深谷市の自立の受入が可能なサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「シルバーホームさくら苑深谷」、「シルバーホームさくら苑上柴」、「ケア・トラスト一期の家深谷上野台」をはじめとした、埼玉県/深谷市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅/自立の条件に当てはまる施設は4件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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深谷市の老人ホーム・介護施設について

深谷市（ふかやし）は、埼玉県北部の都市で、農業が盛んなエリアです。こちらでは「埼玉県深谷市での高齢者の暮らし」について詳しくご紹介します。

深谷市の特徴

深谷市役所（Nyao148 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

深谷市の人口は14万2,803人です。65歳以上の高齢者の人口は4万1,859人で、高齢化率は29.31％です（2021年1月1日現在）。深谷市の面積は、138.37㎢です。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／深谷市「面積」

深谷市の魅力

深谷市は利根川（とねがわ）と荒川が流れる肥沃（ひよく）な地域です。自然を生かして農産物が多く生産されていることから❝関東の台所❞と呼ばれています。全国的に有名な「深谷ねぎ」をはじめ、ブロッコリーやキュウリ、トマト、トウモロコシのほか、シロナスといった新鮮な野菜が多く収穫されています。また深谷ゆりやチューリップといった観賞用植物の生産が盛んです。

渋沢栄一（しぶさわえいいち）の出身地であり「渋沢栄一記念館」「旧渋沢邸」「誠之堂（せいしどう）・清風亭」が観光スポットです。またそのほか四季の変化が楽しめる「鐘撞堂山（かねつきどうやま）」では気軽にハイキングを楽しめます。

参考：埼玉県「農業の概要」「深谷市の見所紹介」／深谷市「伝統野菜」「丸系八つ頭」

深谷市の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

深谷市の主要な駅

深谷市にはJR高崎線、JR湘南新宿ライン、秩父（ちちぶ）鉄道が走っています。主要な駅は「JR深谷」駅で、JR高崎線と湘南新宿ラインが乗り入れています。湘南新宿ラインを使えば「新宿」駅や「渋谷」駅といった都内の大規模な駅に1本でいけます。

深谷市役所

深谷市役所の所在地は、深谷市仲町11-1です。電車を利用する場合は、JR「深谷」駅から徒歩約9分です。

要介護認定のお申し込みは、市役所長寿福祉課または各総合支所市民生活課で受け付けます。申請には申請する本人の介護保険被保険者証が必要です。

参考：深谷市役所

深谷市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

深谷市内では地域包括支援センターを「大里広域地域包括支援センター」と呼んでいます。市内には大里広域地域包括支援センターが計6カ所設置されています（2021年3月30日現在）。

参考：深谷市「地域包括支援センターのご案内」

深谷市のイベント

深谷市で毎年開催されている恒例のイベントをご紹介します。

「深谷まつり」は、毎年7月の最終土曜日にJR「深谷」駅北口周辺で開催されています。起源である「八坂まつり」を含めると、300年以上の歴史があります。お祭りでは、深谷市にある10以上の町会による神輿（みこし）を担ぐパレードが見られます。猛暑になりやすい土地柄のせいか神輿に水をかける珍しい風習があり、迫力満点です。

「深谷七夕まつり」は毎年7月上旬の金・土・日曜日に解される祭りです。毎年市内外から多くの観光客が訪れて賑わっています。期間中には中山道（なかせんどう）が歩行者天国となり、くす玉飾りや竹笹どでカラフルに彩られます。

老人ホームや介護施設によっては、外出レクリエーションの一環としてこのようなイベントに参加する施設があります。メリハリのある生活を送るために、イベントへの参加が気になる方は入居前に施設に問い合わせてみてください。

深谷市の高齢者支援制度

深谷市が展開している高齢者向け支援制度についてご紹介します。

福祉タクシー利用料金助成事業

市と協定しているタクシー業者を利用する際の料金を助成してくれる制度です。申請すると、タクシーの基本料金相当額を補助する利用券が1年間で最大28枚まで交付されます。なお、深谷市と協定を結んでいないタクシー業者では利用できません。

対象者は「70歳以上の方で介護保険の要介護認定で要支援1・2、要介護1、2、3の認定を受けている方」かつ「介護保険料の算定基準が第1、第2、第3段階に該当される方」です。

参考：深谷市「生活支援サービスについて」

寝具洗濯乾燥消毒サービス事業

自力では洗濯するのが難しい高齢者のために、寝具類の洗濯や乾燥消毒をしてくれる事業です。申請すると、年4回布団を集配し、丸洗いまたは乾燥消毒をおこなってくれます。費用の1割（丸洗い625円、乾燥消毒268円）が自己負担となります。

対象者は「70歳以上のひとり暮らしの方」「75歳以上の夫婦世帯、身体障害者手帳（肢体不自由）1級または2級の交付を受けている方」「介護保険の要介護認定で要介護4・5の認定を受けている方で、1日中寝たきりの方」のいずれかです。深谷市社会福祉協議会で申し込めます。

参考：深谷市「生活支援サービスについて」

訪問理美容サービス事業

自力で理美容室へ行けない方のために、自宅まで理容・美容師が訪問し、しかも理美容サービスを受ける際にかかる費用を助成してくれる制度です。申請すると、年4回利用できます。費用の2割（1,000円）は自己負担となります。

対象者は「要介護保険の要介護認定で要介護4または5の認定を受けている方」または「身体障害者手帳（肢体不自由）1級または2級の交付を受けている方」です。深谷市社会福祉協議会で申し込めます。

参考：深谷市「生活支援サービスについて」

深谷市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

深谷市で希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。深谷市は熊谷市、本庄市、比企郡嵐山町、児玉郡美里町、大里郡寄居町、群馬県伊勢崎市、太田市と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。