さいたま市南区の最寄り3km以内のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「ハーウィル浦和　かわせみの郷」、「ハーウィル南浦和ウーデンハウス」、「エイジフリーハウスさいたま武蔵浦和」をはじめとした、埼玉県/さいたま市南区/最寄り3km以内の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は7件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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さいたま市南区の老人ホーム・介護施設について

南区は、さいたま市の南端に位置しています。さいたま市内で最も人口が多い区です。今回は「さいたま市南区での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

さいたま市南区の特徴

埼玉県さいたま市南区　南区役場（オリジナルのアップロード者は日本語版ウィキペディアのainosukeさん - ja: South peer.jpeg, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

さいたま市南区の人口は、19万2,083人です。65歳以上の高齢者人口は3万7,257人で、高齢化率は19.40％です（2021年1月1日現在）。

面積は13.82㎞²です。地区は大谷場（おおやば）、谷田、大谷口（おおやぐち）、南部、武蔵浦和、西浦和、西の7つに分けられます。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和3年全国都道府県市区町村別面積調（10月1日時点）」／さいたま市「さいたま市南区ガイドマップ」

さいたま市南区の魅力

さいたま市南区は、交通の利便性と豊かな自然が両立している街です。国道17号や大宮バイパス、産業道路といった幹線道路が整備されており、車を使って市内外へ簡単にアクセスできます。また、鉄道を使って東京都心部に移動しやすいため「さいたま市の南の玄関口」と呼ばれています。

一方で、区全域にわたって河川や水路、公園が整備された環境共生都市という一面があります。「別所沼公園」は、緑豊かな木々や芝山がある場所です。公園内の別所沼では、カモや鯉が泳ぐ姿を観賞できます。また、公園から「武蔵浦和」駅までの散策路は、桜や紅葉を楽しめるスポットです。

さいたま市南区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

さいたま市南区の主要な駅

南区にはJR埼京線・京浜東北線・武蔵野線が走っています。主要な駅は「武蔵浦和」駅、「南浦和」駅、「中浦和」駅です。また、さいたま市南区では路線バスやコミュニティバスが運行しているため、区内の移動に便利です。

南区役所

南区役所の所在地は、南区別所7丁目20-1です。JR武蔵野線の「武蔵浦和」駅西口から徒歩約1分で到着します。

要介護認定の申請は、南区役所の高齢介護課（5階）で受け付けています。

参考：南区役所

さいたま市南区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保険・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任会議支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

さいたま市南区では、地域包括支援センターをシニアサポートセンターと呼んでいます。さいたま市南区にはシニアサポートセンターが3カ所設置されています。

参考：さいたま市「シニアサポートセンター（地域包括支援センター）へご相談ください」

さいたま市南区のイベント

花と緑の散歩道のあじさい（Kamaura - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

さいたま市南区内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「西南さくら祭り」は毎年4月上旬に「花と緑の散歩道」で開催されます。約180本の桜並木を観賞できるイベントです。太鼓や吹奏楽、おはやしの演奏が楽しめます。模擬店やフリーマーケットの出店があり、多くの来場者で賑わいます。会場の花と緑の散歩道は、アジサイや紅葉の名所として知られています。

「浦和よさこい」は、毎年7月中旬に「南浦和」駅周辺で開催される夏祭りです。浦和よさこいパレードや浦和踊り、神輿渡御（みこしとぎょ）といった催しを見に、例年約5万人の人出で賑わいます。色とりどりの衣装に身を包んだ踊り子たちが通りを埋め尽くす姿は壮観です。

さいたま市南区の高齢者支援制度

さいたま市南区で利用できる高齢者の支援制度をご紹介します。

徘徊高齢者等探索サービス

徘徊し自宅に戻れなくなってしまう高齢者に対し、探索専用の小型端末機を貸し出すサービスです。介護者が探索サービスセンターに連絡することで、行方不明者のおおよその居場所を特定できます。費用は初回手数料が5,500円、月々の利用料が340円です。

対象者は「さいたま市に住所があり、徘徊する可能性がある高齢者を在宅介護する家族」の方です。申請・相談は区役所の高齢介護課高齢福祉係で受け付けています。

参考：さいたま市「徘徊（はいかい）高齢者等探索サービス」

福祉電話設置事業

固定電話や携帯電話を所有していない一人暮らしの高齢者の自宅に電話を設置するサービスです。高齢者の方の孤独感を和らげ、福祉の増進を目指す取り組みです。

基本料金や設置費、維持管理費、撤去費は無料です。ただし、通信料や市内での転居に伴って発生する費用は自己負担となります。

対象者は「さいたま市内に住む65歳以上の独居者」で「生活保護等を受けている方・市県民税が課せられていない方」のうち「継続的に安否確認が必要な方」です。

申請または相談は区役所の高齢介護課高齢福祉係です。

参考：さいたま市「福祉電話設置事業」

重度要介護高齢者紙おむつ等支給

常におむつが必要な在宅の高齢者に、月に1度紙おむつや尿とりパッド、おしりふき、使い捨て手袋を支給するサービスです。1カ月6,000円を限度とした利用券を、年間最大12枚支給します。商品カタログから商品を選び、直接業者へ注文します。

対象は、市内在住の65歳以上の高齢者で常時おむつが必要な方のうち、以下の全てに当てはまる方です。

さいたま市の介護保険の被保険者である
要介護度が3以上である
※ただし、要介護度3の場合は、要介護認定における認定調査票で「排尿」または「排便」の項目において、「介助」、または「見守り等」に当てはまっている
- 本人の介護保険の保険料率が第1～5段階までである
- 介護保険料を滞納していない
- 生活保護等の受給者ではない
- 介護保険施設（地域密着型介護老人福祉施設含む）に入所していない
- 介護療養型医療施設に入院していない
- 病院または診療所への入院が3カ月を超えていない
参考：さいたま市「重度要介護高齢者紙おむつ等支給事業」
さいたま市南区で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。南区はさいたま市桜区、中央区、浦和区、緑区、朝霞市、戸田市、蕨市、川口市に隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。