越谷市の自立の受入が可能なサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「スタイルケア越谷」、「ハーウィル北越谷」、「つくしんぼ弐番館」をはじめとした、埼玉県/越谷市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅/自立の条件に当てはまる施設は7件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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越谷市の老人ホーム・介護施設について

越谷（こしがや）市は、埼玉県の南東部に位置している中核市です。かつては日光街道の宿場町として栄え、現在は東京のベッドタウンの一つになっています。こちらでは「越谷市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

越谷市の特徴

越谷市役所庁舎（Ebiebi2 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

越谷市の人口は34万5,482人です。65歳以上の高齢者の人口は8万7,289人で、高齢化率は25.27％です（2021年1月1日現在）。越谷市の面積は、60.24㎢です。エリアとしては、以下の13地区に分かれています。

桜井地区、新方（にいがた）地区、増林（ましばやし）地区、大袋地区、荻島地区、出羽（でわ）地区、蒲生（かもう）地区、川柳（かわやなぎ）地区、大相模地区、大沢地区、越谷地区、南越谷地区、北越谷地区

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調27ページ」／越谷市「越谷市の概要」「市内13地区・各団体の情報ページ13の地区名」

越谷市の魅力

越谷市は都会と自然の両方を感じられるエリアです。「越谷」駅の東口には再開発ビル群の「越谷ツインシティ」があります。東南部には日本一大きなショッピングセンターである「イオンレイクタウン」があり、市民の生活を支えています。

一方で自然あふれるスポットがあり「県営しらこばと公園」「越谷いちごタウン」「キャンベルタウン野鳥の森」「日本庭園花田苑」などが人気です。

主な特産品は「越谷ネギ」や、大きな芽があり縁起物としておせちに使われる「くわい」などがあります。市内の製菓店では「くわい」を使用したコラボレーション商品も多いです。郷土料理では、ネギを使ったご当地グルメ「こしがや鴨ネギ鍋」が知られています。

越谷市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

越谷市の主要な駅

越谷市にはJR武蔵野線、東武スカイツリーライン・伊勢崎線が乗り入れています。主要駅は「越谷」駅や「越谷レイクタウン」駅です。「越谷」駅では東武スカイツリーライン・伊勢崎線を使え、「浅草」駅をはじめとした東京都内の駅まで1本で行けます。

越谷市役所

越谷市役所の所在地は越谷市越ケ谷4丁目2-1です。「越谷」駅東口から徒歩約7分で到着します。また「越谷市役所前」バス停からだと、歩いてすぐです。

要介護認定申請の手続きは、地域共生部介護保険課（第二庁舎1階）で受け付けています。

参考：越谷市役所

越谷市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

越谷市内には12カ所の地域包括支援センターがあり、加えて1カ所の出張所があります（2021年9月1日現在）。

参考：越谷市「越谷市地域包括支援センター（高齢者の総合相談窓口）」

越谷市のイベント

2012年越谷阿波踊り（Ocdp - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

越谷市で毎年開催されている恒例のイベントをご紹介します。

「南越谷阿波踊り」は、8月下旬に「南越谷」駅、「新越谷」駅周辺で開催されるイベントです。70万人以上もの人が訪れ、日本三大阿波踊りの1つに数えられる大規模な夏の風物詩となっています。通りを進む「流し踊り」、ステージで踊る「舞台踊り」、各連が独自に表現する「組踊り」などのパフォーマンスを見られます。

「越谷花火大会」は、毎年7月下旬に越ヶ谷の中央市民会館のそばで催される花火大会です。スターマインを中心とした約5,000発の花火が打ち上がり、越谷の夏を彩ります。川の水面に映る光景も楽しめるイベントです。

「こしがやイルミレイク」は、越谷レイクタウンの中にある大相模調節池で開催されるイルミネーションイベントです。大相撲調節池に無数のLEDボールが広がり、幻想的な景色が楽しめます。クリスマスマーケットも同時に開催されます。

越谷市の老人ホームや介護施設には、外出レクリエーションの一環としてこのようなイベントに参加する施設もあります。気になる方は入居前に施設の職員に尋ねてみましょう。

越谷市の高齢者支援制度

越谷市では、高齢者が安心して生活を送れるように、高齢者支援制度を展開しています。

訪問理美容サービス

自分で理容所・美容所へいけない方の自宅に、理容・美容師が訪問してくれるサービスです。市が、理美容師の出張費を年4回まで負担してくれます。なお、理美容代は自己負担となります。

対象は、越谷市に住民票がある在宅の方で、かつ以下の3点のいずれかを満たす方です。

要介護3～5の認定を受けている65歳以上の方
下肢・体幹で身体障害者手帳1級または2級の交付を受けている方
療育手帳「○A」（最重度）、「A」（重度）の交付を受けている方

問い合わせは、越谷市役所の地域包括ケア課や障害福祉課で受け付けます。

参考：越谷市「訪問理美容サービス事業」

緊急通報システム

発作症状などの疾患がある一人暮らしの高齢者の自宅に、緊急通報センターへつながる緊急通報装置を貸し出す制度です。緊急ペンダント、もしくは本体の緊急ボタンを押すと、コールセンターにつながります。電話の使用にかかる基本料金や通話料金、電気料金は自己負担です。

対象は、65歳以上の住民税非課税世帯の方で「発作症状の疾患を持っているひとり暮らしの方」または「発作症状を伴う疾患がある方を含めた高齢者だけで暮らす世帯員の方」です。なお、自宅に電話回線または固定電話機が必要となります。

お問い合わせ窓口は、越谷市役所地域包括ケア課です。

参考：越谷市「緊急通報システム」

越谷市で見つからない場合は周辺のエリアで探してみる

越谷市には複数の老人ホームや介護施設がありますが、希望の条件をクリアできる場所が見つからない場合は、周辺の地域でも探してみましょう。越谷市と隣接しているのは、さいたま市、春日部市、川口市、草加市、吉川市、北葛飾郡松伏町です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。