台東区の口コミ・評判ありの特別養護老人ホーム

介護のほんねでは、「特別養護老人ホーム蔵前」、「特別養護老人ホーム　浅草ほうらい」、「東京都台東区立特別養護老人ホーム三ノ輪」をはじめとした、東京都/台東区の老人ホームを掲載中。そのなかでも特別養護老人ホームの条件に当てはまる施設は6件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。本音の口コミや評判を参考にすると施設選びがスムーズに進むかもしれません。実際の利用者やそのご家族、働いていた方やケアマネによるリアルな情報が満載です。

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台東区の老人ホーム・介護施設について

台東区は東京23区のほぼ中央に位置する区です。ここでは、「台東区での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

台東区の特徴

雷門（Tak1701d - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

台東区は「上野」や「浅草」などの観光名所が多い地区です。それに加えて「東京の下町」というイメージもあります。現在では都市開発が進みオフィスなどが増え商業地としての一面も見せています。伝統と新しさの両方を感じることができるエリアです。

台東区の人口は20万3,988人です。そのうち65歳以上の人口が4万5,955人で、高齢化率は22.53％になります（住民基本台帳による台東区の年齢別人口 2021年4月1日現在）。

面積は10.11k㎡と23区内で最も狭いです。なかでもエリア分けをすると、「谷中エリア」「上野エリア」「浅草エリア」「蔵前エリア」「浅草橋エリア」に分かれます。

参考：台東区「台東区の年齢別人口（５歳ごと）」「台東区の位置」

台東区の魅力

台東区内にはアメ横や上野、浅草、谷中などの人気スポットが多数存在していることも大きな魅力です。23区で一番狭いエリアにもかかわらず、「東京国立博物館」や「東京都美術館」「国立国会図書館国際子ども図書館」「上野動物園」など都立・国立の施設も充実しています。

これらの施設では定期的にイベントを開催しており、飽きがこない環境です。自由外出ができる自立の方であれば、老後の楽しみにもつながります。

台東区の主要な駅・区役所・地域包支援センター

台東区の駅、区役所、地域包括支援センターについてご紹介します。

台東区の主要な駅

台東区内ではJR山手線・京浜東北線・宇都宮線・高崎線・常磐線・総武本線、東京メトロ銀座線、日比谷線、千代田線、都営浅草線・大江戸線などの路線を使えます。合計で16カ所個の駅があります。

なかでも区内で最も利用者数の多い「上野」駅は、JR山手線・京浜東北線・東北本線・常磐線・上野東京ライン、東京メトロ日比谷線・銀座線の7つの在来線が乗り入れる都内でも有数のターミナル駅です。在来線だけでなく新幹線も停車します。東北新幹線・上越新幹線・北陸新幹線の3線が利用可能です。

鉄道以外にも、台東区が運営するコミュニティバス「めぐりん」が区内を循環して運行しています。自宅から駅までの移動の際などにとても便利です。

台東区役所

台東区役所は、台東区東上野4丁目5-6にあります。東京メトロ日比谷線「上野」駅、もしくは東京メトロ銀座線「稲荷町」駅から徒歩5分に位置します。またJR「上野」駅からは徒歩8分です。循環バス「めぐりん」を利用する際は「区役所前」バス停を下車して目の前です。

要介護認定の申請は「台東区の介護保険課」または「区内の地域包括支援センター」で受け付けています。要介護認定の再調査依頼の窓口も同じ課です。

老人ホームや介護施設の概要について記載されている「重要事項説明書」の「苦情解決の連絡先」として台東区役所が指定されている場合もあります。施設に直接伝えにくい内容や苦情は区役所の担当課に相談してください。

参考：台東区

台東区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み相談を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」などを業務として、各エリアに設置。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）などが相談に対する解決策を提示してくれます。

台東区内には合計7カ所の地域包括支援センターがあり、高齢者の方たちがいきいきと生活ができるように支援しています。以下、台東区の地域包括支援センターです。

あさくさ地域包括支援センター
やなか地域包括支援センター
みのわ地域包括支援センター
くらまえ地域包括支援センター
まつがや地域包括支援センター
たいとう地域包括支援センター
ほうらい地域包括支援センター

台東区のイベント

仲見世宝蔵門前の氏子各町神輿連合渡御（江戸村のとくぞう (Edomura no Tokuzo) - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

台東区で毎年恒例となっているイベント・お祭りを紹介します。

「三社祭（正式名称：浅草神社例大祭）」は浅草神社の祭りです。毎年5月の第3金曜・土曜・日曜の3日間で開催されます。日枝神社の山王祭、神田神社の神田祭とともに「江戸の三大祭」として古くから親しまれてきました

「浅草サンバカーニバル」は毎年8月の最終土曜日に馬道通りから雷門通りで開催されるイベントです。1981年から続くイベントで、日本最大のサンバカーニバルのコンテストとしても知られています。

「上野ぼたん祭」は毎年4月上旬から5月中旬のぼたんの開花時期に合わせて開催されるお祭りです。JR「上野」駅から徒歩6分にある「上野東照宮ぼたん苑」でおこなわれます。上野東照宮ぼたん苑では中国、アメリカ、ヨーロッパ品種を含めて500株以上のぼたんが咲いており、美しい春の様子を望めます。

