大和市の要支援の受入が可能なサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「イルミーナやまと」、「エルダーガーデン大和」、「うぃずYouやまと」をはじめとした、神奈川県/大和市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅/要支援の条件に当てはまる施設は9件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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大和市の老人ホーム・介護施設について

大和（やまと）市は、神奈川県のほぼ中心に位置する市です。今回は「大和市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

大和市の特徴

大和市役所（CC 表示-継承 3.0, リンク）

大和市の人口は、24万998人です。65歳以上の高齢者人口が5万7,634人になり、高齢化率は23.91%になります（2021年1月1日現在）。

大和市の面積は27.06㎢です。エリア分けをすると「中央林間・つきみ野」「南林間・鶴間」「大和・相模大塚」「桜ヶ丘」「高座渋谷（こうざしぶや）」の5つになります。

交通の利便性が良く、相模原台地特有の平坦な道が多いのが特徴です。また、首都圏でありながら、自然に囲まれた住みやすいエリアになります。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」／大和市「大和市のデータ」「第Ⅰ編大和市の都市特性」「子育てするなら絵本のまち」

大和市の魅力

大和市は「図書館城下町大和市」を旗印として、気軽に本に触れられる市を目指しています。その本丸が「文化創造拠点シリウス」です。生涯学習センター、芸術館ホールなどが集まった図書館になります。館内では飲み物を飲みながら本を読んだり、勉強をしたりして自由に過ごせます。

また特産品としてさくら街道、湘南ポテト、大和っこと、お菓子が有名です。そのほか大和の芋焼酎「和み」は、紅あずまで作られたお酒で、まろやかな口当たりで飲みやすいと評判です。

大和市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

大和市の主要な駅

大和市は交通網が発達しており、非常にアクセスの良いエリアです。相模鉄道本線、小田急電鉄、東急電鉄田園都市線が通っており、市域から県内の各都市まで乗り換えは不要です。主要な駅は「大和」駅、「中央林間」駅です。また、市内にはコミュニティバスの「やまとんGO」「のろっと」が走っています。

大和市役所

市役所は、要介護認定の申請、助成金の申請、住民票の受け取りと、さまざまな手続きをするための窓口が設置されています。

大和市役所の所在地は、大和市下鶴間1丁目1-1です。「オークシティー前」「市役所市立病院前」または「市立病院」バス停から徒歩3分の場所に位置しています。

大和市での要介護認定の申請は、大和市役所本庁の介護保険課または保健福祉センター（5階）で受け付けています。本人以外が申請を代行する場合は、地域包括支援センター、居宅介護支援事業所、介護保険施設で申請可能です。

参考：大和市役所

大和市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

地域包括支援センターは、大和市内に9カ所設置されています。

参考：大和市「地域包括支援センターの担当区域」

大和市のイベント

大和市で開催されている毎年恒例のお祭りをご紹介します。

「大和市民祭り」は、引地台公園（ひきちだいこうえん）をメーン会場として毎年5月におこなわれています。2,500人が参加する市民パレードが大きな見どころの1つ。学生によるマーチングバンドや地域住民の踊り、園児の演奏行進と、幅広い年代の方が参加しています。

「神奈川大和阿波おどり」は、毎年7月下旬ごろに大和駅周辺商店街で開催されます。事前に参加登録するだけでなく、飛び入り参加で阿波おどりに参加できます。

「大和天満宮例大祭」は大和天満宮にて、毎年8月の第4土曜・日曜におこなわれます。お神輿（みこし）は地元を巡りお披露目されるので、天満宮周辺は活気であふれます。

大和市の高齢者支援制度

大和市で展開される高齢者支援制度をご紹介します。

はいかい高齢者等SOSネットワーク

認知症を患っている方の「徘徊行動」に対して、保護された際、身元がわかるようにシールやSOSワッペン、反射ステッカー、QRコードを配布します。警察や大和市役所が発見者、家族と連携して早期発見につなげる取り組みです。

登録申し込みを希望する方は、地域包括支援センターか在宅介護支援センターに問い合わせてください。

参考：大和市「はいかい高齢者等SOSネットワーク」

やまといきいき健康体操

やまといきいき健康体操は、大和市と東海大学が共同で作成した独自の健康体操です。足腰の筋力、バランス感覚の維持・向上、脳活性化によって、転倒した際に骨折することを防いだり、認知症の予防をしたりする効果が期待できます。

動画はYouTubeで公開されているほか、市役所のホームページではマニュアルを確認できます。

参考：大和市「やまといきいき健康体操」

高齢者見守りシステム（緊急通報システム）

何か問題が発生した際にボタンを押せばつながる緊急通報用の機器と、利用者の体温のゆらぎを感知し異常が起こった場合に自動で通報するセンサーを貸与しています。対象者は以下の通りです。

65歳以上の一人暮らしの方で、心疾患、脳血管疾患、慢性呼吸不全、癌、糖尿病、高血圧症等の持病があり、その持病を原因として意識の喪失、運動機能の著しい低下など、緊急時に外部へと連絡することが困難となる可能性の高い方
一方が「1」と同様の身体状況で、他方の方が寝たきり、認知症などにより緊急時に適切な対応ができない状態にある世帯
80歳以上の一人暮らしの方

参考：大和市「高齢者見守り（緊急通報）システムについて」

大和市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

大和市には、老人ホームや介護施設がたくさんあります。希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。大和市は横浜市、相模原市、藤沢市、海老名市、座間市、綾瀬市、東京都町田市に隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。