新座市の自立の受入が可能なサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「そんぽの家S 新座」、「ココファン新座石神」をはじめとした、埼玉県/新座市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅/自立の条件に当てはまる施設は2件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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新座市の老人ホーム・介護施設について

埼玉県の南部に位置する新座（にいざ）市は、東京都のベッドタウンとして発展しています。こちらでは「新座市での高齢者の暮らし」に関する情報をご紹介します。

新座市の特徴

新座市役所（Tnk3a - 投稿者自身による作品, CC BY-SA 2.1 jp, リンクによる）

新座市の人口は16万6,208人です。そのうち65歳以上の高齢者は4万2,575人で、高齢化率は25.62%となります（2021年1月1日現在）。

新座市の面積は22.78㎢です。主に6つのエリアに分けられます。

圏域	行政地区
北部第一圏域	東北・東・野火止（のびとめ）5～8丁目
北部第二圏域	畑中・馬場・栄・新塚
東部第一圏域	池田・道場・片山・野寺
東部第二圏域	中野・大和田・新座・北野
西部圏域	あたご・菅沢（すがさわ）・本多・野火止1~4丁目・西堀・新堀
南部圏域	石神・栗原・堀ノ内

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日）」／国土交通省国土地理院「令和3年全国都道府県市区町村別面積調（10月1日時点）」／新座市「213（ニイザ）ささえあい隊News」

新座市の魅力

新座市には、歴史的文化資産があります。江戸時代の大名・松平信綱（まつだいらのぶつな）が開削した「野火止用水」や県指定有形文化財の「平林寺（へいりんじ）」などです。

このほかには由緒ある「大和田氷川神社」や、桜の名所で親しまれている「本多緑道」、日帰り温泉施設の「にいざ温泉」といった、魅力的な名所が豊富です。

また新座市は自然や水に恵まれており、野菜の栽培が盛んです。ご当地商品として、ゴボウを練り込んだ「ごぼううどん」や、ニンジンを練り込んだ「にんじんうどん」が人気です。

新座市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

新座市の主要な駅

新座市はJR武蔵野線、東武東上線が走行しています。

主要駅は「新座」駅、「志木駅」です。「新座」駅は「東京」駅まで乗り換えなしで移動できます。

新座市役所

新座市役所は、新座市野火止1丁目1-1にあります。「新座市役所」バス停からすぐです。

要介護認定の申請は介護保険課の窓口で受け付けています。介護保険課宛に郵送での申請も可能です。

参考：新座市役所

新座市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

新座市では、地域包括支援センターを「高齢者相談センター」と呼んでいます。市内には7カ所設置されています。

参考：新座市「高齢者相談センター（地域包括支援センター）のご案内」

新座市のイベント

平林寺（arashio1, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

新座市で開催されているイベントをご紹介します。

「平林寺半僧坊（はんそうぼう）大祭」は、毎年4月17日に平林寺にて開催されています。大般若経六百巻の転読がおこなわれます。また、松平信綱をたたえる伊豆殿行列、植木市、露店があり、老若男女が楽しめるお祭りです。

「新座快適みらい牡丹（ぼたん）祭り」は、新座市総合運動公園で毎年4月上旬から5月上旬まで実施されています。カラフルな彩りで一面に咲くボタンを観賞できます。

「大江戸新座祭り」は、ふるさと新座館周辺で毎年7月中旬におこなわれています。当日は「志木」駅南口から新座中央通りは歩行者天国になり、阿波踊りを披露します。お祭り終盤の「総踊り」は、活気にあふれ圧巻です。

老人ホームや介護施設によっては、地域のイベントに積極的に参加します。施設ごとに方針は異なるので、入居検討時に施設側へ確認してみましょう。

新座市の高齢者支援制度

新座市で暮らしている方に役立つ高齢者の支援制度をご紹介します。

訪問理美容サービス

自力で理美容室に行くのが難しい高齢者が利用できる訪問理美容サービスです。2カ月に1回利用でき、1年度につき最大6回利用できます。出張費用は無料ですが、カット料金は自己負担です（料金は事業所によって異なります）。

対象者は「理美容室に行くことが困難」「65歳以上の在宅高齢者」「寝たきり状態または心身の障がいや病気がある」「市民税非課税」の条件を満たす方です。

参考：新座市「訪問理美容サービス」

配食サービス

一人暮らしの高齢者に昼食を配達するサービスです。栄養改善と安否確認を目的としています。月～土曜日までの6日間、1食450円で利用が可能です。

対象者は「おおむね65歳以上の高齢者」「一人暮らしまたは高齢者のみの世帯（日中夜間に同様の状態になる方を含む）」の条件を満たす方です。

参考：新座市「配食サービス」

ふとん乾燥車派遣

在宅での衛生状態の維持と、快適に過ごしてもらえるように、乾燥車派遣サービスを実施しています。基本的に月2回の頻度（2月・6月は3回、8月は0回）で利用でき、料金は無料です。

対象者は「自力で布団を干すことが難しい」「おおむね65歳以上」「一人暮らしまたは寝たきりの高齢者がいる世帯」の条件を満たす方です。

参考：新座市「ふとん乾燥車派遣」

新座市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

新座市内で老人ホームを探していて、希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。新座市は朝霞市、志木市、所沢市、入間郡三芳町、東京都練馬区、清瀬市、西東京市、東久留米市と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。