援が期待できない

特別養護老人ホームの特徴を把握していますか？

国が運営する公的な施設

特別養護老人ホームは自治体や社会福祉法人が運営する公的な施設です。また介護保険制度で定められた「介護保険施設」でもあります。介護老人保健施設（老健）や介護医療院、介護療養型医療施設も介護保険施設に含まれます。

介護サービスの自己負担額は1～3割

施設内の介護サービスに関しては介護保険を利用できるため、自己負担額は1～3割で済みます。また初期費用はなく、月額費用も、他の施設形態に比べて安価です。

看取りまで対応できる

多くの特別養護老人ホームは、終身利用が可能であり「終の棲家」として入居できます。よって他の介護保険施設や、有料老人ホームに比べて入居期間が長く、平均で約4年です。参考：厚生労働省「介護老人福祉施設（参考資料）」

特別養護老人ホームの特徴についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

特別養護老人ホームのメリット・デメリット

では入居条件と特徴を踏まえて、メリットとデメリットについて紹介します。あらためて求める条件に合うかをご確認ください。

特別養護老人ホームのメリット

特別養護老人ホームのメリットは、介護サービスが充実しているうえに費用が安価というリーズナブルさに尽きます。また公的機関が運営している施設であり、入居中に施設が倒産するリスクも低いです。

さらに看取りまで終身にわたって利用できる施設が多いため、家族としても安心です。

特別養護老人ホームのデメリット

要介護3以上でなければ入居できないのがデメリットです。さらに特別養護老人ホームの場合は複数で1つの部屋を利用する「多床室」も多く、プライベートを確保できない可能性もあります。

特別養護老人ホームの費用

初期費用	月額費用
0円	5万～15万円

比較的安価で入居できると紹介しましたが、具体的にどのくらいかかるのかを紹介します。初期費用は0円、月額費用は5万～15万が目安です。最初にまとまったお金が必要なく、他の施設形態に比べるとリーズナブルなこともうれしいポイントです。

特別養護老人ホームの費用についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

入居待ちの期間は、他の施設に仮住まいするのも一案

特別養護老人ホームは人気が高い施設です。そのため、申込みをしても空室が出るまで待機するケースが多いです。入居を希望の方は早めに申し込み、仮押さえしておくことをおすすめします。

「退院が迫ってきたが在宅介護は難しい」など、緊急性が高い場合は、同時進行で他の施設へ入居するのも一案です。民間の施設のなかには、特別養護老人ホームと同じくらい安価な施設もあります。

なお、介護のほんねでは全国の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを紹介しています。ぜひ、特別養護老人ホームを待機している間の仮住まいをお探しの方も、お気軽にご相談ください。

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