台東区の高齢者支援制度

台東区が展開している高齢者に関する支援制度についてご紹介します。

認知症高齢者等早期発見ステッカー

認知症による徘徊で行方不明になってしまう可能性が高い高齢者に対し、靴や衣類にに貼るステッカーを無料で配布しています。申請時には高齢者の方本人の顔写真の提出が必要です。申請内容は、地域包括支援センターや区内の警察署と情報共有し身元確認の際に役立てられます。

参考：台東区「認知症高齢者等早期発見ステッカー」

民間緊急通報システム

台東区では、高齢者の方が家庭内で体調不良など緊急事態に陥った際に民間の受信センターにつながる専用通報機を貸し出しています。緊急時以外にも、月に1度の「お伺い電話」を通して健康状態の確認をおこないます。月額利用料は600円または300円です。

対象は「区内に在住の65歳以上の高齢者のみの世帯の方」や「慢性的な疾患があり、日常生活を送る際に注意が必要とされる方」です。問い合わせ窓口は台東区役所の高齢福祉課が窓口とになります。

参考：台東区「民間緊急通報システム」

高齢者ふれあい入浴券

自己負担50円で区内の公衆浴場を利用できる入浴券を配布しています。65歳以上の区民で「一人暮らし」「高齢者のみの世帯」「自宅に風呂のない方」が対象です。1年間で20回まで利用できます。台東区役所の高齢福祉課までお問い合わせください。

参考：台東区「高齢者ふれあい入浴券」

台東区で見つからない場合は周辺エリアを探す

希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。台東区に隣接するエリアは、荒川区、文京区、千代田区、中央区、墨田区などがありますので、台東区の情報と合わせてチェックしてみてください。

特別養護老人ホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは特別養護老人ホームへの入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい特別養護老人ホームの特徴」をご紹介します。

特別養護老人ホームの入居条件は満たしていますか？

通称「特養」と呼ばれている特別養護老人ホームは、費用が安価であるため人気です。特別養護老人ホームへの入居を希望の方は、まずは入居条件が満たしているかを確認しておくことをおすすめします。

特別養護老人ホームの入居条件

特別養護老人ホームの入居条件は主に以下の3点です。

要介護3以上で65歳以上の高齢者
特定疾病が認められた要介護3以上の40～64歳までの人
特例条件に当てはまる要介護1～2の人

要介護3以上の認定を受けた要介護度が重い方でなければ入居できません。ただし以下の特例条件に当てはまる方は要介護1、2だとしても入居可能です。

特例条件

認知症で、症状・行動や意思疎通の困難さが頻繁に見られる人
知的障害・精神障害等を伴い、症状・行動や意思疎通の困難さなどが頻繁に見られる人
家族からの深刻な虐待が疑われるなど、心身の安全・安心の確保が困難な人
単身世帯や、同居家族が高齢または病弱であるなど、家族による支援が期待できない

特別養護老人ホームの特徴を把握していますか？

国が運営する公的な施設

特別養護老人ホームは自治体や社会福祉法人が運営する公的な施設です。また介護保険制度で定められた「介護保険施設」でもあります。介護老人保健施設（老健）や介護医療院、介護療養型医療施設も介護保険施設に含まれます。

介護サービスの自己負担額は1～3割

施設内の介護サービスに関しては介護保険を利用できるため、自己負担額は1～3割で済みます。また初期費用はなく、月額費用も、他の施設形態に比べて安価です。

看取りまで対応できる

多くの特別養護老人ホームは、終身利用が可能であり「終の棲家」として入居できます。よって他の介護保険施設や、有料老人ホームに比べて入居期間が長く、平均で約4年です。参考：厚生労働省「介護老人福祉施設（参考資料）」

特別養護老人ホームの特徴についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

特別養護老人ホームのメリット・デメリット

では入居条件と特徴を踏まえて、メリットとデメリットについて紹介します。あらためて求める条件に合うかをご確認ください。

特別養護老人ホームのメリット

特別養護老人ホームのメリットは、介護サービスが充実しているうえに費用が安価というリーズナブルさに尽きます。また公的機関が運営している施設であり、入居中に施設が倒産するリスクも低いです。

さらに看取りまで終身にわたって利用できる施設が多いため、家族としても安心です。

特別養護老人ホームのデメリット

要介護3以上でなければ入居できないのがデメリットです。さらに特別養護老人ホームの場合は複数で1つの部屋を利用する「多床室」も多く、プライベートを確保できない可能性もあります。

特別養護老人ホームの費用

初期費用	月額費用
0円	5万～15万円

比較的安価で入居できると紹介しましたが、具体的にどのくらいかかるのかを紹介します。初期費用は0円、月額費用は5万～15万が目安です。最初にまとまったお金が必要なく、他の施設形態に比べるとリーズナブルなこともうれしいポイントです。

特別養護老人ホームの費用についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

入居待ちの期間は、他の施設に仮住まいするのも一案

特別養護老人ホームは人気が高い施設です。そのため、申込みをしても空室が出るまで待機するケースが多いです。入居を希望の方は早めに申し込み、仮押さえしておくことをおすすめします。

「退院が迫ってきたが在宅介護は難しい」など、緊急性が高い場合は、同時進行で他の施設へ入居するのも一案です。民間の施設のなかには、特別養護老人ホームと同じくらい安価な施設もあります。

なお、介護のほんねでは全国の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを紹介しています。ぜひ、特別養護老人ホームを待機している間の仮住まいをお探しの方も、お気軽にご相談ください。

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特別養護老人ホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

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